【アメリカ】バンダイナムコ『鉄拳8』、範馬勇次郎のゲーム内の顔を初公開。海外Redditは3,136票、刃牙の画風そのままに賛否

3行サマリー
- バンダイナムコは10月11日夜(日本時間)、『鉄拳8』ロジャーJr.のトレーラーを公開し、最後に範馬勇次郎のゲーム内モデルを初めて見せた
- 海外Redditでは、原作の顔と並べた比較画像が約4時間で3,136票(高評価率95%)を集めた
- 勇次郎はシーズン3の4人目で、配信は2027年初頭の予定。ロジャーJr.は11月12日に早期アクセスが始まる
鉄拳8、ロジャーJr.の映像の最後に範馬勇次郎の3Dモデルが映った
バンダイナムコエンターテインメントは10月11日、フランスで開かれた格闘ゲーム大会「EVO France 2026」で、『鉄拳8』の追加キャラクター「ロジャーJr.」のゲームプレイトレーラーを公開しました。映像の最後には、シーズン3の最後に参戦する『刃牙』シリーズの範馬勇次郎が、ゲーム内のモデルで初めて登場しています。
勇次郎の参戦は5月25日に発表済みで、配信は2027年初頭の予定です。ただ、ゲームの中でどんな顔になるのかは今回まで出ていませんでした。数秒の映像でしたが、海外の反応は勇次郎に集中しています。
ロジャーJr.の配信日もあわせて告知されました。シーズン3パスの購入者向けの早期アクセスが11月12日、一般アクセスが11月17日です。
EventHubs「勇次郎のゲーム内モデルを初披露」、公式YouTubeは11月12日からと告知
出典:Roger Jr. gameplay trailer for Tekken 8, first glimpse of Yujiro Hanma’s in-game model also shown(EventHubs / 2026年10月11日)
出典:TEKKEN 8 – 「ロジャーJr.」 ゲームプレイトレイラー(鉄拳公式YouTube / 2026年10月11日21時24分・日本時間)
出典:『鉄拳8』 シーズン3 第4弾追加プレイアブルキャラクターに「刃牙」シリーズより「範馬 勇次郎」の参戦が決定!(バンダイナムコエンターテインメント / PR TIMES / 2026年5月25日)
“teasing what’s waiting for us at the very end of this third season pass.”(シーズン3パスの最後に何が待っているかを予告している)
公式YouTubeの日本語版トレーラーは、10月12日朝7時の時点で再生数40,908回でした。
3,136票の理由は、刃牙の画風をそのまま3Dにした顔
比較画像がここまで伸びたのは、勇次郎の顔が『鉄拳8』のほかのキャラクターと明らかに違う描き方をされていたからです。r/gamingの投稿は、原作マンガのコマとゲーム内の顔を左右に並べただけの1枚でした。10月12日午前3時すぎ(日本時間)に投稿され、7時半ごろの時点で3,136票、コメント167件、高評価率は95%です。
では、なぜ顔の再現にこれほど票が集まったのでしょうか。板垣恵介さんの『刃牙』は、筋肉も表情も極端にデフォルメされた画風で知られます。海外でもNetflixのアニメを通じて知られる作品ですが、あの画風を立体にすれば不自然になる、というのが大方の予想でした。トレーラーで出てきた勇次郎は、歯をむき出しにした笑顔や大きく開脚したポーズまで原作どおりで、予想を外さなかったうえに、手加減もしていなかったわけです。
格闘ゲームファンが集まるr/Tekkenでも、勇次郎の初公開を伝えるスレッドが1,156票(高評価率97%)、トレーラーのスレッドが1,151票・301コメントを集めました。新キャラクターのロジャーJr.よりも、最後の数秒に話題が流れています。
海外Redditの最多票は「酸っぱいアメを4粒」、それでも「よくぞ再現した」が多数
反応は笑いと称賛が半々で、批判にも「刃牙らしい」という前置きが付いていました。r/gamingで最も票を集めたコメントは、顔を見た感想を一言で表したものです。
- 「酸っぱいキャンディを4粒いっぺんに口に入れたときの顔」(931票)
- 「なんでみんな叩いてるのかわからない。目指したものとしてはすごくいい出来だと思う」(386票)
- 「これを見て鉄拳を始めてみようかと思った。最高に見える」(353票)
- 「鼻血が足りない。0点、台無し」(115票)
r/Tekkenでは、「刃牙のイカれた画風を3Dにするなら、これが限界だと思う」(243票)、「完全にグロテスク。刃牙の不快な画風を3Dに移したモデリングチームにおめでとうと言いたい」(49票)といった声が上位に並びました。「グロくて怖い。いい仕事をした」(147票)というコメントが、全体の空気をよく表しています。
海外の格闘ゲームメディアの論調も同じ方向です。EventHubsはロジャーJr.の配信日と並べて、勇次郎の初登場を記事の見出しに入れました。日本のGame Sparkが「再現度高すぎる」と書いたのとは、褒めている点は同じでも温度が違います。日本では原作どおりであること自体が褒め言葉になり、海外では「原作どおりだから不気味で、だから正解」という二段の受け止め方になっています。
次は1月17日の世界大会決勝、勇次郎の配信日が出るかが焦点
勇次郎の本格的なお披露目は、2027年1月17日のTekken World Tour Finalsになる見込みです。EventHubsは、この日に新しいトレーラーが公開されると報じています。今回のロジャーJr.も、ゲームプレイトレーラーと同時に配信日が告知されました。勇次郎の配信日がこの日に出るかどうかが、次の焦点です。
日本のマンガのキャラクターが、海外大会の舞台で数秒映っただけで3,000票を超える反応を集めました。顔の再現度で海外のファンを笑わせ、同時に納得させたことが、今回の初公開のいちばんの成果です。個人的には、否定的なコメントにまで「刃牙らしい」という前置きが付いていたことが印象に残りました。
