【ドイツ】盾の勇者の主題歌MADKID、ドイツのアニメ祭AnimagiCで初公演。代表曲RISEは600万回再生

3行サマリー
- 『盾の勇者の成り上がり』のオープニング「RISE」で知られる5人組MADKIDが、7月31日から8月2日までマンハイムで開かれるドイツのアニメ祭AnimagiCに初出演。3日間すべてでステージに立つ。
- 「RISE」のミュージックビデオはYouTubeで600万回再生を超えた。2019年のデビュー曲が、そのまま海外のアニソンファンへの入り口になっている。
- 日本では「盾の勇者の曲の人たち」という印象でも、ドイツでは日本コロムビアと現地レーベルBlack Screen Recordsが組んで招く主役級の扱いだ。
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MADKID、7月31日開幕のドイツAnimagiCに初登場。会期3日間フルでライブ
アニメソングを歌う5人組ユニットMADKIDが、ドイツ・マンハイムのアニメ・マンガの祭典AnimagiC 2026に初めて出演する。会期は7月31日から8月2日までの3日間で、MADKIDは金曜・土曜・日曜と毎日ライブを行う。サイン会に加え、8月1日にはメンバーへ質問できるミート&グリートも用意された。ラッパー2人(LIN、YUKI)と歌手3人(YOU-TA、SHIN、KAZUKI)という構成で、2014年に結成、2018年にメジャーデビューしたグループだ。
AnimagiC公式発表:日本コロムビアと独レーベルBlack Screen Recordsが招へい
元ネタ:MADKID – Boygroup-Power meets Anisongs(AnimagiC公式サイト / 2026年6月24日更新)
Gemeinsam mit Nippon Columbia und Black Screen Records präsentieren wir euch die AnimagiC-Premiere der japanischen Boygroup MADKID.(日本コロムビアと Black Screen Records とともに、日本のボーイグループMADKIDのAnimagiC初出演をお届けします)
招へいには日本コロムビアだけでなく、ドイツでアニメ音楽のレコードを出しているBlack Screen Recordsも名を連ねている。海外の現地レーベルが座組みに入るのは、それだけ現地に売る当てがあるということだ。ミート&グリートは20席を抽選で配る形が取られ、応募の受付は7月1日で締め切られた。
「盾の勇者」OPの5人が独アニメ祭の主役になれる理由:RISE 600万回とシリーズ4期分
MADKIDの名前が海外に広まったきっかけは、2019年に発表した「RISE」だ。テレビアニメ『盾の勇者の成り上がり』第1期のオープニングで、CDは2019年2月6日に出ている。この曲のミュージックビデオはYouTubeで600万回再生を超えた。その後もグループは『盾の勇者』のオープニングを第1期から歌い継ぎ、第2期の「Bring Back」、第4期の「Resolution」と担当作を重ねてきた。『佐々木とピーちゃん』の「FLY」、『ただいま、おかえり』の「Futatsu no Kotoba」も手がけている。
さらに2025年10月5日には、新アニメ『DIGIMON BEATBREAK』のオープニング「Mad Pulse」を発表したばかりだ。特定の一作の主題歌で終わらず、次々に新しいアニメへ曲を供給し続けていることが、ファンとの接点を切らさない仕組みになっている。海外のアニメイベントにとって、こうしたアーティストは「その作品を見て育った層」をまるごと呼べる存在になる。
日本のアニソンファンには見えにくい、海外アニソン市場の成熟
日本国内でMADKIDを追いかけていると、彼らの海外での位置づけは意外と見えない。国内メディアがドイツのイベント出演をわざわざ報じることは少ないからだ。だが現地では、アニメの主題歌を歌うアーティストが単独で客を呼べるだけの市場ができあがっている。AnimagiCのように3日間ぶっ通しで同じグループのライブを組むのは、その需要を主催者が確信している証拠と言っていい。
アニメ本編の人気が、そのまま主題歌アーティストのライブ動員に変換される。この流れは日本国内よりも、むしろアニメが「特別な海外文化」として消費されるドイツのような市場で強く働く。日本のファンが国内のライブハウスで見ているグループが、海を越えると数千人規模のホールで主役を張る。その落差こそが、いま海外アニソン市場で起きていることの実態だ。
アニメ主題歌が、日本発グループの新しい海外進出ルートになっている
K-POPがオーディション番組やSNSで海外へ出ていったのに対し、日本のアニソン系グループはアニメ作品そのものを乗り物にして海外へ届く。MADKIDのAnimagiC初出演は、その典型例だ。作品のファンダムに乗って現地レーベルと組み、コンベンションの主役として招かれる。派手な世界戦略がなくても、良いタイアップを積み重ねれば海外の主役になれる。日本のアニソンには、まだ掘り起こされていない海外の客席が広がっている。
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