【インド】『NARUTO』699話手掛けた伊達勇登監督、初来印へ。前回4万2000人集めた祭典に登壇

3行サマリー
- 『NARUTO』シリーズを699話まで手掛けた伊達勇登監督が、8月28〜30日開催の「Anime India Mumbai 2026」にゲストとして初来印する
- 前身の「Anime India Delhi 2026」(6月6〜7日)は2日間で来場者4万2000人を記録、トヨタ自動車やユニクロ、富士フイルムも協賛する規模に成長
- ムンバイ公演では声優・ゆうらあかりのライブ出演も決定しており、アニメ音楽を軸にした日印の交流イベントとして拡大が続く
NARUTO監督・伊達勇登、8月末のムンバイ公演で初来印が決定
『NARUTO -ナルト-』『NARUTO -ナルト- 疾風伝』でシリーズ監督を務めた伊達勇登氏が、2026年8月28日から30日にインド・ムンバイで開催される「Anime India Mumbai 2026」にゲストとして登壇することが決定した。伊達氏は2002年放送開始の『NARUTO』からシリーズに携わり、『疾風伝』は第1話から第699話まで監督を担当。約20年にわたって作品を支えてきた人物が、今回インドの地に初めて足を運ぶことになる。
アニメタイムズ社発表:井上和彦に続く日本人ゲストとして招聘
元ネタ:「Anime India Delhi 2026」『NARUTO -ナルト-』公開アフレコステージに井上和彦登壇(アニメイトタイムズ / 2026年7月3日)
あっ日本語しか喋れませんけどね(笑)。アニメファンの皆様との交流を今から心待ちにしております。
この発表は、冠スポンサーを務めるアニメタイムズ社(エイベックス・ピクチャーズ、講談社、集英社、小学館ら13社が出資)が、6月にデリーで開催された前回イベントの報告と合わせて明らかにしたもの。伊達監督本人のコメントも寄せられており、「インド国内でのアニメ事情など余り詳しくない」としながらも、現地ファンとの交流を楽しみにしている様子がうかがえる。
前身のデリー公演は2日間で4万2000人、日本企業も協賛する規模に
「Anime India」は2025年のムンバイ初開催を皮切りに、2026年はデリーを含めインド国内5都市での開催が予定されているインド最大級のアニメイベントだ。6月6〜7日に開催された「Anime India Delhi 2026」には2日間で約4万2000人が来場し、『NARUTO』はたけカカシ役の声優・井上和彦氏が日本人声優として初めてゲスト登壇。トヨタ自動車、ユニクロ、富士フイルムといった日本企業も協賛・出展しており、単なるアニメイベントの域を超えて日印の産業交流の場になりつつある。過去には『進撃の巨人』の荒木哲郎監督、『ハイキュー!!』の満仲勧監督も現地に足を運んでいる。
声優ライブも同時開催、音楽面でも日印交流が本格化
今回発表されたムンバイ公演では、伊達監督の登壇に加えて声優・歌手のゆうらあかり氏がライブステージへの出演を予定している。ゆうらあかり氏は本来2月のコルカタ公演に出演予定だったが、インフルエンザで来印がかなわず欠席となった経緯があり、今回が仕切り直しの来印となる。デリー公演でも井上和彦氏によるアニメ主題歌に合わせた公開アフレコ企画が会場を沸かせており、トークやゲスト登壇だけでなく、生の音楽パフォーマンスがインドのアニメファンを惹きつける要素になりつつある。アニメソングを生で聴かせる場が海を越えて根づいてきたのは、日本側の作り手からすると地味に感慨深い話だ。
「日本語しか喋れませんが」に滲む、日印の距離の近さ
伊達監督が寄せたコメントには「日本語しか喋れませんけどね(笑)」というくだけた一言があり、20年近く『NARUTO』を支えてきた監督が異国の地でどう受け止められるか率直に不安を口にする場面もあった。それでも会場に足を運べば温かい歓迎が待っていることは、井上和彦氏が先に体感した通りだ。日本のアニメ・音楽コンテンツがインドで一過性のブームではなく、毎回来場者数を更新しながら定着しつつある現状は、日本側の作り手にとっても励みになる材料だろう。
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