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【韓国】映画ちいかわ9月30日公開、前売りが1日で1,561人から52,511人に増えた

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Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】映画ちいかわ9月30日公開、前売りが1日で1,561人から52,511人に増えた

3行サマリー

  • 韓国の前売り人数が前日の1,561人から52,511人へ。1日で50,950人増え、順位は13位から5位に上がりました(9月23日0時時点)
  • 前売り占有率は6.9%、前売り売上は5億9,662万ウォン、平均入場料は11,362ウォンです
  • 公開当日の9月30日にはCGV龍山アイパークモールで舞台挨拶があり、ちいかわ・ハチワレ・うさぎが登場します

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Series映画ちいかわ 海外公開全6本

映画ちいかわの海外公開。中国・台湾・香港でどう受け止められたかを国ごとに観測する。

  1. 2026/7/24【中国】映画ちいかわ 海外の反応。微博が「世界一かわいい」と歓喜、上海に海外初の旗艦店
  2. 2026/7/29【台湾】映画ちいかわ 台湾の反応。6歳未満お断りの「保護級」に「大人でもホラー」の声
  3. 2026/7/31【香港】映画ちいかわ、日本に13日遅れて8月6日公開。マクドナルドの限定お守りは初日2時間で品切れ続出
  4. 2026/9/14【韓国】映画ちいかわ、日本から68日遅れで9月30日公開。吹き替え予告で一番多かった声は「歌も韓国語にして」
  5. 2026/9/19【台湾】映画ちいかわ、興収1.5億台湾ドルを突破し年間10位入り。日本式の週替わり特典は8週目まで続いた
  6. 2026/9/23【韓国】映画ちいかわ9月30日公開、前売りが1日で1,561人から52,511人に増えた(この記事)

9月23日0時、前売り52,511人。前日の1,561人から1日で50,950人増えた

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の韓国公開まで1週間となり、前売りの数字が一気に動きました。韓国映画振興委員会が運営する映画館入場券統合電算網(KOBIS)の9月23日0時時点の集計で、本作の前売り人数は52,511人。前日の1,561人から50,950人増えて、前売りランキングは13位から5位に上がっています。

同じ時点で、前売り占有率は6.9%、前売り売上は5億9,662万ウォン。売上を人数で割ると、平均入場料は11,362ウォンになります。

目を引くのは増え方のほうです。前日の1,561人から24時間で33倍以上。じわじわ積み上がったのではなく、ある1日にまとまって売れた形になっています。ただし前売りがいつ解禁されたのかは韓国側の記事にも書かれておらず、9月23日時点では確認できていません。そのため「解禁初日に5万枚」と言い切れる段階ではない、という留保は付きます。

エコノビルがKOBIS集計を、アジュ経済が9月30日の舞台挨拶を報じた

出典:‘극장판 치이카와’ 예매 하루만에 5만매…13위→5위 [9월 23일 영화 예매순위](이코노빌 / 2026年9月23日)

出典:『劇場版ちいかわ 人魚の島のひみつ』韓国公開・舞台挨拶に関する記事(아주경제 / 2026年9月22日)

‘극장판 치이카와: 인어 섬의 비밀'(9월 30일 개봉 예정)의 예매관객이 하루 새 1561명에서 5만2511명으로 5만950명 증가했다. 순위는 13위에서 5위로 뛰었다.

(訳:『劇場版ちいかわ 人魚の島のひみつ』〈9月30日公開予定〉の前売り観客が1日で1,561人から5万2,511人へ、5万950人増加した。順位は13位から5位に跳ね上がった。)

9月19日の先行上映とソウル6会場の舞台挨拶が、前売り急伸の助走になった

前売りが動く前に、韓国側は11日かけて助走をつけていました。9月17日に告知された先行プレミア上映が9月19日から20日にかけてCGV・メガボックス・ロッテシネマ・シネQの4社で開かれ、観覧特典としてA3サイズのティザーポスターが配られています。同じ9月19日には、公開前の舞台挨拶がソウルの6会場(メガボックス弘大、CGV弘大、ロッテシネマ弘大、CGV往十里、ロッテシネマ建大入口、メガボックス九義)で実施されました。弘大だけで3会場というのは、狙っている客層がはっきり出ている配置だと受け止めました。

この先行上映の成績について、톱스타뉴스は9月19日時点で韓国のボックスオフィス6位に入ったと報じています。公開前の作品が当日のランキングに顔を出すのは、先行上映の座席がそれなりに埋まったことを示すもの。ただしこれは同紙の報道で、KOBISの日次ランキングとして当方で確認できた数字ではありません。

配給はCJ ENM、輸入は대원미디어(大元メディア)で、字幕版と韓国語吹き替え版が同時公開されます。吹き替え版のキャストは、ちいかわが이주은(イ・ジュウン)、ハチワレが손정민(ソン・ジョンミン)、うさぎが권다예(クォン・ダイェ)。ほかに원종준・미소・장채연・이동윤・김진아が名を連ねています。公開当日の9月30日にはCGV龍山アイパークモールで舞台挨拶が予定され、ちいかわ・ハチワレ・うさぎが登場することは両紙とも伝えていますが、登壇する声優の名前は9月23日時点でどちらの記事にも書かれていません。

同じ作品でも、市場によって入口の作られ方はずいぶん違います。台湾では6歳未満の入場を認めない「保護級」という年齢制限が付き、それ自体が話題になりました(【台湾】映画ちいかわ 台湾の反応。6歳未満お断りの「保護級」に「大人でもホラー」の声)。韓国は年齢で絞るのではなく、先行上映と特典配布で入口を広げるやり方を取っています。

韓国メディアは日本の158億4,000万円を前置きに使い、コナン超えを見出しに立てている

韓国側の記事を並べて読んでいて共通するのは、本編の内容紹介より先に日本の興行成績が置かれている点です。아주경제は9月22日の記事で、9月21日時点の日本の累計興行収入が158億4,000万円(約1,370億ウォン)に達し、2026年の日本ボックスオフィス1位になっていると書いています。한국면세뉴스(KDF World)は同じ9月22日、この158億円が2026年の『名探偵コナン』の記録を超えたことを見出しに立てました。재팬코리아데일리は9月14日の時点で、公開52日で観客1,000万人を突破し、累計146億6,000万円に達したと報じています。

つまり韓国では、この作品は「かわいいキャラクターの映画」としてではなく、まず「日本で今年いちばん客を入れた映画」として紹介されている。前売りが1日で5万枚動いた背景には、この前置きが効いています。もっとも、日本の数字を看板にする紹介の仕方は、作品そのものが現地でどう評価されるかという話を後回しにします。興行の勢いが先に伝わるぶん、公開後の感想が出そろうまでは評価が定まりにくい構図です。

当方が9月14日時点で数えた範囲では、韓国語吹き替え予告の再生数は대원미디어版が379,806回、CJ ENM版が144,369回でした。대원미디어版に付いた141件のコメントのうち、最も「いいね」を集めていたのは「더빙ost도 주십쇼(吹き替えOSTもください)」という529いいねの投稿で、韓国語版のOSTを求める声が目立っていたのが印象的でした。9月23日時点で韓国語OSTの制作・公開は発表されておらず、この要望への回答は出ていません。現在の再生数は当方で再計測していないため、ここでは9月14日時点の数字として扱います。予告の反応そのものについては【韓国】映画ちいかわ、日本から68日遅れで9月30日公開。吹き替え予告で一番多かった声は「歌も韓国語にして」で詳しく書いています。

9月30日の韓国公開で、台湾・中国に続くアジア3市場の反応が出そろう

前売り5万枚は、公開週末の動員がある程度読める水準です。とはいえ前売りの強さが初週成績にそのまま乗るとは限らず、公開初日以降の口コミで伸び方は変わります。判断材料が揃うのは、初週の成績が出る10月初めごろ。舞台挨拶の反応と合わせて見たいところです。

中国では微博で「世界一かわいい」という反応が広がり、上海に海外初の旗艦店が開きました(【中国】映画ちいかわ 海外の反応。微博が「世界一かわいい」と歓喜、上海に海外初の旗艦店)。台湾は年齢制限が議論を呼び、韓国は数字から入った。同じ作品が市場ごとに別の入口から受け入れられていく様子は、9月30日でひと通り出そろいます。日本の読者にとっては、国内で158億円を積んだ作品が、日本の看板を外したときにどこまで届くのかを見る機会になります。

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編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。