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【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張、Steam評価「非常に好評」89%。本編で好評43%だった日本語レビューも92%

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張、Steam評価「非常に好評」89%。本編で好評43%だった日本語レビューも92%

3行サマリー

  • カプコン『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』の拡張DLC(10月9日発売)は、Steamで1,534件中88.9%が好評の「非常に好評」(10月18日7時台に集計)
  • 本編のSteam評価は11万9,466件中62.9%の「賛否両論」で、日本語レビューに限ると43.1%にとどまる
  • 拡張の日本語レビューは72件中66件(91.7%)が好評で英語の92.2%とほぼ同じ。下がったのは簡体中国語の76.8%だけ

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Seriesカプコン『ドラゴンズドグマ2』ダークアリズン全2本

カプコン『ドラゴンズドグマ2』の拡張ダークアリズンの発売前評価から発売後のユーザー評価までを追う連載

  1. 2026/10/8【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張が10月9日発売、海外レビュー平均85点。本編のSteam日本語レビューは好評42%
  2. 2026/10/18【世界】カプコン『ドラゴンズドグマ2』拡張、Steam評価「非常に好評」89%。本編で好評43%だった日本語レビューも92%(この記事)

ドラゴンズドグマ2の拡張、発売9日でSteam好評率88.9%の「非常に好評」

カプコンが10月9日に配信した『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』の拡張DLCは、Steamで「非常に好評」がついています。10月18日7時台(日本時間)にSteamの公開レビューデータを集計したところ、全言語で1,534件のうち1,363件が好評で、好評率は88.9%でした。

同じ時点の本編の評価は「賛否両論」のままです。全言語11万9,466件のうち好評は7万5,163件で、好評率は62.9%。2024年3月の発売から評価を引きずってきた本編に対して、拡張はひと回り高い評価を受けています。

拡張の中身は、極北の地「ノルガン」を舞台にした新エリアとストーリー「滅びの王土」、12種類のダンジョンに挑む「忘れられた試儀」、キャラクターエディットの追加です。拡張DLCの価格は2,990円(税込)で、本編との同梱版は5,990円(税込)。発売前の海外レビューは平均85点で、今回はその後に購入者が付けた評価です。

Steam公開データと仏Kami Labs、発売直後から好評率は8割台後半

出典:Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen Expansion のユーザーレビュー(Steam / 2026年10月18日7時台に公開レビューデータを集計)

出典:Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen reviews(Kami Labs / 2026年10月11日時点のデータ)

出典:『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』発売日・価格の発表(カプコン / PR TIMES / 2026年6月10日)

フランスのゲームメディアKami Labsは、10月11日時点で拡張のSteamレビューが675件中586件好評(87%)だったと伝えています。それから1週間で件数は倍以上になりましたが、好評率は8割台後半から動いていません。英語レビューのうち、「参考になった」順で上位に表示される投稿(596票)は、初代の歴史と重ねてこう書いています。

Once again, history repeats itself with an expansion named Dark Arisen fixing the game named Dragon’s Dogma.

(またしても歴史は繰り返す。ダークアリズンという名の拡張が、ドラゴンズドグマという名のゲームを直した)

本編で好評43%だった日本語レビュー、拡張では72件中66件が好評

いちばん大きく変わったのは日本語レビューです。本編の日本語レビューは2,549件中1,098件が好評で、好評率は43.1%。英語の68.2%より25ポイント低く、本編に一番厳しかったのは日本のプレイヤーでした。

拡張では、日本語レビュー72件のうち66件が好評で、好評率は91.7%です。英語の92.2%(872件中804件)とほぼ並びました。件数はまだ少ないものの、本編では英語との差が25ポイントあったのが、拡張ではほとんどなくなっています。

言語別に並べると次のとおりです(いずれも10月18日7時台の集計)。

  • 日本語:本編43.1%(2,549件)→ 拡張91.7%(72件)
  • 英語:本編68.2%(6万1,672件)→ 拡張92.2%(872件)
  • 簡体中国語:本編45.0%(2万3,402件)→ 拡張76.8%(280件)
  • 全言語:本編62.9%(11万9,466件)→ 拡張88.9%(1,534件)

日本語レビューで目立つのは、ストーリーと移動の改善への評価です。メインストーリーの行き先ごとにファストトラベルの拠点が置かれていることに驚く声や、本編より話がわかりやすく後味もいいという感想が並びます。一方で、「参考になった」順で最上位に表示される日本語レビューは好評を付けながらも、「本編にしこりを残した人にとってはそれを解消できる様なものではない」と注意を添えていました。敵が硬すぎて爽快感がないという指摘もあります。

拡張のレビューを書けるのは本編を持っている人だけです。日本語の72件は、本編を手放さずに続けてきた層の声と読むのが妥当です。本編の43.1%を付けた層がどれだけ戻ってきたかは、この数字からはまだわかりません。

好評率が76.8%にとどまった簡体中国語、不満は中身より発売日版購入者の扱い

3つの言語のうち拡張の評価が下がったのは簡体中国語で、280件中215件好評の「やや好評」でした。ただ、低評価の中身はゲーム内容への批判とは限りません。

簡体中国語で「参考になった」順の最上位に表示されるレビュー(376票)は、発売日に本編の豪華版を予約購入した人が拡張を追加で買う必要があり、いまから本編と拡張のセットを買う新規プレイヤーより高くつく点を挙げて低評価を付けています。好評を付けた人の中にも、内容を絶賛しつつ、古くからのプレイヤーへの補填がないことに触れる投稿が並びます。

拡張の中身そのものには、中国語のレビューでも好意的な声が多く見られます。不満の焦点は値付けにあり、ゲームそのものの評価とは切り分けて読む必要があります。

監督は初代ダークアリズンの木下研人氏、英語レビューは「歴史は繰り返す」

海外のレビューで繰り返し名前が挙がるのが、拡張の監督を務めた木下研人氏です。木下氏は2013年に初代『ドラゴンズドグマ』の拡張版『ダークアリズン』で監督を務め、本編2作目ではリードゲームデザイナーでした。この拡張の監督に同氏が就いたことは、今年6月に海外メディアが伝えています(AUTOMATON WEST)。

英語のレビューでは、ダークアリズンを手がけた人に本編のストーリーも任せてほしいという要望が上位に入り、初代と同じく拡張で評価を立て直したという見方が目立ちます。中国語のレビューにも、初代の黒呪島と今回のノルガンを同じ監督の仕事として称える投稿がありました。

初代も、2012年の発売時は賛否が分かれ、翌年の『ダークアリズン』で評価を固めたシリーズです。本編の評価が割れたまま拡張で持ち直すという流れは、13年前とよく似ています。シリーズの評価を拡張で立て直す役回りが、同じ監督に2度回ってきたことが印象的でした。

本編に厳しかった日本のプレイヤーも拡張では海外と同じ評価に

ドラゴンズドグマ2の拡張は、言語を問わず本編より高い評価を受けています。中でも日本語レビューは、本編の43.1%から91.7%へと最も大きく上がり、英語とほぼ同じ水準になりました。

本編では英語と日本語で25ポイントあった差が、拡張ではほぼなくなりました。ただし、拡張のレビューは本編を持つ人しか書けないため、本編の「賛否両論」がこのまま上向くかどうかは、本編側のレビューの動きを見る必要があります。

関連記事:カプコン『ドラゴンズドグマ2』Switch 2版、影はXbox Series S超え。Digital Foundryは3モードとも「推奨できない」

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。