2026年7月15日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
Home/音楽・カルチャー/【韓国】KARAの18年前の名曲「Pretty Girl」、リメイクでメロン1位に。歌うのは日本人ミナミがいる新人RESCENE

【韓国】KARAの18年前の名曲「Pretty Girl」、リメイクでメロン1位に。歌うのは日本人ミナミがいる新人RESCENE

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/14
最終更新 2026/07/14
verified現地の一次ソースで確認 約4分で読めます
【韓国】KARAの18年前の名曲「Pretty Girl」、リメイクでメロン1位に。歌うのは日本人ミナミがいる新人RESCENE

3行サマリー

  • 韓国の5人組ガールズグループRESCENEがKARAの2008年の名曲「Pretty Girl」をリメイク。7月8日の発売から数日でメロンHOT100の1位を獲得した
  • 2024年8月発売の持ち曲「LOVE ATTACK」も約2年越しの逆走でメロンTOP100の1位に到達し、合計5曲が同時にTOP100入り
  • M COUNTDOWNでは本家KARAのニコルが共演。RESCENEには千葉県出身の日本人メンバー、ミナミが在籍する

KARAの2008年の曲がメロンHOT100で1位に。歌ったのはデビュー3年目のRESCENE

韓国の5人組ガールズグループRESCENE(リセンヌ)が7月8日、KARAが2008年に出した「Pretty Girl」のリメイクシングルを発売し、メロンのHOT100チャートで1位を獲得しました。原曲の発売から18年。第2世代K-POPの代表曲が、デビュー3年目の新人の声でチャートの頂点に戻ってきたことになります。カムバック初週はMnet「M COUNTDOWN」、KBS「ミュージックバンク」、MBC「ショー! 音楽中心」、SBS「人気歌謡」と主要音楽番組を一巡。「人気歌謡」ではメンバーのウォニとミナミがスペシャルMCも務めました。

Star News報道:発売初週でメロン・Bugs・Genie・FLOの主要チャートを総なめ

元ネタ‘Trendsetter’ RESCENE Makes a Spectacular Return with ‘Pretty Girl,’ Marking ‘Success’(Star News / 2026年7月13日)

RESCENE has topped Melon’s ‘HOT100’ with their remake single ‘Pretty Girl’.

同記事の集計では、「Pretty Girl」はメロンTOP100で4位、Bugsのリアルタイムチャートで1位、GenieのTOP200で10位、FLOチャートでも10位。ひとつのチャートの瞬間風速ではなく、韓国の主要音楽サービスほぼすべてに同時に顔を出しています。

土台は「LOVE ATTACK」の2年越し逆走ヒット。メロンTOP100に5曲が同時に並んだ

今回の1位は突然の出来事ではありません。RESCENEは2024年8月に1stミニアルバム「SCENEDROME」を発売した後、タイトル曲「LOVE ATTACK」がショート動画経由でじわじわ再生を伸ばし、約2年かけて今月ついにメロンTOP100の1位まで駆け上がりました。韓国で「역주행(逆走行)」と呼ばれる、旧曲がチャートを逆流する現象です。

ファン集計アカウントRESCENE BASEが7月8日深夜に投稿したメロンTOP100の順位は、1位「LOVE ATTACK」、4位「Pretty Girl」、12位「Deja Vu」、16位「Runaway」、56位「Pinball」。5曲同時ランクインで、「LOVE ATTACK」以外の4曲はすべて自己最高順位の更新中でした。逆走で注目を集めた瞬間に、第2世代の名曲リメイクをぶつけて新規リスナーの入口を作る。この組み合わせが今回の初動を作っています。

本家ニコルがM COUNTDOWNで共演。ファンカムは21万表示、ウォニの発言も拡散

現地SNSの熱量も数字で見えています。Xでは7月13日のSHOW CHAMPIONでの「Pretty Girl」ステージと持ち曲「Deja Vu」スペシャルステージを収めた投稿が1,422リポスト・5,415いいね・21.9万表示まで伸びました。Mnet公式ファンアプリMnet Plusの告知投稿も13万表示。

カムバック初ステージのM COUNTDOWNには本家KARAのニコルが登場し、RESCENEと一緒に「Pretty Girl」を披露しました。海外ファンサイトAsian Junkieは「得たばかりの知名度をKARAを広めるために使うのはいい判断だ。毎回KARAのメンバーを1人ずつステージに呼んでほしい」という趣旨で歓迎しています。メンバーのウォニが語った「『水が入ってきた時に櫓を漕いだ』と言われるけど、私たちは水がない時も漕いでいた」という言葉も名言として切り抜かれ、7月4日の投稿が拡散中。韓国メディアのニューデイリーは初週の存在感を「爆発」と表現し、「論議を越えて人気を固めた」と評しました。

日本には「リメイク発表」までしか届いていない。KARA直撃世代には見逃せない再会

日本でもKstyleやRBB TODAYが6月下旬から「KARAの名曲をリメイク」という発表ベースの記事を出しています。ただ、メロン1位、5曲同時ランクイン、ニコル共演という発売後の展開はまだほとんど伝わっていません。KARAは2010年代前半に「ミスター」のヒップダンスで日本でもブームを起こし、紅白歌合戦にも出場したグループ。当時を追いかけていた世代なら、ニコルが後輩の隣で同じ曲を歌う映像だけでも見る価値があります。RESCENEには千葉県出身の日本人メンバー、ミナミも在籍していて、今回のカムバックでは韓国の音楽番組でMCに抜擢されるところまで来ました。

第2世代の名曲が新人を押し上げた。リメイク路線はK-POPの勝ち筋になりそう

この夏の韓国チャートの主役は、大手事務所の新譜ではなく2008年の曲を歌う新人でした。原曲の知名度で入口を作り、逆走中の持ち曲で実力を見せる。中堅事務所THE MUZEの新人がこの流れを作り切ったのは、正直うまいと思います。次はKARAの別の曲か、ほかの第2世代の名曲か。秋のカムバックシーズンまでに、後追いのリメイク企画がいくつ出てくるかで答えが見えそうです。

編集部
Velleity Note 編集部
Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。