【中国】上海生まれのLiyuu、中国最大アニメ音楽祭BMLに出演。日本デビューは『ラブライブ!』唐可可役

3行サマリー
- 上海出身のLiyuuが、7月11〜12日に上海で開かれる中国最大級のアニメ音楽イベント「BML-PLAY! 2026」7月11日公演への出演を確定させた
- Twitterフォロワー50万人・Instagram50万人・Weibo70万人超のコスプレイヤーが、2020年に日本のレーベルLantisからアニメ主題歌デビューを果たした
- 『ラブライブ!スーパースター!!』では自分の出身地と同じ上海が舞台のキャラクター・唐可可役を務め、日本のアニメファンにも知られる存在になった
上海出身Liyuu、中国最大級アニメ音楽祭BML-PLAY! 2026に出演決定
中国のオンライン動画大手bilibiliが主催するアニメ音楽イベント「BML-PLAY! 2026」が、2026年7月11日・12日の2日間、上海の国家会展中心(虹館EH)で開催される。7月11日公演の出演者リストに、上海出身の歌手・コスプレイヤーであるLiyuuの名前が入った。チケットは380元から1380元まで5段階で販売されている。
bilibiliが発表した出演者リスト、二次元アーティストの中にLiyuuの名も
元ネタ:2026BML上海演出嘉宾名单(附门票价格)(上海本地宝 / 2026年6月12日)
深受二次元喜爱的歌手Liyuu……这届BML,不同圈层都有自己的名字。
現地メディアの紹介文は「二次元(オタク文化)に深く愛される歌手Liyuu」という一文だけ。彼女が中国出身であると同時に、日本のアニメ音楽シーンの一員でもあることには触れていない。7月11日の出演者には他に、実験声楽で知られる龔琳娜や、クロスオーバー系歌手の譚晶なども名を連ねる。
コスプレイヤーからJ-POPアーティストへ、Lantis公式が明かす経歴
Lantis公式サイトのプロフィールによれば、Liyuuは1997年1月9日、中国・上海生まれ。2016年頃から日本国内のコミックマーケットなどのイベントに参加を始め、その容姿がネット上で拡散されて人気に火が付いた。日本のアニメが好きだったことがきっかけで日本での活動をスタートし、コスプレイヤー活動と並行してネット上で歌声を披露していたところ、自身が公式コスプレイヤーを務めていたテレビアニメ『はてな☆イリュージョン』のオープニング主題歌でアーティストデビューを果たした。中国出身のコスプレイヤーが日本のアニメ音楽レーベルからデビューする、逆輸入型のキャリアだ。
『ラブライブ!』唐可可役、日本のアニメファンにとっての意味
Liyuuは2020年12月、『ラブライブ!スーパースター!!』の新グループ「Liella!」メンバー・唐可可(タン・ケケ)役に抜擢されたと発表された。唐可可は作中でLiyuu自身と同じ上海出身という設定のキャラクター。当時すでに180万人超のSNSフォロワーを抱えていたコスプレイヤーの参加は、Twitterでトレンド入りするほどの話題になった。日本の人気アニメIPのキャラクターを、そのIPのファン層と同じ出身地の中国人コスプレイヤーが演じる。日本のファンからすれば、「中国のアニメファンが日本のコンテンツをどう受け止めているか」がそのまま形になったような、珍しい巡り合わせだ。
中国発×日本アニメ音楽、双方向の文化交流を象徴する出演
BML-PLAY! 2026には『崩壊:スターレイル』『アークナイツ』『鳴潮』など中国産ゲームIPのアーティストも多数出演する。その中にLantis所属の日本デビュー組が加わっている。中国のアニメ音楽シーンは、日本発コンテンツとかなり地続きのようだ。中国のアニメファンが日本のアニメに憧れてコスプレを始め、やがて日本の音楽業界の内側からアニメ文化を支える側に回る。Liyuuの経歴は、そんな循環がひとつの形になった例だと思う。
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