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【世界15カ国】5X Gamesのクレヨンしんちゃん新作、台湾・香港のApp Storeで5日連続1位。日本のApp Storeでは未配信

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約6分で読めます
【世界15カ国】5X Gamesのクレヨンしんちゃん新作、台湾・香港のApp Storeで5日連続1位。日本のApp Storeでは未配信

3行サマリー

  • クレヨンしんちゃんの放置RPG『蠟筆小新:GO!』が、台湾と香港のApp Storeゲーム無料ランキングで10月14日から18日まで5日連続1位でした
  • Google Playの売上ランキングでは、台湾で171位から87位、香港で142位から85位まで3日で上がっています
  • 当サイトが観測している15カ国のうち、ランキングに入ったのは台湾と香港の2カ所だけで、日本のApp Storeでは配信されていません

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クレヨンしんちゃんの公式ライセンスを受けたスマートフォン向け放置RPG『蠟筆小新:GO!』(運営はFIVECROSS、ストア上の開発者表記は5X Games)が、台湾と香港のApp Storeでゲーム無料ランキング1位を5日続けています。当サイトが毎日記録している15カ国のストアランキングで見つけた動きで、ダウンロードの首位に続き、売上の順位も日ごとに上がってきました。

『蠟筆小新:GO!』は台湾と香港のApp Storeで5日連続1位、残る13カ国では圏外

配信が始まった10月14日から、最新取得日の10月18日まで、台湾と香港のApp Storeゲーム無料ランキングで毎日1位でした。途中で取得が途切れた日はありません。

国・地域1位だった日数最新日(10/18)の順位別チャートの最高位
台湾App Storeゲーム無料:5日(10/14〜10/18連続)
Google Play無料:2日(10/17〜10/18連続)
App Storeゲーム無料 1位
Google Play無料 1位
Google Play売上 87位
Google Play売上 最高87位(1位なし)
香港App Storeゲーム無料:5日(10/14〜10/18連続)
Google Play無料:2日(10/17〜10/18連続)
App Storeゲーム無料 1位
Google Play無料 1位
Google Play売上 85位
Google Play売上 最高85位(1位なし)
日本・韓国・アメリカ・中国・ドイツ・フランス・イギリス・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイ0日圏外どのチャートでも圏外

日ごとの順位は次のとおりです。

チャート10/1410/1510/1610/1710/18
台湾 App Storeゲーム無料1位1位1位1位1位
台湾 Google Play無料圏外圏外3位1位1位
台湾 Google Play売上圏外圏外171位117位87位
香港 App Storeゲーム無料1位1位1位1位1位
香港 Google Play無料圏外圏外3位1位1位
香港 Google Play売上圏外圏外142位104位85位

10月13日まで台湾と香港のApp Storeゲーム無料ランキングで1位だったのは、パズルゲームの『Meowdoku!』でした。10月18日の時点でも『Meowdoku!』は両地域で2位につけていて、『蠟筆小新:GO!』がその上に立ち続けています。

観測方法:15カ国のApp StoreとGoogle Playの公開ランキングを毎日1回記録しています

この記事の順位はすべて、当サイトが自前で記録しているデータです。読者の方が同じストアのランキングを見れば、同じ順位を確かめられます。

  • 何を:日本・韓国・アメリカ・台湾・香港・中国・ドイツ・フランス・イギリス・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイの15カ国・地域。Google Playの無料ランキングと売上ランキング、App Storeのゲーム無料ランキング
  • どこから:App StoreとGoogle Playが公開しているランキング
  • いつ・頻度:日本時間の昼過ぎに毎日1回、その時点の順位を1日1件として保存しています。この記事の最新取得日は10月18日です
  • どこまで:Google Playは各200位まで、App Storeのゲームは各25位まで
  • 限界:1日1回なので、日中の順位の上下は取れていません。取得範囲より下は「圏外」で、配信されていないという意味ではありません。中国にはGoogle Playが無いため、中国はApp Storeだけの観測です

観測しているチャートと国の一覧は世界15カ国のゲームランキング定点観測のページにまとめています。

Google Playでは10月16日に3位で現れ、売上順位は台湾で171位から87位まで上がりました

App Storeでは配信初日から1位だった一方で、Google Playのランキングに現れたのは10月16日からでした。この日は無料ランキング3位で、翌17日と18日は2日続けて1位です。10月14日と15日のGoogle Playでは、無料ランキングでも売上ランキングでも200位以内に入っていません。

売上ランキングの動きは、ダウンロードとは別の話です。台湾では10月16日の171位から17日に117位、18日に87位へ。香港でも142位、104位、85位と、毎日順位を上げています。ダウンロードの1位は配信直後なら珍しくありませんが、課金額で決まる売上の順位が3日続けて上向いているのは、遊び始めた人の中から課金する人が増えている動きです。とはいえ、まだ80位台。売上の上位とはかなり距離があります。

台湾で10月14日に正式サービスが始まった繁体字版で、日本のApp Storeには配信がありません

『蠟筆小新:GO!』は台湾で10月14日に正式サービスを始めたと、台湾のゲームメディア巴哈姆特(バハムート)が同日に報じています。

「《蠟筆小新:GO!》於今(14)日正式開服」(『蠟筆小新:GO!』は本日14日に正式サービスを開始した)

出典:巴哈姆特 GNN(2026年10月14日)

ランキングに入ったのが台湾と香港だけなのは、このゲームが中国語の繁体字圏に向けて作られているからです。App Storeの台湾ページに表示される対応言語は繁体字中国語のみで、10月19日の時点で日本とアメリカのApp Storeには同じアプリのページがありません。公式サイトの権利表記は「©USUI YOSHITO 1992-2026, Licensed by Shanghai Futabasha Brand Management Ltd.」です。上海双葉社ブランド管理(Shanghai Futabasha Brand Management)を通じて正式にライセンスを受けたタイトルです。

では、なぜ配信初日から1位まで届いたのでしょうか。ひとつは、しんちゃんが中国語圏で「蠟筆小新」の名前で親しまれている作品であることです。台湾では8月に映画の最新作が中国語吹き替え版と日本語版で同じ日に公開されており、その経緯は以前の記事で取り上げました。もうひとつは開始時のキャンペーンの厚さです。4Gamersによると、ゲーム内の抽選で、LINE POINTSやPS5、iPhone 18といった実物の景品が当たる仕組みを用意しています。

出典:4Gamers(2026年10月15日)

ゲームの中身は、オフラインの間もキャラクターが自動で戦って資源をためる放置型RPGに、ガチャに近い「盲盒(ブラインドボックス)」を組み合わせたものです。App Storeでの評価は、10月19日の時点で台湾が星4.8(2,117件)、香港が星4.7でした。

出典:App Store(台湾)『蠟筆小新:GO!』、『蠟筆小新:GO!』公式サイト

日本で遊べないしんちゃんの新作が中華圏で首位、次の見どころは売上ランキングの行き先です

日本のファンにとってこの5日間が示しているのは、しんちゃんのゲームが日本を経由せずに中華圏で直接ヒットしている構図です。日本のApp Storeには配信がなく、当サイトの観測でも日本のランキングには一度も入っていません。それでも台湾と香港では、配信初日からダウンロードの首位を一度も譲っていません。

気をつけたいのは、ダウンロードの1位には実物景品の抽選という後押しがあることです。景品目当ての登録が多ければ、キャンペーンが終わったあとに順位が落ちることもあります。だからこそ、本当に遊ばれているかを映すのは売上の順位のほう。台湾87位、香港85位まで上がった売上ランキングがどこまで伸びるかを、引き続き記録していきます。

個人的には、日本のストアには並んでいないしんちゃんの新作が、海の向こうで配信初日から首位を取っていたことが印象に残りました。日本で配信される日が来るのかも、気にしておきたいところですね。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。