【韓国】映画ちいかわ、2週連続で週末興行1位。累計182万人でマリオ映画を抜き、今年のアニメ映画2位に

3行サマリー
- 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が10月16〜18日も韓国の週末興行1位。3日間で37万8,458人、観客全体の44.1%を占めた
- 10月18日までの累計は182万8,893人。連休だった前の週末より7.2%しか減らなかった
- マリオ映画の第2作(163万6,624人)を抜き、2026年に韓国で公開されたアニメ映画では『トイ・ストーリー5』に次ぐ2位
Series映画ちいかわ 海外公開全14本
映画ちいかわの海外公開。中国・台湾・香港でどう受け止められたかを国ごとに観測する。
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- 2026/10/19【韓国】映画ちいかわ、2週連続で週末興行1位。累計182万人でマリオ映画を抜き、今年のアニメ映画2位に(この記事)
韓国の週末観客の44.1%が『映画ちいかわ』、2週連続で週末興行1位
韓国で9月30日に公開された『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(韓国題『극장판 치이카와: 인어 섬의 비밀』)が、10月16〜18日の週末も興行1位になりました。韓国映画振興委員会の集計(KOBIS)をもとにした経済メディアeconovillの報道によると、3日間の観客は37万8,458人。この週末に韓国の映画館に入った観客のうち44.1%がちいかわを観た計算です。
2位の韓国映画『Assassin(s)』(原題『암살자(들)』)は13万9,989人(16.3%)、3位の『タチャ ベルゼブブの歌』(原題『타짜: 벨제붑의 노래』)は9万4,313人(11.0%)でした。前の週末は2位と215人差の首位でしたが、今回は2位の2.7倍まで差が開きました。接戦だった1週間前を思うと、印象的な開き方です。
累計は182万8,893人。1,181スクリーンで1万1,708回上映されました。
econovillは「週末の観客10人のうち4人がちいかわ」と報道
出典:주말 관객 10명 중 4명 ‘극장판 치이카와’…2주 연속 주말 1위(econovill / 2026年10月19日)
出典:‘극장판 치이카와’ 올해 애니 2위·전체 14위(econovill / 2026年10月18日)
出典:흥행 돌풍 ‘치이카와’, ‘슬램덩크’ 보다 빠른 페이스…150만 관객 돌파(TV Report / 2026年10月16日)
주말 관객 점유율은 44.1%로, 관객 10명 가운데 4명 이상이 ‘치이카와’를 봤다
(訳:週末の観客シェアは44.1%で、観客10人のうち4人以上が『ちいかわ』を観た)
連休明けの週末でも観客は7.2%減、公開3週目で落ちなかった
前の週末(10月9〜11日)はハングルの日を含む3連休でした。それより2万9,422人少ないだけで、減少率は7.2%にとどまっています。TV Reportによると、連休明けの10月14日に首位を取り戻し、econovillによると18日まで5日連続で1位でした。
なぜ公開3週目でここまで粘れたのか。ひとつは、韓国では映画の前からちいかわに大きなファン層があったことです。公開10日目の100万人到達までは、そのファンが初週に詰めかけた勢いで説明できました。
もうひとつは、評判で客層が広がったことです。10月9日時点で、Naverの観客評点は9.1点、CGVのゴールデンエッグ指数(実際にチケットを買った観客の満足度)は94%でした。TV Reportは10月16日、ちいかわが公開17日で150万人を超え、韓国で492万人を動員した『THE FIRST SLAM DUNK』より4日早いペースだと報じています。ファンだけが支える映画なら、3週目の動員はもっと落ちていたはずです。口コミで持ちこたえたと受け止めました。
マリオ映画の第2作を4万5,991人上回り、今年のアニメ映画で2位に
econovillは10月18日、ちいかわが2026年に韓国で公開されたアニメ映画の観客数で2位に上がったと報じました。10月17日時点の累計は168万2,615人で、4月29日公開のマリオ映画第2作『The Super Mario Galaxy Movie』(163万6,624人)を4万5,991人上回っています。実写を含む今年の全作品では14位です。
アニメ映画の1位は『トイ・ストーリー5』の294万9,202人です。ちいかわとの差は、18日の時点でおよそ112万人あります。
日本のキャラクターを主役にしたアニメ映画が、任天堂とイルミネーションのマリオを韓国の観客数で抜いたことになります。ちいかわは日本公開から68日遅れの韓国公開でした。遅れて届いた日本の映画が、ハリウッドの大作を観客数で上回った数字です。
日本で12週目に首位へ戻ったロングランが、韓国でも続いている
日本では10月9〜11日の週末に、公開12週目で3週ぶりの首位に戻りました。10月12日までの国内累計は動員1,229万人・興収179.5億円です(前回の記事)。日本でも韓国でも、公開から時間がたっても観客が減りにくい点が共通しています。
韓国で次に注目されるのは200万人です。MTは10月18日の記事で「200万カウントダウン」という見出しを付けました。残りはおよそ17万人で、平日に1日4万人台が4日続けば、次の週末の前に届く計算です。
182万人の時点で、ちいかわは韓国で「ファンの映画」から「今年の話題作」になった
初週はファンの動員、2週目は連休、3週目は評判。韓国でのちいかわは、週ごとに支えを変えながら動員を積み上げてきました。週末観客の4割を1本で取ったことと、マリオを抜いたことは、ファン層の外にも観客が広がった証拠です。200万人到達と、『トイ・ストーリー5』との差がどこまで縮まるかを、引き続き追います。
