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【アメリカ】任天堂『メトロイド ドレッド』が米eショップ6位に再浮上。日本のダウンロードランキングでは50位まで名前がない

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】任天堂『メトロイド ドレッド』が米eショップ6位に再浮上。日本のダウンロードランキングでは50位まで名前がない

3行サマリー

  • 2021年10月8日に発売された『メトロイド ドレッド』が、米ニンテンドーeショップの9月12日週チャートで6位に入りました(Nintendo Everything集計)。
  • きっかけは9月9日のニンテンドーダイレクトで発表された最新作『METROID RAVENOUS』で、2027年1月28日にNintendo Switch 2向けに発売されます。
  • 一方、日本のマイニンテンドーストアのダウンロードランキングには、9月13日時点で50位までにメトロイド作品が1本もありません。

4年前のソフトが、新作発表の3日後に米eショップの6位へ戻った

任天堂の『メトロイド ドレッド』が発売されたのは2021年10月8日。任天堂の米国ストアページにも、その日付がそのまま残っています。発売から4年近くが経ち、週間チャートで名前を見かけることはほとんどなくなっていました。

それが9月に入って動きます。ゲーム情報サイトのNintendo Everythingが集計した米ニンテンドーeショップの週間チャート(9月12日週)で、『メトロイド ドレッド』が6位に入りました。同じ週の1位は『トモダチコレクション わくわく生活』、2位が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、3位が『Minecraft』。定番タイトルが並ぶ中に、4年前の2Dアクションが割り込んだ形です。

引き金は9月9日のニンテンドーダイレクトでした。シリーズ最新作『METROID RAVENOUS』が発表され、発売日は2027年1月28日、対応ハードはNintendo Switch 2と告知されています。新作が2Dの続編である以上、前作の『ドレッド』を今のうちに済ませておこうという買い方が働きます。

Nintendo Everythingは「しばらく見かけていなかった」と書いた

出典Nintendo Switch eShop charts – September 12, 2026 – Metroid Dread makes a comeback(Nintendo Everything / 2026年9月12日)

出典Metroid Dread shot up to #6 on the Switch eShop (US) because of the Metroid Ravenous hype.(Reddit r/NintendoSwitch / 2026年9月13日)

Metroid Dread hasn’t been appearing on these lists in awhile.

このチャートを取り上げたReddit(r/NintendoSwitch)のスレッドが立ったのは、日本時間9月13日の午前10時ごろ。同日夕方には447票・コメント77件まで伸びていました。数としては中規模です。ただ、コメントの中身には偏りがありました。

海外掲示板で一番票を集めたのは、喜びではなく「スイッチ2版がほしかった」だった

最も支持されたコメント(175票)は、新作の発表を歓迎するものではありません。何年も噂されてきたのだから、『ドレッド』にNintendo Switch 2向けの無料アップデートを出すべきだった、という内容です(意訳)。旧作が売れ直している当の場所で、一番上にあるのが不満だったのは意外でした。

次点(67票)は「まだ遊んでいないなら必修。操作の気持ちよさが段違い」という未プレイ層への推薦(意訳)。3番目(25票)は「明日セールに入ってほしい」という、購入を保留している人の声でした(意訳)。順位を押し上げている層と、値下げを待っている層が同じスレッドに同居しています。

なお、これらは個人の投稿であり、そのまま市場全体の反応として扱えるものではありません。票数が示しているのは、あくまでこのコミュニティ内での賛同の集まり方です。

日本のダウンロードランキング50位に、メトロイドは1本もなかった

ここが今回いちばん気になった点です。同じニンテンドーダイレクトは日本でも配信されました。だとすれば日本でも『ドレッド』が動いてよさそうなものです。そこで9月13日時点のマイニンテンドーストア「Nintendo Switchソフトダウンロードランキング」を、50位まで実際に数えました。

結果、50位までにメトロイドシリーズのタイトルは1本もありません。上位に入っていたのは次の顔ぶれです。

  • 1位:トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター
  • 2位:リズム天国 ミラクルスターズ
  • 5位:空の軌跡 the 2nd デジタルデラックス版
  • 6位:妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch
  • 8位:妖怪ウォッチ4++

日本でも「ダイレクトを見て関連する旧作を買う」動きは起きています。動いたタイトルが違うだけです。1位のトルネコは同じダイレクトで発表された新作リマスターそのものですし、6位と8位の妖怪ウォッチは、同じ日にレベルファイブが『妖怪ウォッチ2 覇道』を発表した流れに乗った既存作です。

米国チャートの上位と見比べると、ずれ方がはっきりします。米国1位の『トモダチコレクション わくわく生活』は日本では9位、米国2位の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は日本14位、米国3位の『Minecraft』は日本16位。定番どころは日米どちらにも入っていて、順位が少し違うだけです。メトロイドだけが、片側にしかありません。

『メトロイド ドレッド』は日本でもダウンロード版が売られていますし、Switch 1でもSwitch 2でも遊べます。買えないから入っていないのではなく、買い直した人の数がランキングに届かなかった、ということです。

同じ発表を見ても、買い直された旧作は日本と米国で違った

9月9日のニンテンドーダイレクトは、日本でも米国でも同じ内容が流れました。それでも、そのあとに売れ直した旧作は一致していません。米国は『メトロイド ドレッド』、日本は妖怪ウォッチとドラゴンクエスト系です。

海外の反応を読んでいると、メトロイドは「新作が出るなら前作を予習しておく」対象として扱われています。日本のランキングを見る限り、同じ扱いにはなっていません。どちらが正しいという話ではありません。同じ発表が届いた先で、シリーズごとの立ち位置がそのまま数字の差になって出ました。

『METROID RAVENOUS』の発売は2027年1月28日。発売が近づいたとき、日本のランキングに『ドレッド』が現れるかどうかは、もう一度数えます。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。