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【アメリカ】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、Steam同時接続1万5154人。前作the 1stは2つのアプリに分かれていた

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Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、Steam同時接続1万5154人。前作the 1stは2つのアプリに分かれていた

3行サマリー

  • 日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』のSteam同時接続プレイヤー数は、最高1万5154人(SteamCharts、2026年9月23日時点の表示)
  • 前作『空の軌跡 the 1st』はアジア版が1万4210人、欧米版が3800人と、2つのアプリに分かれていた
  • 日本のSteam価格は通常8,800円が10%オフの7,920円。批評家41媒体の平均点は92点

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Series空の軌跡 the 2nd全3本

日本ファルコム『英雄伝説 空の軌跡 the 2nd』の世界同時発売と海外評価を追う連載

  1. 2026/8/10【中国】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、中国語版も9月17日に世界同時発売。新PVが出た8月7日は主人公エステルの誕生日
  2. 2026/9/17【アメリカ】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、海外レビュー平均91点で前作超え。9月17日世界同時発売
  3. 2026/9/23【アメリカ】日本ファルコム『空の軌跡 the 2nd』、Steam同時接続1万5154人。前作the 1stは2つのアプリに分かれていた(この記事)

Steam同時接続1万5154人、前作アジア版の1万4210人を上回りました

日本ファルコムの『空の軌跡 the 2nd』が、Steamで同時接続プレイヤー数1万5154人を記録しました。SteamChartsの当該ページを2026年9月23日に確認した時点で、直近30日の平均は8136.37人、24時間のピークは1万3781人。発売から1週間ほどで、シリーズのリメイク第2弾がこの水準に届いたことになります。

比較対象になるのが、2025年9月19日に発売された前作『空の軌跡 the 1st』です。こちらの最高記録は1万4210人。今作はこれを900人あまり上回りました。ただし、この「前作」という言葉が何を指しているのかは、少し丁寧に見ておく必要があります。前作はSteam上で1本のゲームとして売られていたわけではないからです。

AUTOMATONは「日本ファルコムがSteamでリリースした全作品の中でトップ」と報じています

出典:『空の軌跡 the 2nd』いきなり大人気、Steam同接はファルコム史上トップに。『the 1st』を超え、続編リメイクも絶好調(AUTOMATON / 2026年9月21日)

出典:Trails in the Sky 2nd Chapter – Steam Charts(SteamCharts / 2026年9月23日確認)

これは、前作『空の軌跡 the 1st』の最高記録を1000人ほど上回る数字であり、また日本ファルコムがSteamでリリースした全作品の中でトップの記録である

「ファルコムのSteam作品で最高」という位置づけは、AUTOMATONの報道によるものです。同記事はピークを約1万5000人、前作を約1万4000人と概数で示しており、ここで挙げている1万5154人・1万4210人は、こちらがSteamChartsの表示を直接確認した値になります。数百人単位のずれについて、集計側からの説明は出ていません。細かい桁まで一致させて読む数字ではない、という前提で見ていただければと思います。

前作the 1stはアジア版と欧米版の2本、今作は3社連名の1本にまとまっています

ここからが、調べていていちばん面白かったところです。Steamのストア検索で『空の軌跡 the 1st』を引くと、同じタイトルが2つ並びます。アプリID 3447040はClouded Leopard Entertainmentが発売元、アプリID 3375780はGungHo Online Entertainment Americaが発売元。どちらも開発は日本ファルコム、発売日も2025年9月19日で同じでした。つまり前作は、アジア向けと欧米向けで別々の商品としてSteamに置かれていたわけです。

同時接続数はアプリ単位で集計されます。SteamChartsで両方を確認すると、Clouded Leopard版の最高記録が1万4210人、GungHo版が3800人。レビュー数もそれぞれ9,768件と5,051件に分かれています。報道が「前作の記録」として挙げている約1万4000人は、このうちアジア版だけの数字です。

一方の『空の軌跡 the 2nd』は、Steam上でアプリID 4225980の1本だけ。発売元の欄には日本ファルコム、GungHo Online Entertainment America、Clouded Leopard Entertainmentの3社が連名で並んでいます。前作で2つに割れていた導線が、今作では1つにまとまりました。

この構造を踏まえると、記録更新の中身は「前作より900人多く集めた」というより、「前作なら2つに分かれて数えられていたプレイヤーが、今作では1つの数字として積み上がった」と読むほうが実態に近いと受け止めています。前作の2本を単純に足すと1万8010人になりますが、ピークの時刻が同じとは限らないので、足し算での比較はできません。それでも、今作の1万5154人と前作アジア版の1万4210人を並べるだけでは見落とすものがある、とは言えます。

批評家41媒体の平均は92点、IGNのGeorge Yang氏は10点満点で9点をつけています

評価そのものは、数字の読み方にかかわらず高い水準にあります。OpenCriticの集計を2026年9月23日に確認した時点で、批評家の平均点は92点、推薦した批評家の割合は98%、集計対象は41媒体。最上位の「Mighty」に分類され、2026年の殿堂リストの先頭に置かれていました。発売直前に91点だったところから、レビューが出そろって1点上がった形です。

個別の評価では、IGNのGeorge Yang氏が9点をつけ、原作の魅力を保ったまま見違えるような手入れをした、と評しました。Push SquareのRobert Ramsey氏も9点で、直接の続編としてこれ以上のものはそうそうない、という書き方をしています。DualShockersのMurillo Zerbinatto氏は10点満点を出し、JRPGファンのあらゆる側面を満たす作品を作ることは可能なのだと書きました。

プレイヤー側の反応も同じ方向を向いています。Steamの公式レビュー集計を2026年9月23日に確認したところ、総レビュー1,170件のうち好評が1,128件、不評が42件で、好評率は96.4%。ステータスは「圧倒的に好評」でした。レビュー欄では原作のヒロインであるエステルへの言及が目立ち、彼女に惹かれて戻ってきたという趣旨の投稿が並んでいます。

Steamで最も支持を集めた要望は、東南アジア向けの価格設定でした

手放しの称賛だけではありません。英語のレビューのうち、この30日で最も多く「参考になった」を集めた投稿(99件)は、作品の出来ではなく価格の話でした。インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、タイなど東南アジア向けの地域価格を見直してほしい、という内容です。

各ストアフロントの表示価格を確認すると、この指摘には根拠がありました。米国は59.99ドルの10%オフで53.99ドル。同じ米ドル建てで表示されるトルコのストアフロントは29.99ドルで、米国のちょうど半額に置かれています。一方、インドネシアは1,022,310ルピア、タイは2,190バーツ、マレーシアは279リンギット、フィリピンは3,490ペソ。ベトナムのストアフロントでは価格そのものが表示されませんでした。

地域ごとの購買力に合わせた価格づけはSteamでは一般的で、トルコにはそれが効いています。東南アジアの価格をどこに置くかは発売元の判断ですが、レビュー欄で最も票を集めた声がここだったことは、記録的な数字の裏側として書き留めておく価値があると思います。なお、この件について発売元各社からの説明は出ていません。

【追記 2026/09/24】日本ファルコムは9月24日、公式サイトでダウンロードコンテンツ第2弾の配信を告知しました。DLCは9月17日・9月24日・10月1日の3回に分けて配信され、Steam版はいずれも各日10時ごろの開始です。Steamのユーザーレビューは9月21日時点で628件中96%が好評で、「圧倒的に好評」の評価が付いています。(一次ソース)

2本に分かれていた配信を1本にまとめたことが、そのまま数字の見え方を変えました

日本のSteamストアでは、通常8,800円が10%オフの7,920円で販売されています。前作のClouded Leopard版が8,800円のままであることを考えると、シリーズを追いかけてきた人には入りやすい価格でしょう。

今回の1万5154人という数字は、作品が支持されたことの表れであると同時に、Steamでの売り方が変わったことの表れでもあります。前作で地域ごとに分かれていた商品が1本に統合され、日本・アジア・欧米のプレイヤーが同じアプリの数字として数えられるようになりました。「ファルコム史上トップ」という見出しの内側には、その構造の変化が入っています。

日程や追加コンテンツを含む今後の展開について、現時点で新たな発表はありません。シリーズの後続作『零の軌跡』のリメイクを望む声はSteamのレビュー欄にも見られますが、こちらも公式な告知は出ていない段階です。数字が動くのはこれからで、発売直後のピークがどこまで維持されるのかは、もう少し時間を置いてから確かめたいと思っています。

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編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。