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【韓国】映画ちいかわ、日本楽曲チャート上位20曲のうち7曲が劇中歌。うさぎラップ5位、観客は200万人目前

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【韓国】映画ちいかわ、日本楽曲チャート上位20曲のうち7曲が劇中歌。うさぎラップ5位、観客は200万人目前

3行サマリー

  • Billboard JAPANの韓国版「Japan Songs」(10月9日〜15日集計)で、上位20曲のうち7曲が『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の劇中歌になった
  • 最高位は「うさぎラップ(ソロver.)」で、前週13位から5位に上昇。エンディング・テーマ「机さする」も11位から8位に入った
  • 映画は韓国で10日連続の興行1位。10月23日時点の累計観客数は196万7,562人で、200万人に迫っている

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Series映画ちいかわ 海外公開全15本

映画ちいかわの海外公開。中国・台湾・香港でどう受け止められたかを国ごとに観測する。

  1. 2026/7/24【中国】映画ちいかわ 海外の反応。微博が「世界一かわいい」と歓喜、上海に海外初の旗艦店
  2. 2026/7/29【台湾】映画ちいかわ 台湾の反応。6歳未満お断りの「保護級」に「大人でもホラー」の声
  3. 2026/7/31【香港】映画ちいかわ、日本に13日遅れて8月6日公開。マクドナルドの限定お守りは初日2時間で品切れ続出
  4. 2026/9/14【韓国】映画ちいかわ、日本から68日遅れで9月30日公開。吹き替え予告で一番多かった声は「歌も韓国語にして」
  5. 2026/9/19【台湾】映画ちいかわ、興収1.5億台湾ドルを突破し年間10位入り。日本式の週替わり特典は8週目まで続いた
  6. 2026/9/23【韓国】映画ちいかわ9月30日公開、前売りが1日で1,561人から52,511人に増えた
  7. 2026/9/27【韓国】映画ちいかわ、9月30日公開を前に前売り14万人。今年14万人を超えた6本で唯一のアニメ
  8. 2026/9/29【韓国】映画ちいかわ、公開前日の前売り20万2,216枚で全体1位。今年のアニメ映画の予売最多を更新
  9. 2026/10/1【韓国】映画ちいかわ、公開初日に12万2千人で興行1位。日本公開から2カ月、2位作品の1.7倍
  10. 2026/10/2【韓国】映画ちいかわ、公開初日12万人で興行1位。日本式の入場者特典には転売への怒りが噴出
  11. 2026/10/5【韓国】映画ちいかわ、公開5日で60万人突破。開天節の祝日に1日20万人で首位奪還
  12. 2026/10/10【韓国】映画ちいかわ、公開10日で観客100万人。チェンソーマン レゼ篇より2日早い到達
  13. 2026/10/16【韓国】映画ちいかわ、韓国で週末興行1位。2位とわずか215人差、同じ週末に日本でも3週ぶり首位
  14. 2026/10/19【韓国】映画ちいかわ、2週連続で週末興行1位。累計182万人でマリオ映画を抜き、今年のアニメ映画2位に
  15. 2026/10/24【韓国】映画ちいかわ、日本楽曲チャート上位20曲のうち7曲が劇中歌。うさぎラップ5位、観客は200万人目前(この記事)

韓国で聴かれた日本の楽曲、上位20曲のうち7曲が映画ちいかわの劇中歌

韓国で再生された日本の楽曲を並べたBillboard JAPANのチャートで、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の劇中歌が上位20曲のうち7曲を占めました。対象は10月9日〜15日の集計で、10月22日に公開されたものです。

首位はOfficial髭男dism「Pretender」、2位はtuki.「晩餐歌」で、上位は長く聴かれている定番曲が並びます。その間に、9月30日に韓国で公開された映画の曲がまとめて入ってきた形です。

  • 5位「うさぎラップ(ソロver.)」(前週13位)
  • 8位「机さする」(前週11位・エンディング・テーマ)
  • 12位「うさぎラップ(リズム感のある者たちver.)」(前週19位)
  • 14位「パジャマパーティーズのうた」(前週14位)
  • 16位「くつずれ」(前週21位・オープニング曲)
  • 17位「島のうた」、18位「島のうた(セイレーンver.)」

7曲のうち4曲が前週から順位を上げ、下げたのは「島のうた」の2曲だけでした。公開から3週目に入っても、映画館の外で曲が聴かれる勢いは落ちていません。

Billboard JAPAN「映画の反響が楽曲再生に繋がった」

出典:【ビルボード】TERIYAKI BOYZ「TOKYO DRIFT (FAST & FURIOUS)」7か国で日本語曲トップ 韓国で『ちいかわ』関連曲が続々アップ(Billboard JAPAN / 2026年10月23日)

出典:‘극장판 치이카와’ 10일 연속 1위…10월 24일(토) 200만 돌파 [10월 23일 영화 박스오피스](イコノミックレビュー / 2026年10月24日)

トップ20内に『ちいかわ』関連曲が7つ入り、映画の反響が楽曲再生に繋がった。

Billboard JAPANは同じ記事で、17位と18位の「島のうた」について、韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』でちいかわたちが韓国語で披露した曲だと紹介しています。韓国の興行の数字は、韓国映画振興委員会の入場券統合電算網(KOBIS)の集計をイコノミックレビューが伝えたものです。

韓国で一番聴かれたのは「うさぎラップ」、日本や東南アジアとは違う顔ぶれ

韓国のファンが一番再生しているのは、うさぎが歌う「うさぎラップ」です。Billboard JAPANは10月20日、日本・台湾・マレーシア・インドネシア・韓国の5地域で、公開直後2週間のサントラ再生数トップ5を比べています。

日本・マレーシア・インドネシアの1位は「島のうた(セイレーンver.)」、台湾は「机さする」でした。韓国だけが「うさぎラップ(リズム感のある者たちver.)」を1位にしており、記事は「日本や東南アジアとは異なる傾向」と書いています。今回の週間チャートでも、韓国で最上位に来たのは別バージョンの「うさぎラップ(ソロver.)」でした。

なぜ韓国ではうさぎなのか。トップ5に入る5曲の顔ぶれはどの地域でも同じです。違うのは順番だけなので、曲の好みより、映画のどの場面が話題になったかで順位が分かれたと読むのが自然です。韓国では「島のうた」も韓国語版がテレビで披露されており、劇中歌が映画館の外にもう一つの入口を持っている点は、他の地域にはない条件です。キャラクターが韓国語で歌う姿がテレビで流れたことは、個人的にもこの数字の裏側として印象に残りました。

出典:映画『ちいかわ』サントラ人気曲は地域で違う? 日本・台湾・マレーシア・インドネシア・韓国の再生数トップ5を比較(Billboard JAPAN / 2026年10月20日)

映画は10日連続の興行1位、累計196万人で200万人目前

チャートの動きを支えているのは、映画そのものの勢いです。KOBISの集計では、10月23日の観客数は13万9,985人で、10日連続の1位でした。2位の韓国映画『실낙원(失楽園)』は1万6,466人で、8倍以上の差があります。

累計観客数は196万7,562人、累計売上は約138億8,800万ウォンです。この日は842スクリーンで2,808回上映されました。イコノミックレビューは、24日(土)に200万人を超える見通しだと報じています。

当サイトでは、公開から3週目の週末に累計182万人に届き、マリオの映画を抜いた時点をこちらの記事で、初めての週末に2位とわずか215人差で1位になった時点をこちらの記事で伝えています。

観客の7割が女性、20代が4割。韓国の報道が見る人気の理由

韓国系紙のコリアデイリーは10月20日、CGVの予約データとして、観客の69%が女性で、20代が42%、30代が20%だったと伝えました。同じ記事は、『M COUNTDOWN』で披露した「島のうた」の映像がYouTubeで319万回再生されたことにも触れています。

記事は人気の理由を、かわいい見た目の下に資格試験や討伐のアルバイト、住まいの問題といった「生きることの厳しさ」が描かれている点に求めています。劇場の限定グッズはすぐに売り切れ、日本まで買いに行く「グッズ遠征」も人気の観光コースになっていると報じました。

出典:일본까지 굿즈 원정 간다…200만 육박 ‘극장판 치이카와’ 흥행 비결(コリアデイリー / 2026年10月20日)

映画の観客が曲を聴き続けている。チャートに出た韓国の「ちいかわ」人気

今回の数字が示しているのは、映画を観た人が劇場を出たあとも曲を聴き続けているということです。上位20曲のうち7曲という数は、作品の人気がキャラクターやグッズだけでなく、音楽の再生にまで広がった証拠です。

韓国の日本楽曲チャートは、「Pretender」や「ベテルギウス」のような長く聴かれる曲が上位を固めています。その中で、劇中歌が公開から3週目に順位を上げているのは珍しい動きですね。200万人を超えたあと、観客の伸びが落ち着いても曲が上位に残るかどうかが、次の注目点になります。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。