東京ゲームショウ2026、スクウェア・エニックスの試遊は11タイトル中3本。キングダムハーツ4は映像上映だけ

3行サマリー
- スクウェア・エニックスが東京ゲームショウ2026(9月17〜21日・幕張メッセ)の出展内容を公開しました。映像上映は10タイトルです。
- 会場で実際に遊べるのは『FINAL FANTASY VII REVELATION』『ファイナルファンタジー レゾナンス』『ドラゴンクエストVII Reimagined』の3本だけです。
- 『キングダムハーツIV』は映像上映のみで、発売は2027年後期の予定のまま。試遊3本のうち1本は、幕張メッセではなく別の建物が会場になります。
スクウェア・エニックス、東京ゲームショウ2026に11タイトル。手を動かせるのは3本だけ
スクウェア・エニックスが、東京ゲームショウ2026の特設サイトで出展内容を公開しました。会期は2026年9月17日(木)から21日(月・祝)まで、会場は幕張メッセです。17日と18日がビジネスデイ、19日から21日までが一般公開日にあたります。今年は30周年で、一般公開日を1日増やした5日間開催になりました。
特設サイトに名前が並んでいるのは11タイトル。ただし、その大半は映像上映です。来場者が自分でコントローラーを握れるのは『FINAL FANTASY VII REVELATION』『ファイナルファンタジー レゾナンス』『ドラゴンクエストVII Reimagined』の3本にとどまります。
公式サイトの内訳は映像上映10本と試遊3本。フォトスポットはFFVIIが3か所
出典:東京ゲームショウ2026 特設サイト(スクウェア・エニックス / 2026年9月7日確認)
出典:Square Enix Tokyo Game Show 2026 Lineup Revealed(Final Weapon / 2026年9月4日)
A demo of Final Fantasy VII Revelation will be playable.(『FFVII リベレーション』の体験版が試遊できる)
映像上映タイトルは10本です。『FINAL FANTASY VII REVELATION』(2027年4月8日発売予定)、『ファイナルファンタジーXIV: 白銀のワンダラー』(2027年1月予定)、『ファイナルファンタジー レゾナンス』(2026年10月22日発売予定、Steam版は23日)、『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』(2026年12月3日発売予定、Steam版は4日)、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』(2026年9月24日発売・Switch 2)、『キングダム ハーツ コレクション [I〜III]』(2026年10月8日発売予定)、『キングダム ハーツIV』(2027年後期発売予定)、『ドラゴンクエストX オンライン』、『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー』、『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』が並んでいます。
ブースの体験系は、遊ぶより「撮る・もらう」に寄っています。フォトスポットは『FFVII リメイク』『FFVII リバース』『FFVII リベレーション』の3か所。ほかに『FFVII リベレーション』と『FFXIV』のコラボバッグ配布、『FFXIV』のキャラクターグリーティング、『ドラゴンクエストモンスターズ4』の「わたぼう」グリーティングが用意されています。いずれもノベルティは一般公開日のみの実施です。
ドラゴンクエストVII Reimaginedの試遊台だけ、幕張メッセの外にある
3本の試遊のうち、注意が必要なのは『ドラゴンクエストVII Reimagined』です。この試遊体験だけは会場がSQEXブースではなく、ファミリーゲームパーク(TKP東京ベイ幕張ホール)と明記されています。しかも実施は一般公開日のみ。ビジネスデイに来場する人は触れられません。
TKP東京ベイ幕張ホールは幕張メッセに隣接する別の建物です。展示ホールの中を歩いていても、この試遊台には辿り着けません。目的が『ドラゴンクエストVII Reimagined』の人は、そもそも入る建物が違うということになります。
もう1つ、『FINAL FANTASY VII REVELATION』の試遊にも条件が付きました。一般公開日の試遊権は「スクエニ メンバーズ」での先行抽選です。当日ふらりと立ち寄って並べば遊べる、という形ではありません。
ちなみに『ドラゴンクエストVII』は、8月末のケルンのゲーム見本市gamescomでも試遊出展されています。海外の来場者のほうが先に触っていた作品が、日本では別会場に置かれた、という順番になりました。
発売日発表トレーラーは日本語版104万回、英語版77万回
ラインアップの主役は明らかに『FINAL FANTASY VII REVELATION』です。9月4日の「State of Play」で2027年4月8日という発売日が出たばかりで、TGSはその直後の露出になります。
どれくらい見られているのかを、2026年9月7日の14時台(日本時間)にYouTubeの検索結果で確かめました。スクウェア・エニックス公式チャンネルの日本語版「『FINAL FANTASY VII REVELATION』3rdトレーラー|発売日発表」が104万回、英語版「FINAL FANTASY VII REVELATION Reveal Trailer | Gameplay: Battle & Exploration」が77万回。どちらも3日前の公開で、日本語版が1.3倍ほど上回っています。
同じ日本発の大型タイトルでも、英語版のほうが伸びる例は珍しくありません。この作品に関しては、少なくとも発売日発表の段階では国内の関心のほうが厚い、という数字が出ています。海外で数字が伸びるかどうかは、TGSで出す映像と、その後にどれだけ情報を足せるかで決まります。
キングダムハーツ4を待つ人にとって、今回のTGSは進展のない5日間になる
日本のファンにとって、いちばん実務的な結論はここです。『キングダム ハーツIV』は映像上映のみで、発売時期の表記は「2027年後期発売予定」のまま動いていません。8月の時点で開発側が発売時期は遅れないと語っていましたが、今回のTGSではそれ以上の新しい約束は出ていない形です。会場に行っても、遊べません。
逆に言えば、予定を組む材料ははっきりしています。『FINAL FANTASY VII REVELATION』を触りたい人はスクエニ メンバーズの先行抽選を先に押さえる。『ドラゴンクエストVII Reimagined』が目当てなら一般公開日に、幕張メッセではなくTKP東京ベイ幕張ホールへ向かう。この2点を9月17日より前に決めておくかどうかで、当日の動き方がまったく変わります。
なお、出展内容は予告なく変更される場合があると公式サイトが明記しています。整理券の配布や入場規制も当日判断です。直前にもう一度、特設サイトを見ておくことをおすすめします。
【追記 2026/09/20】TGS2026のスクウェア・エニックスブースでは、『FINAL FANTASY VII REVELATION』の試遊が旋風の迷宮のボス戦を切り出した内容で、クラウド・ヴィンセント・シドを操作してジョブを切り替える新システムを体験する構成だった。ブース内の試遊3本目はロマンシング サガ3 デスティニーユナイテッドで、ドラゴンクエストVII Reimaginedは別区画のファミリーゲームパークに置かれていた。9月4日公開の日本語版3rdトレーラーの再生数は、9月7日時点の約104万回から9月20日12時36分時点で1,231,119回に伸びている。(一次ソース)
11本中3本という比率が、スクウェア・エニックスの現在地を映している
並べられた11タイトルのうち、発売済み・配信中が4本、2026年内発売が3本、2027年以降が4本。手前に置ける完成品が少なく、遠い期待のほうが多い構成です。試遊が3本に絞られたのは、単なるブース設計の都合ではなく、いま見せられる状態の作品がそれだけしかない、ということでもあります。
だからこそ『FINAL FANTASY VII REVELATION』1本にここまで比重がかかっているのだと受け止めました。答え合わせが始まるのは9月17日です。
