2026年10月8日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
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【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張が10月9日発売、海外レビュー平均85点。本編のSteam日本語レビューは好評42%

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張が10月9日発売、海外レビュー平均85点。本編のSteam日本語レビューは好評42%

3行サマリー

  • カプコン『ドラゴンズドグマ 2』の拡張「ダークアリズン」は10月9日発売。海外レビューはOpenCriticで24媒体の平均85点、推薦率88%(10月8日19時時点)
  • 一方、本編のSteamレビューは約11万8,000件のうち好評62%の「賛否両論」。日本語レビューに限ると好評は42%にとどまる
  • 海外Redditのレビュースレッドには298件のコメントが付き、「本編も最初は高評価だった」と様子見をすすめる声も上位に並んだ

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ダークアリズンは10月9日発売、海外の批評家平均は85点

カプコンは10月9日、『ドラゴンズドグマ 2』の拡張コンテンツ「ダークアリズン」を発売します。対応機種はNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、Steam。価格は本編とのセット版が5,990円、拡張単体(PS5・Xbox・Steamのみ)が2,990円です。

発売前日の10月8日に海外メディアのレビューが解禁されました。レビュー集計サイトのOpenCriticでは、24媒体の平均が85点、推薦率が88%となっています(日本時間10月8日19時時点)。

追加される中身は3つあります。北方の地を舞台にした新しいストーリー、本編のマップに置かれる12種類のダンジョンに挑むチャレンジコンテンツ、そしてキャラクタークリエイトの髪型と刺青です。拡張の名前は、2013年に出た初代の完全版『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』と同じ。初代からのファンには懐かしい響きですね。

カプコンの発表とNintendo Lifeのレビューまとめ

出典:『ドラゴンズドグマ 2』拡張コンテンツ発表のプレスリリース(カプコン / PR TIMES / 2026年6月10日)

出典:Round Up: The Reviews For Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen Are In(Nintendo Life / 2026年10月8日)

Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen is often Capcom’s open world RPG at its absolute peak.(Push Squareのレビューより)

IGNは8点、Push Squareは9点。RPGamerは「本編が合わなかった人の考えは変えない」

主要メディアの点数は高めにそろいました。Nintendo Lifeのまとめによると、IGNは10点満点の8点、Push Squareは9点、RPGFanは100点満点の95点です。OpenCriticにはDualShockersの10点満点も載っています。

IGNは、新しいキャラクターと敵、滅びた文明の跡を描いた点を評価しました。Push Squareは「カプコンのオープンワールドRPGが最も高みに達している場面が多い」と書いています。RPGFanは、2作目を初代より物足りないと感じた人ほど、拡張での改善を気に入るだろうとしています。

辛めだったのはRPGamerで、5点満点の3.5点。本編のファンなら楽しめる一方、本編になじめなかった人の考えを変えるほどではない、という評価でした。手放しの絶賛ではない点は、押さえておきたいところです。

85点でも様子見が出る理由は、本編のSteam評価が「賛否両論」だから

批評家の点数が高くても、プレイヤーがそのまま受け取るとは限りません。2024年3月に出た本編は、Steamのユーザーレビューがいまも「賛否両論」です。

Steamの公開データでは、本編のレビューは11万7,978件、好評は62.3%です(10月8日19時時点)。言語別に見ると差が大きく、英語は6万963件で好評67.5%、日本語は2,499件で好評42.0%でした。日本語レビューでは、半数以上が「おすすめしない」を選んでいる計算になります。

カプコンは本編の立て直しを続けてきました。9月には大型アップデートでPC版のDenuvoを外し、動作の改善もはかっています(関連記事:カプコン『ドラゴンズドグマ2』、発売2年5か月でDenuvoを削除)。拡張のSteamページは発売前のため、レビューはまだ0件です。

海外Redditのレビュースレッドは298コメント、上位は「名前が初代と同じ」

海外掲示板Redditのゲーム板r/Gamesでは、レビュー解禁に合わせて立ったスレッドが656ポイント、高評価率94%、コメント298件を集めました(日本時間10月8日19時時点)。

一番支持されたコメント(269ポイント)は、初代の完全版と同じ「ダークアリズン」という名前をつけたことへのツッコミでした。2位(182ポイント)は「賛否が割れた後もカプコンが見捨てなかったのがうれしい。動作に不満があった人こそもう一度試す価値がある」という歓迎の声です。

個人的に印象に残ったのは、慎重な意見も上位に入っていたことです。「本編も最初のレビューは絶賛だったが、プレイヤーの手に渡ってから評価が一気に変わった。今回も長い目で見たい」というコメントが55ポイントを集めています。シリーズのファンが集まるr/DragonsDogmaでは、「DLC tomorrow!」という投稿が923ポイントで、発売前日の一番人気でした。

日本語レビュー42%の本編を、拡張がどこまで押し上げるか

日本のプレイヤーにとっての焦点は、拡張で本編の評価が変わるかどうかです。本編の日本語のSteamレビューは、好評率が英語より25ポイント以上低い状態です。

日本語レビューが英語より低く出る傾向は、ほかの日本メーカーの作品でも見られます。コナミの『SILENT HILL: Townfall』でも、日本語レビューの好評率は英語を下回りました(関連記事)。

海外の批評家は85点をつけましたが、Redditでも指摘されたとおり、本編は発売時の評価とその後のユーザー評価がずれた作品です。発売後に拡張のSteamレビューが何%で落ち着くか、日本語レビューが英語にどこまで近づくか。この2つを見れば、今回の高評価がプレイヤーにも届いたのかが分かります。編集部では発売1週間後に、もう一度数字を確かめるつもりです。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。