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【世界15カ国】HoYoverseの『原神』、日本のGoogle Play売上ランキングが28位から2位へ。新地域スネージナヤで20位以内はアジア5市場だけ

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【世界15カ国】HoYoverseの『原神』、日本のGoogle Play売上ランキングが28位から2位へ。新地域スネージナヤで20位以内はアジア5市場だけ

3行サマリー

  • HoYoverseが8月12日に『原神』のVer.7.0を配信し、7つ目の国「スネージナヤ」を開きました。Ver.6.8は飛ばしています。
  • 当サイトが毎日取得している15の国と地域の公開ランキングでは、日本のGoogle Play売上が8月12日の28位から翌13日に4位、15日と16日は2位です。
  • 8月16日の時点で売上20位以内に『原神』が見えるのは日本・香港・台湾・シンガポール・韓国の5市場だけで、1位になった市場は1つもありません。

日本のGoogle Play売上は8月12日に28位、翌13日に4位、15日から2位

『原神』のGoogle Play売上ランキングが、8月13日を境に一斉に動きました。当サイトが毎日記録している15の国と地域のうち、5つの市場で同じ日に順位が跳ね上がっています。

いちばん高いところまで行ったのは日本です。8月12日の取得時点では28位。翌13日に4位まで上がり、15日と16日は2位で並んでいます。上げ幅そのものは日本より台湾のほうが大きいのですが、最新の取得日である8月16日の順位で日本に届いた市場はありません。

国・地域8/12(更新直前)8/13(更新翌日)8/16(最新取得日)8/12→8/16の上げ幅
日本28位4位2位26ランク
香港46位11位8位38ランク
台湾68位17位13位55ランク
シンガポール52位18位14位38ランク
韓国53位19位16位37ランク

いずれもGoogle Playの売上ランキングでの数字です。ここで「1位」と書ける市場はありません。観測している14日間を通して、5市場のどこでも『原神』が売上1位になった日は1日もなく、最高位は8月15日と16日の日本の2位です。

残る10の市場については、8月16日の時点でGoogle Play売上の20位以内に『原神』が入っていません。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ブラジル、インド、サウジアラビア、インドネシア、タイの9市場がこれにあたります。中国はGoogle Playそのものが動いていないため、この比較には最初から入りません。

順位の取り方:15の国と地域の公開ランキングを毎日1回、日本時間の昼過ぎに保存している

ここまでの数字は、すべて当サイトが自分で取っているものです。あとから同じ場所を見て確かめられるように、取り方を書いておきます。

対象は日本・韓国・アメリカ・台湾・香港・中国・ドイツ・フランス・イギリス・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイの15の国と地域。App StoreとGoogle Playが公開しているランキングそのものを、日本時間の昼過ぎに毎日1回、その時点の順位として1日1件ずつ保存しています。推計値ではありません。記録しているのはGoogle Playの無料ダウンロードと売上、App Storeの無料ゲームの3種類で、取得範囲はGoogle Playが各200位、App Storeのゲームが各25位までです。

できないことも書いておきます。1日1回の記録なので、日中に上下した動きは残りません。取得範囲から外れているだけの場合と、その国で配信されていない場合は、データのうえではどちらも同じ「見えない」になります。中国にはGoogle Playがないので、今回の売上比較には最初から入りません。

日付の読み方にも癖があります。Google Playの売上ランキングはその日の課金がすぐ反映されるわけではないので、8月12日の取得値は更新前の状態をほぼそのまま映しています。更新の影響が出た最初の数字は13日です。

過去の推移は世界ゲームランキング定点観測のページで公開しています。

上げ幅がいちばん大きいのは台湾の55ランク、それでも最新日は13位で日本に届かない

5市場を並べると、動き方が2種類に分かれます。

台湾は8月12日に68位で、5市場のなかでいちばん低い位置にいました。そこから16日の13位まで55ランク上げています。香港の38ランク、シンガポールの38ランク、韓国の37ランクも似た形で、いずれも40位台から50位台にいたものが10位台に入りました。

日本だけが違います。更新前の28位という位置が、すでに5市場でいちばん高い。そこから2位まで来ているので、上げ幅は26ランクと5市場で最小です。数字の見かけだけなら日本の動きがいちばん小さいことになりますが、上位ほど1ランクの重みが増すので、28位から2位への移動は40位台から10位台への移動とは意味が違います。

8月13日以降の動きにも差が出ました。日本は13日の4位から15日に2位へさらに上げています。ほかの4市場は13日の水準から1〜4ランクの改善にとどまり、そこで止まっている状態です。台湾が17位から13位、韓国が19位から16位、香港が11位から8位、シンガポールが18位から14位でした。

HoYoverseはVer.6.8を飛ばして8月12日にVer.7.0を配信し、7つ目の国スネージナヤを開いた

順位の外側で何があったかは、当サイトでは測れません。ここからは公式発表と各国の報道によります。

運営元のCOGNOSPHEREは8月12日、『原神』の大型アップデートVer.7.0「神に愛されぬ雪国」を同日実装したと発表しました。新地域「スネージナヤ」が開き、新★5キャラクター「オデット」(声優は上坂すみれ)と新★4「アリョーシャ」(声優は佐藤元)を含むイベント祈願が9月1日まで開催されています。

出典『原神』Ver.7.0大型アップデートを本日8月12日に実施。待望の新地域「スネージナヤ」実装!さらに新★5「オデット」(CV:上坂すみれ)、新★4「アリョーシャ」(CV:佐藤元)が登場!(株式会社COGNOSPHERE / 2026年8月12日)

出典「原神」氷の国・スネージナヤがついに実装!オデット(CV:上坂すみれ)、アリョーシャ(CV:佐藤元)が登場のイベント祈願も開催(Gamer / 2026年8月12日)

本日8月12日(水)アップデート後より、新地域「スネージナヤ」が実装され、新エリア「古獣の氷原」「永結の凍土」「霜つく峰」「焔翼の谷」「白樺の雪葬地」が開放されます。

スネージナヤはテイワット大陸の7つ目の国で、2020年の配信開始から順に開かれてきた地域の最後にあたります。当サイトでも7月9日の記事で、実装日が8月12日に決まったことを取り上げていました。今回はその日が来たあとの数字です。

もうひとつ、今回はVer.6.8が存在しません。6.7から7.0へ直接進んでいます。ドイツの技術メディアNotebookcheckは7月22日の記事で、それだけでも『原神』の歴史のなかで大きい部類の更新になる、と書いていました。番号を1つ飛ばすのは、開発側が今回をどう位置づけているかの表明でもあります。

6年かけて用意された雪の国に、いちばん強く反応したのは日本の旅人だった

同じ更新が同じ日に届いても、財布の動き方は市場ごとにまるで違います。

台湾や韓国では、40位台から60位台にいたタイトルが10位台まで戻ってきました。更新のたびに一度戻ってくる、という形です。日本は違って、更新前から28位という上位にいて、そこからさらに2位まで上がりました。日常的に課金しているプレイヤー層の厚みが、更新の瞬間にそのまま上乗せされています。

『原神』を作っているのは中国のHoYoverseですが、新キャラクターのオデットとアリョーシャには日本語の音声が初日から付いていて、担当したのは上坂すみれと佐藤元です。日本のプレイヤーにとって、スネージナヤは6年ものあいだ最後まで残されていた土地でした。その最後の国が、日本語で、世界と同じ日に開いた。売上2位という数字は、待たされた6年の長さがそのまま出たものだと見ています。

気になるのはこの先です。大型更新の直後は祈願の期間中だけ順位が持ち上がり、期間が終わると元の水準へ戻るのが通例。イベント祈願は9月1日18時59分までなので、答えが出るのは9月に入ってからです。日本の2位が残るのか、20位台へ戻るのか。定点観測は毎日続けているので、9月頭の数字が出そろったところで続きを書きます。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。