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【アメリカ】GameStop、中古のPS5 Proを新品より500ドル高い1,399ドルに。Redditは「ぼったくり」

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】GameStop、中古のPS5 Proを新品より500ドル高い1,399ドルに。Redditは「ぼったくり」

3行サマリー

  • 米ゲーム小売のGameStopが、中古のPS5 Proを1,399.99ドルで売り出した。ソニーの新品価格899.99ドルより500ドル高い
  • 新品は米国の主要小売で在庫切れが続き、需要を押し上げるGTA6の発売日11月19日まで6週間を切っている
  • Redditのr/gamingでは5,762の支持と1,396件のコメントが集まり、最多支持は「ぼったくり」の一言だった

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SeriesPS5 Proの品薄と価格高騰全2本

GTA6の発売を前に、ソニーのPS5 Proが米国と日本で品薄になり、価格が上がっていく経緯を追う連載。

  1. 2026/9/1【アメリカ】ソニーのPS5 Pro、GTA6の映像公開で大手小売から消えた。転売1,300ドル、日本は4月に値上げ済み
  2. 2026/10/8【アメリカ】GameStop、中古のPS5 Proを新品より500ドル高い1,399ドルに。Redditは「ぼったくり」(この記事)

GameStop、中古のPS5 Proを1,399ドルに。新品の899ドルより500ドル高い

アメリカのゲーム専門小売チェーンGameStopが、中古(整備済み)のPlayStation 5 Proを1,399.99ドルで販売しています。ソニーが定めた新品の希望小売価格は899.99ドルなので、中古のほうが500ドル高いという逆転が起きています。

ディスクドライブ付きの中古は1,499.99ドルです。新しい価格は10月6日(現地時間)から適用されました。一方で、同じPS5 Proを店に売るときの下取り額は、デジタル版が800ドル、ディスクドライブ付きが850ドルです。

新品が手に入らない状況で、中古の価格を小売店そのものが引き上げた形です。これまで品薄のたびに値をつり上げてきたのは個人の転売出品でしたが、今回は全米に店舗を持つチェーンが自ら値札を書き換えました。

Wccftechは社内メモに「中古が新品より高いのは意図的」とあったと報道

出典:The GTA VI Rush Is Drying Up New PS5 Pro Stock, and GameStop Now Wants $1,399 for Used Units(Wccftech / 2026年10月6日)

出典:GameStop charge $1,399 for a used PS5 Pro in huge price hike(GamingBible / 2026年10月6日)

テック系メディアのWccftechは、GameStopの社内向けメモの文面を伝えています。

the preowned console will have a higher price than the new console – this is intentional(訳:中古機は新品より高い価格になる。これは意図的なものだ)

メモには品目ごとの新しい販売価格と下取り額の一覧も付いていました。Wccftechは値上げの背景として、GTA6の発売を前に新品在庫が枯れ、eBayで中古が高値で取引されている状況に、GameStopが後から合わせただけだと説明しています。ただし、これは同メディアの見立てです。GamingBibleによると、GameStopは価格改定の理由を公式には説明していません。

新品は主要小売で在庫切れ。GTA6の発売まで6週間を切った

中古が新品より高く売れるのは、新品を定価で買う手段がほぼ無くなっているからです。Tom’s Hardwareは、新品のPS5 Proが米国の小売で在庫切れのままだと伝えています。

需要を押し上げているのは、2026年11月19日に発売されるGTA6です。GTA6はPS5 Pro向けのグラフィックス強化に対応すると公表されていて、8月27日に拡張映像が公開された直後から、PS5 Proは米大手小売の店頭から消えはじめていました。その時点で値をつけていたのはAmazonやWalmartの第三者出品で、価格は1,299ドル前後でした(9月1日の記事)。

定価そのものも上がり続けてきました。ソニーのPlayStation Blogによると、PS5 Proの米国価格は2024年11月の発売時が699.99ドル、2025年8月の改定で749.99ドル、2026年4月2日の改定で899.99ドルです。発売時の699.99ドルと比べると、GameStopの中古価格はちょうど2倍に届きます。

デジタル版で見ると、下取り800ドルで仕入れて1,399.99ドルで売れば、1台あたりの差額は599.99ドルです。品薄が続く限り、仕入れ値の7割以上を上乗せしても売れると判断したことになります。買い取る側と売る側の両方に立つ小売だからこそできる値付けで、記事を読んでいて私が一番引っかかったのはこの差額でした。

r/gamingに1,396件のコメント。最多支持は「ぼったくり」の一言だった

この値付けを伝えるスレッドは、Redditのゲーム総合掲示板r/gamingで5,762の支持と1,396件のコメントを集めました(日本時間10月8日11時時点)。スレッドは日本時間10月7日の午後に立っています。以下はコメントの意訳で、投稿者名は伏せています。

  • 「ぼったくりだ」(4,673の支持)
  • 「そこまでの価値はない。少し前まで新品が700ドルくらいだった。1,400ドルで買うのは焦りすぎだ」(1,639の支持)
  • 「ゲーム業界を潰す気なのか」(1,266の支持)
  • 「みんなGTA6を遊びたいから、転売がたくさん出てくると思う」(458の支持)
  • 「800ドルの時点で高すぎた。1,000ドルを超えたら、わかっていない客を釣るための値段だ」(127の支持)
  • 「同じ性能のPCより高いなら、ゲーム機を選ぶ理由はどこにある」(110の支持)

怒りの矛先はGameStopだけでなく、ゲーム機の値段そのものにも向いています。定価が1年半で200ドル上がったところに、中古がさらに500ドル上乗せされたからです。GTA6のソフト代と合わせて1,500ドルかけて、2026年に30fpsで遊ぶのか、と皮肉る声もありました。

日本でもPS5 Proは13万7,980円に上がり、8月末には量販店から消えていた

日本のPS5 Proは2024年11月に11万9,980円で発売され、2026年4月2日の改定で13万7,980円になりました。8月末にGAZLOGが調べた時点で、ソニーストアと大手量販店のオンラインストアは軒並み入荷待ちか完売で、通販の最安値は20万円前後でした(9月1日の記事)。

アメリカで起きているのは、その品薄が小売の値札にまで届いた段階です。日本の中古店がPS5 Proの販売価格をどう動かすかは、GTA6の発売に向けて日本の買い手が見ておきたい点になります。

11月19日のGTA6発売までに新品の入荷があるかが分かれ目

GameStopの1,399ドルは、新品が店に戻れば成り立たない値段です。社内メモが「意図的」と書いたとされる価格差は、新品の在庫切れを前提にしています。

ソニーからは、新品の入荷見通しについての発表は出ていません。GTA6の発売までに新品が店に戻るのか、中古価格がさらに上がるのか。r/gamingのコメント欄には、GTA6を目当てにした転売がこれから増えるという見方も出ています。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。