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【アメリカ】ソニーのPS5 Pro、GTA6の映像公開で大手小売から消えた。転売1,300ドル、日本は4月に値上げ済み

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】ソニーのPS5 Pro、GTA6の映像公開で大手小売から消えた。転売1,300ドル、日本は4月に値上げ済み

3行サマリー

  • PS5 Proの米国での希望小売価格は899ドル。GTA6の映像が公開されたあと、Amazonなどの第三者出品は1,299ドルまで上がった
  • 引き金は8月27日に公開されたGTA6の拡張映像。GTA6の発売日は2026年11月19日で、まだ2か月半ある
  • 日本のPS5 Proの価格は13万7,980円(2026年4月2日改定)。いま定価で買えるのは5万5,000円の日本語専用版だけになっている

GTA6の拡張映像が公開された数日後、米大手小売のPS5 Proが在庫切れになった

8月27日にGTA6の拡張映像が公開されてから数日で、アメリカの大手小売店からPlayStation 5 Proが消えました。Best BuyとTargetは在庫なし。AmazonとWalmartには商品ページこそ残っているものの、そこに並んでいるのは第三者出品で、価格は1,299ドル前後です。ソニーの希望小売価格899ドルに対して、400ドルの上乗せということになります。

メーカー直販のPlayStation Directだけが899ドルのまま在庫を持っていた、と報じられています。eBayでは1,200ドルで落札された例も報じられています。GTA6がPS5 Pro向けのグラフィックス強化に対応することは公表されていて、その一点で買い手が一気に動きました。

TechPowerUp報道:定価899ドルの本体に、第三者出品が1,299ドルの値をつけた

出典PS5 Pro Stock Vanishes After GTA 6 Reveal, Prices Hit $1,300(TechPowerUp / 2026年8月29日)

出典PS5 Pro Stock Vanishes After GTA 6 Reveal, With Third-Party Sellers Charging Up to $1,300(gHacks Tech News / 2026年8月29日)

PS5 Pro Stock Vanishes After GTA 6 Reveal, Prices Hit $1,300
(訳:GTA6の公開後にPS5 Proの在庫が消え、価格は1,300ドルに達した)

Redditで一番支持を集めたのは「発売日に買ったのが一番安かった」という嘆き

この件を伝えるスレッドは、ゲーム系の掲示板r/Gamesで2,865の支持と977件のコメントを集めました(9月1日時点)。集まっているのは転売への怒りというより、値上がりを何度もくぐってきた人たちの疲れのような感情です。以下はコメントの意訳で、投稿者名は伏せています。

  • 「発売日にPS5を買えたのは運がよかったと思っていたけれど、あれが一番安く買えるタイミングだったなんて」(2,696の支持)
  • 「1,300ドルは、コントローラーとスタンドが付いてきた30周年記念モデルに払った額より高い」(1,019の支持)
  • 「うちのディスクドライブ付きPS5は一生使い続けることになりそう。買い替える余裕がない」(764の支持)
  • 「そもそも本体が900ドルもしていたことを知らなかった。この世代をまるごと飛ばしていたから」(468の支持)
  • 「7月の終わりに中古店で750ドルで買って、少し高いかと思っていた。いま見ると安かった」(54の支持)

買い増しを迷っていた層が、この機に降りているのも印象的でした。「通常のPS5でも映像は十分きれいだったから、Proはいらないと思えた」という受け止めや、「PS6が出るまで待つ」という声も目立ちます。品薄が需要をさらに煽るのではなく、離脱を生んでいる面があるということです。

日本はさらに深刻。13万7,980円のPS5 Proが20万円前後でしか買えない

日本の状況は、実はアメリカより前から悪化していました。PS5 Proは2024年11月に11万9,980円で発売され、当初は転売価格が定価を割り込むほど余裕のある製品でした。それが2026年4月2日の価格改定で13万7,980円へ引き上げられ、7月末ごろから大手量販店の在庫が減りはじめます。

GAZLOGが8月28日に各店の在庫を調べたところ、ソニーストアは入荷待ちで注文できず、ビックカメラ、ノジマ、ヤマダ、Joshin、エディオン、ソフマップ、コジマの各オンラインストアも完売または販売休止でした。注文できる通販の最安値は20万円前後で、定価より6万円以上高い水準です。同社は、ソニーが調達できるメモリの量に合わせて生産台数を決めていること、4月から6月のPS5の世界出荷が前年同期比36%減の160万台に落ちたことを、供給が絞られている背景として挙げています。

安い機種だけが定価で残り、高い機種から順に手が届かなくなる。メモリ価格に振り回されているとはいえ、上位機種を買う気でいた人を置き去りにする配分ではあります。いま日本で定価のまま買えるPS5は、5万5,000円の日本語専用版だけです。通常のデジタル・エディションもディスクドライブ搭載版も、大手量販店では在庫切れが続いています。GTA6を一番きれいな画質で遊びたいと考えていた人にとっては、いきなり6万円の追加負担を突きつけられた形になります。

11月19日のGTA6発売までに、ソニーが供給を戻せるかどうか

発売日まではまだ2か月半あります。海外では、ソニーが発売前に小売店へ在庫を戻すという見方が出ています。ソニーストアの表示も「販売終了」ではなく「入荷待ち」のままなので、定価で買える機会は再び来るはずです。

それでも、この2年でPS5 Proの日本での価格が11万9,980円から13万7,980円へ上がり、そこにさらに6万円の上乗せが乗っている事実は残ります。いま20万円を払うか、入荷を待つか。待てる人は待ったほうがいい、というのが数字の示す答えだと思います。損をするのは、発売日に間に合わせたい気持ちが一番強い人たちです。

元スレッド:r/Games「PS5 Pro Stock Vanishes After GTA 6 Reveal, Prices Hit $1,300」(2026年8月31日投稿)

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。