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【韓国】映画ちいかわ、公開10日で観客100万人。チェンソーマン レゼ篇より2日早い到達

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【韓国】映画ちいかわ、公開10日で観客100万人。チェンソーマン レゼ篇より2日早い到達
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3行サマリー

  • 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の韓国での累計動員は、公開10日目の10月9日に102万5,729人になりました(韓国映画振興委員会の集計)
  • 2025年公開の『チェンソーマン レゼ篇』は、韓国で100万人に届くまで12日かかりました。ちいかわはそれより2日早い到達です
  • 祝日のハングルの日は1日15万2,139人を集めましたが、首位は16万1,109人の韓国映画『暗殺者(たち)』で、ちいかわは2位でした

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Series映画ちいかわ 海外公開全12本

映画ちいかわの海外公開。中国・台湾・香港でどう受け止められたかを国ごとに観測する。

  1. 2026/7/24【中国】映画ちいかわ 海外の反応。微博が「世界一かわいい」と歓喜、上海に海外初の旗艦店
  2. 2026/7/29【台湾】映画ちいかわ 台湾の反応。6歳未満お断りの「保護級」に「大人でもホラー」の声
  3. 2026/7/31【香港】映画ちいかわ、日本に13日遅れて8月6日公開。マクドナルドの限定お守りは初日2時間で品切れ続出
  4. 2026/9/14【韓国】映画ちいかわ、日本から68日遅れで9月30日公開。吹き替え予告で一番多かった声は「歌も韓国語にして」
  5. 2026/9/19【台湾】映画ちいかわ、興収1.5億台湾ドルを突破し年間10位入り。日本式の週替わり特典は8週目まで続いた
  6. 2026/9/23【韓国】映画ちいかわ9月30日公開、前売りが1日で1,561人から52,511人に増えた
  7. 2026/9/27【韓国】映画ちいかわ、9月30日公開を前に前売り14万人。今年14万人を超えた6本で唯一のアニメ
  8. 2026/9/29【韓国】映画ちいかわ、公開前日の前売り20万2,216枚で全体1位。今年のアニメ映画の予売最多を更新
  9. 2026/10/1【韓国】映画ちいかわ、公開初日に12万2千人で興行1位。日本公開から2カ月、2位作品の1.7倍
  10. 2026/10/2【韓国】映画ちいかわ、公開初日12万人で興行1位。日本式の入場者特典には転売への怒りが噴出
  11. 2026/10/5【韓国】映画ちいかわ、公開5日で60万人突破。開天節の祝日に1日20万人で首位奪還
  12. 2026/10/10【韓国】映画ちいかわ、公開10日で観客100万人。チェンソーマン レゼ篇より2日早い到達(この記事)

映画ちいかわ、韓国では公開10日目の10月9日に累計100万人を超えた

日本のアニメ映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(韓国題『극장판 치이카와: 인어 섬의 비밀』)は、韓国での累計動員が100万人を超えました。9月30日の公開から10日目、祝日のハングルの日にあたる10月9日のことです。韓国映画振興委員会の統合電算網(KOBIS)によると、この日までの累計は102万5,729人です。

前回の公開5日で60万人の記事では、ハングルの日に100万人へ届くかが次の焦点だと書きました。結果は、その祝日のうちに大台を越えています。

KOBISの日別集計と、Newsis・Invenの報道で100万人到達を照合

出典:‘먼작귀’ 치이카와 극장판, 10일 만에 100만 돌파…’K-팝식 프로모션’도 한몫(ニューシス / 2026年10月9日 22:29)

出典:[Ent+] 극장판 치이카와, 국내 개봉 10일 만에 100만 관객 돌파(インベン / 2026年10月9日 18:28)

出典:日別ボックスオフィス(韓国映画振興委員会 KOBIS / 2026年10月5日〜9日分)

2025년 9월 24일 개봉한 극장판 체인소 맨: 레제편의 100만 관객 도달 시점은 개봉 12일째로, 이번 작품이 이틀 앞섰다.
(2025年9月24日に公開された『チェンソーマン レゼ篇』の100万人到達は公開12日目で、今回の作品はそれより2日早かった。)

ニューシスは、10月9日午後3時30分ごろに100万人を超えたと報じています。インベンも、同じ日に公開10日で100万人に達したと伝えました。KOBISの日別集計でも、10月8日までの累計は87万3,590人で、9日に102万5,729人へ増えています。3つの数字に食い違いはありません。

前回の記事のあと、10月5日から9日までの動きは次のとおりです。

  • 10月5日(月・開天節の振替休日):13万1,280人・2位
  • 10月6日(火):3万3,089人・2位
  • 10月7日(水):4万9,227人・2位
  • 10月8日(木):5万5,242人・2位
  • 10月9日(金・ハングルの日):15万2,139人・2位(売上シェア28.9%)

ハングルの日の動員は前日の2.8倍、それでも首位は韓国映画『暗殺者(たち)』

ちいかわの動員は、今週も祝日に集中しました。10月9日の15万2,139人は、前日8日の5万5,242人の約2.8倍です。6日から8日までの平日3日間を合わせても13万7,558人で、ハングルの日1日分に届きません。

開天節(10月3日)、翌日の日曜、振替休日の10月5日、ハングルの日の4日間だけで、動員は62万8,963人になります。累計102万5,729人の6割を超える数字です。前回の記事で見た「家族連れや友人同士が休みの日にまとめて来る」という客層の形は、公開2週目に入っても変わっていません。

それでも、ハングルの日の首位は取れませんでした。1位の『暗殺者(たち)』は16万1,109人で、差は約9,000人です。ただし上映回数を比べると、景色が変わります。『暗殺者(たち)』の4,131回に対し、ちいかわは3,406回でした。1回あたりの動員は、ちいかわが約44.7人、『暗殺者(たち)』が約39.0人です。10月4日の時点では、ちいかわの1回あたりは約37.1人で、『暗殺者(たち)』の約54.7人を大きく下回っていました。劇場が割いた回数は少ないのに、1回ごとの客入りでは韓国の大作を上回っています。回数で負けて、客入りで勝つ。この逆転は、数字を並べてみて一番印象に残ったところでした。

歌番組「Mカウントダウン」に着ぐるみで出演、K-POP流の宣伝も話題に

韓国でここまで伸びた理由として、ニューシスは「K-POP式のプロモーション」を挙げています。同紙によると、キャラクターの着ぐるみがMnetの音楽番組「Mカウントダウン」に出演し、劇中歌「島の歌」の韓国語版を披露しました。韓国語版のミュージックビデオは、公開2日で100万回を超えたと報じられています。

観た人の評価も高めです。両紙によると、ポータルサイトNAVERの評点は9.1点、韓国最大手のシネコンCGVで観客の満足度を示す「ゴールデンエッグ指数」は94%でした。グッズで広まったキャラクターを、アイドルと同じ音楽番組の舞台に立たせる宣伝は、日本ではあまり見かけない手法です。祝日に家族連れが集まる今回の動員の形と、よく噛み合っていると感じます。

日本は公開3日で150万人、韓国の100万人は日本の初動に届かない規模

日本と比べると、韓国の100万人はまだ小さな数字です。日本では7月24日の公開から3日間で150万8,500人を動員しました。9月20日までの累計は1,085万7,000人、興行収入は158億4,000万円です(トイピープルの報道による)。韓国の10日間の動員は、日本の最初の3日間を下回っています。

それでも、韓国の映画館でこの数字は軽くありません。ニューシスによると、ちいかわは2026年に韓国で公開されたアニメ映画の中で3番目の動員です。上には『トイ・ストーリー5』(約294万8,000人)と任天堂のマリオ映画第2作(韓国題『슈퍼 마리오 갤럭시』、約163万6,000人)しかいません。昨年の日本アニメで韓国のヒット作になった『チェンソーマン レゼ篇』のペースを上回ったことは、日本のキャラクターIPが韓国の劇場でどこまで通用するかを示す材料になります。

次の目安はマリオ映画の163万人、10月の祝日が終わった後も伸びるか

ちいかわの韓国での動員は、公開10日で100万人を超えました。勢いを決めているのは、引き続き祝日です。次の目安は、今年のアニメ映画で2位につけるマリオ映画第2作の約163万6,000人です。10月の連休はハングルの日で終わり、ここからは週末だけで積み上げる段階に入ります。平日に1日3〜5万人、週末に10万人台を保てるかで、マリオ映画に届くかどうかが決まります。

これまでの経過は、予約14万人の記事、初日の記事、60万人の記事で追ってきました。Velleity Note では、次の節目で続報をお届けします。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。