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【韓国】BoAを育てたイ・スマンの新ガールズグループA2O LITE、デビュー曲がBugs1位。日本出身メンバーも在籍

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【韓国】BoAを育てたイ・スマンの新ガールズグループA2O LITE、デビュー曲がBugs1位。日本出身メンバーも在籍

3行サマリー

  • イ・スマンが手がける9人組A2O LITEが10月13日にデビュー曲「NEON」を公開。メンバーの平均年齢は15歳
  • 10月14日10時のリアルタイムチャートで「NEON」はBugs1位、Melon TOP100で11位
  • メンバーには日本出身のHimeki(16)と、日米の二重国籍を持つOa(13)がいる

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A2O LITE、10月13日にデビュー曲「NEON」を公開。9人の平均年齢は15歳

SMエンターテインメントの創業者イ・スマンが率いるA2O Entertainmentから、ガールズグループA2O LITEが10月13日18時にデビューしました。デビュー曲はデジタルシングル「NEON」です。

イ・スマンにとっては、2023年にSMを離れて以降、韓国国内向けに送り出す最初のグループになります。音楽とパフォーマンスのディレクションは、SM時代から楽曲制作の中心にいたユ・ヨンジンが担当しています。

メンバーは9人で、国籍は韓国、日本、中国、タイ、米国にまたがります。最年長が17歳、最年少組の3人が13歳です。男性グループのA2O SOULも同時にデビューし、12日にはM2とMnet Plusで合同のデビューショー「WELCOME TO SOULITE」が世界配信されました。

京郷新聞スポーツ「平均年齢15歳、9人の国籍と年齢を公開」

出典:“Average age 15” Lee Soo-man’s girl group ‘A2O LITE’ reveals the nationalities·ages of its nine distinct members(スポーツ京郷 / 2026年10月11日)

出典:SM Entertainment founder’s A2O Entertainment to debut A2O Soul and A2O Lite(Korea JoongAng Daily / 2026年10月11日)

“Average age 15” Lee Soo-man’s girl group ‘A2O LITE’ reveals the nationalities·ages of its nine distinct members

スポーツ京郷によると、メンバーと年齢は次のとおりです。Yeon(17・韓国)、Himeki(16・日本)、Bora(16・韓国)、Siri(15・中国)、Rada(15・タイ)、Merci(15・中国)、Ayun(13・韓国)、Oa(13・米国と日本の二重国籍)、Ai-jjing(13・中国)。グループのジャンルは、Z世代とアルファ世代をあわせた「Zalpha(ザルファ)」世代向けのポップだと説明されています。

Bugsのリアルタイム1位、Melon TOP100は11位(10月14日10時時点)

デビュー翌朝の数字は、新人としてはかなり強いものでした。編集部が10月14日10時(韓国・日本時間)に確認したところ、Bugsのリアルタイムチャートで「NEON」は1位でした。同時デビューしたA2O SOULの「SUPERSTAR」は同じチャートで70位です。

韓国で利用者が最も多いMelonのTOP100では、同じ時刻に11位でした。Melonは既存の人気グループが上位に並びやすいチャートで、デビュー翌日の新人が11位にいること自体が目を引きます。

コミュニティサイトのTheQooには、14日朝の時点の順位をまとめたスレッドが立っています。タイトルは次のとおりで、Melonの急上昇系チャートHOT100では3位だったとしています(このHOT100の順位は編集部では確認していません)。

이수만 신인 걸그룹 ‘A2O LITE’ 데뷔곡 멜론 탑백 20위+핫백 3위, 벅스 1위(イ・スマンの新人ガールズグループ「A2O LITE」デビュー曲、Melon TOP100で20位+HOT100で3位、Bugs1位)

スレッドの20位から、編集部が見た10時の11位まで、数時間で順位を上げていたことになります。

競業禁止が2026年2月に明け、3年ぶりにイ・スマンが韓国の現場へ

A2O LITEがここまで注目される最大の理由は、プロデューサーがイ・スマンだという一点にあります。BoA、東方神起、少女時代、EXOを世に出した人物が、自分の名前で韓国国内向けのアイドルを出すのは、SMを離れてから初めてです。

なぜ今なのか。韓国のヘラルド経済によると、SMを離れる際に結んだ国内での競業禁止の条項が、2026年2月末で切れました。A2O Entertainmentはそれまで、中国人メンバーで構成したA2O MAYなど海外向けの活動を先に進めていました。制限が解けて7か月半で、男女2組を同時にデビューさせたことになります。

もう1つの理由は、イ・スマンがSMを去った経緯です。経営権をめぐる争いの末の退場だったため、韓国のK-POPファンの間では今も評価が割れています。その本人が新グループで結果を出すかどうかは、ファンにとって勝ち負けのような意味を持つ話題になっていました。

TheQooの関連3スレッドに約1,300件のコメント。「イ・スマンはまだ健在」

反応の大きさは、TheQooのHOT掲示板に並んだ3本のスレッドに表れています。10月14日10時ごろの時点で、チャート順位のスレッドが閲覧約2万・コメント364件、メンバー個人を取り上げたスレッドが閲覧約6万3千・コメント496件、人気メンバーを選ぶスレッドが閲覧約5万1千・コメント429件でした。

チャートのスレッドで最も多かったのは、曲とステージへの好意的な評価です。編集部が読めた190件のうち、67件がこの種類でした。

  • 「曲いい。やっぱりユ・ヨンジン色がSM色なんだな」
  • 「正直、話題になっても音源成績は悪いと思ってたけど高い。自分も聴いてみようかな」
  • 「イ・スマンはまだ健在だな(笑)」

一方で、厳しめの声もあります。「新しく始めてもユ・ヨンジン文法のままで退屈だった。ただステージは何度も見返している」という書き込みもありました。曲の好みは分かれても、ステージには引き込まれた人が多いようです。個人的には、この「何度も見返している」という一言がいちばん印象に残りました。また「Bugsは上がりやすいチャートでは?」と、順位の重みを割り引く意見も見られました。

メンバーを取り上げた2本のスレッドで目立ったのは、年齢への驚きです。「あんなに幼いのに、大人並みに踊っていて本当に驚いた」「年齢を聞いて驚いた。でもなんでこんなに上手いの」といった声が続きました。13歳の中国出身メンバーについては、国籍を理由にした否定的な書き込みと、「まだ幼い子なのに、国籍で悪く言うのはやめてほしい」とたしなめる声の両方が並んでいます。

日本出身のHimekiとOaが在籍。「パートが少ない」と気にする声も

日本のK-POPファンにとっての接点は、9人のうち2人が日本にルーツを持つことです。Himekiは16歳の日本出身メンバーで、Oaは13歳、米国と日本の二重国籍です。日本語メディアでのA2O LITEの報道は、10月14日朝の時点で編集部は確認できていません。

TheQooで日本人メンバーに触れた書き込みはまだ少数でした。その中で「Himekiはパートが本当に少なく、顔もあまり映らない」と、デビュー曲での扱いを気にする声がありました。グループ全体で韓国人メンバーが3人にとどまることを問題視する書き込みもあり、多国籍編成そのものが韓国の一部ファンには議論の種になっています。

イ・スマンは2000年代、BoAを日本で成功させ、韓国の歌手が日本市場に入る道筋を作った人物です。その彼が、最初から日本人メンバーを含む多国籍グループで再出発したことは、日本市場を最初から視野に入れた布陣と読めます。日本での活動予定は、まだ発表されていません。

A2O LITEの次の試金石は、ユ・ヨンジン節が2曲目でも通用するか

デビュー曲「NEON」は、イ・スマンの名前と年齢の若さで注目を集め、Bugs1位という数字で初動を固めました。TheQooの反応を見る限り、話題先行で終わるという見方はデビュー翌朝の時点で少数派です。

次に問われるのは、Melonで上位を保てるかどうかと、「ユ・ヨンジン文法」と呼ばれるSM時代そのままの作風が2曲目以降も新鮮に聞こえるかです。13歳のメンバーが3人いる編成で、活動量と学業をどう両立させるかも、事務所が今後問われる点です。日本のファンにとっては、HimekiとOaの見せ場が次の曲で増えるかどうかにも目が向くはずです。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。