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【アメリカ】コナミ、9月4日0時の生配信で「サイレントヒルのリメイクの発表はない」と事前に明記。英語の予告ページの高評価は日本語版の3倍

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】コナミ、9月4日0時の生配信で「サイレントヒルのリメイクの発表はない」と事前に明記。英語の予告ページの高評価は日本語版の3倍

3行サマリー

  • コナミが日本時間9月4日0時から約30分の新番組「KONAMI PRESS START」を配信する。公式サイトには「『SILENT HILL』リメイクに関するお知らせはありません」と自分で書き添えた
  • 紹介されるのは10月15日発売の『Castlevania: Belmont’s Curse』と、9月24日発売の『SILENT HILL: Townfall』ほか。開発チームの映像メッセージと未公開映像が入る
  • コナミの日本語YouTubeチャンネルは登録49万7,000人で英語チャンネル21万4,000人の2.3倍。ところが予告ページの高評価は英語184に対し日本語59で、英語側が3.1倍だった(2026年9月2日7時36分に本サイトで実測)

コナミが自分の番組ページに「リメイクの発表はありません」と書いた

コナミデジタルエンタテインメントが、ゲーム情報番組「KONAMI PRESS START」を日本時間の9月4日0時から配信します。尺は約30分。ここまではよくある新作紹介番組の告知です。目を引くのは、公式サイトの注意書きに並んだ一行のほうでした。

日本語ページには「『SILENT HILL』リメイクに関するお知らせはありません。」、英語ページには同じ内容の英文が、放送時間や年齢制限の注意と並べて書かれています。番組が始まる前から、いちばん期待されているものは出ないと、メーカーが自分の口で先に言っている状態です。

30分の中身は10月15日と9月24日、発売の近い2本が軸

出典KONAMI PRESS START 公式サイト(日本語)(コナミデジタルエンタテインメント / 2026年9月1日確認)

出典Konami Press Start Showcase Announced, Expect News, Updates And “Exclusive Footage”(Nintendo Life / 2026年9月1日)

There will be no announcements regarding a remake of SILENT HILL.

コナミが公表したラインアップは、10月15日発売の『Castlevania: Belmont’s Curse』と9月24日発売の『SILENT HILL: Townfall』、そして『Rev. NOiR』。あわせて新規のゲームプレイ映像と、開発チームからの映像メッセージ、番組内でしか出さない映像が用意されているとしています。

『Castlevania: Belmont’s Curse』は『Dead Cells』を手がけたフランスのMotion TwinとEvil Empireが開発を担当する『悪魔城ドラキュラ』の新作で、Nintendo Life の商品情報によると北米価格は29.99ドル、欧州は24.98ポンドです。『SILENT HILL: Townfall』は9月24日発売で、発売の3週間前という時期に当たります。

期待されているのはリメイク、出せるのは発売直前の2本という落差

『SILENT HILL』シリーズは、リメイク企画が出るたびに海外のファンダムが大きく動くタイトルです。コナミの番組があると告知されるたびに「今度こそリメイクの続報か」という空気が立ち上がり、そのたびに肩透かしになる。今回の注意書きは、その往復をメーカー側が先に断ち切りにいった形です。

先回りして否定する書き方には利点と副作用が両方あります。番組を見た後で落胆する人は減りますが、告知の時点で「今回は本命がない」と宣言したことにもなります。実際、番組ページの見どころは発売日がすでに決まっている2本で、シリーズの将来像に関する新情報は約束されていません。

なお本サイトでは、『SILENT HILL: Townfall』の9月24日発売と主要キャストについて別記事で扱っています。主要キャスト3人は英米の俳優で、日本語は字幕のみという構成でした。

日本の視聴者には深夜0時。日本語ページと英語ページで配信先も違う

日本にいる人にとって、この番組は9月4日0時、つまり9月3日の深夜に始まります。同じ晩にはソニー・インタラクティブエンタテインメントの「State of Play」と「State of Play 日本」が9月3日22時から連続配信される予定で、この2番組が終わった2時間後にコナミの30分が始まる並びです。日本のゲームファンにとっては、木曜の深夜が3本立てになります。

視聴先も日本語ページと英語ページで揃っていません。日本語ページに並ぶのはYouTube・X・Twitchの3つ、英語ページはYouTube・Twitch・Facebook・TikTokの4つで、Xは日本語ページだけ、FacebookとTikTokは英語ページだけに載っています。どの国の人がどこで見ているかを踏まえた出し分けで、日本の読者がうっかり英語ページの案内を見ると、Xでの視聴先が見つかりません。

配信ページの温度差も測れます。2026年9月2日7時36分に両方の待機ページを開いて数えました。英語版(チャンネル「Konami」・登録21万4,000人)は高評価184、日本語版(チャンネル「KONAMI公式」・登録49万7,000人)は高評価59です。チャンネルの規模は日本語側が2.3倍あるのに、高評価は英語側が3.1倍付いている計算になります。放送前の反応という限定つきですが、この番組を待っているのが主に英語圏のファンであることを示す数字です。

この構図は、同じ晩のソニーとは逆向きです。「State of Play 日本」の前回回は英語字幕版が日本語版の4倍以上再生されていました。ソニーは日本発の番組を英語圏が見にいく形、コナミは日本語チャンネルのほうが大きいのに英語圏の熱量が上回る形で、どちらも「日本のメーカーの発表を海外のほうが待っている」という同じ絵になります。

見るべきは『SILENT HILL: Townfall』の発売3週間前の実機映像

期待値を先に下げた30分で、確実に価値があるのは発売直前の2本の実機映像です。『SILENT HILL: Townfall』は9月24日、『Castlevania: Belmont’s Curse』は10月15日。どちらも買うかどうかを決める段階の人が多く、開発チームの映像メッセージが付くぶん、体験版や映像の少なさで判断を保留していた人には材料が増えます。

逆に、リメイクの続報を待って深夜0時に起きる必要はありません。コナミがそう書いているからです。メーカーが自ら期待の上限を宣言する告知は珍しく、その一行自体が今回いちばん語られている部分でもあります。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。