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【アメリカ】ソニー『State of Play 日本』、9月3日22時から本編と連続配信。前回は英語字幕版が日本語版の4倍以上見られた

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】ソニー『State of Play 日本』、9月3日22時から本編と連続配信。前回は英語字幕版が日本語版の4倍以上見られた

3行サマリー

  • ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、日本時間9月3日22時から「State of Play」と「State of Play 日本」の2番組を続けて配信すると発表しました。
  • 後半の「State of Play 日本」は2025年11月12日の初回に続く2回目。MCは前回と同じ声優の梶裕貴さんで、日本とアジアのスタジオの新作を掘り下げます。
  • その初回をYouTubeで実測したところ、英語字幕版が119万回再生、日本語版が27万回でした(2026年9月1日13時台・日本時間に確認)。日本とアジアのゲームを集めた枠を、いちばん見ていたのは海外の視聴者です。

SeriesState of Play 日本全2本

ソニーの新作情報番組『State of Play』と日本・アジア向けの『State of Play 日本』を、発表内容と日本・英語圏の反応差で追います。

  1. 2026/9/1【アメリカ】ソニー『State of Play 日本』、9月3日22時から本編と連続配信。前回は英語字幕版が日本語版の4倍以上見られた(この記事)
  2. 2026/9/4【アメリカ】ソニー『State of Play』、日本語アーカイブの再生65万回が英語版を上回った。海外の反応はGTA6に集中

ソニー、9月3日22時に「State of Play」と「State of Play 日本」を続けて流す

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月31日、動画配信番組「State of Play」を日本時間9月3日22時から放送すると発表しました。今回は1本ではなく2本立てで、本編が終わったあと、そのまま「State of Play 日本」が続きます。配信はYouTubeとTwitchで、開始時刻は北米西海岸で午前6時、東海岸で午前9時、中央ヨーロッパで午後3時にあたります。

前半の本編には、PlayStation Studiosとサードパーティー各社の新情報が入ります。締めくくりはスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーVII リベレーション』で、広い世界をじっくり見せる構成だと公式が先に明かしました。後半の「State of Play 日本」は、声優の梶裕貴さんがMCを務め、日本とアジアのスタジオがこれから出すタイトルを深掘りします。

音声の設計も分かれています。本編は英語音声に日本語字幕、日本編は日本語音声に英語字幕。同じ日の同じ配信枠で、前半は海外に向けて日本語の窓を開け、後半は日本語で話しながら海外に窓を開ける形です。

PlayStation.Blog「日本とアジアのスタジオの新作を深掘りする」

出典State of Play & State of Play Japan return on September 3(PlayStation.Blog / 2026年8月31日)

出典State of Play and State of Play Japan set for September 3(Gematsu / 2026年8月31日)

State of Play Japan will offer deep dives into upcoming games from game studios in Japan and Asia.

(訳:State of Play 日本では、日本とアジアのゲームスタジオが手がける今後のタイトルを深掘りしてお届けします)

初回の「State of Play 日本」は英語字幕版119万回、日本語版27万回

「State of Play 日本」の初回は2025年11月12日午前7時からの放送でした。ファミ通の記事によれば、日本とアジアで作られたゲームを40分以上にわたって特集する特別編という位置づけで、MCはこのときも梶裕貴さんでした。

この初回が実際にどれだけ見られたのかを、YouTubeの公開データで数えました。2026年9月1日13時台(日本時間)に確認した数字です。

動画チャンネル(登録者)再生数高評価
State of Play Japan | November 11, 2025[英語字幕]PlayStation(1,720万)119万回31,874件
State of Play 日本 | 12.11.2025[日本語]PlayStation Japan(86.1万)27万回4,573件
(参考)State of Play | February 12, 2026[英語字幕]PlayStation(1,720万)113万回36,130件

英語字幕版は日本語版の4倍以上再生されていました。しかも119万回という数字は、3か月後に流れた通常の「State of Play」(2026年2月12日・英語字幕版)の113万回を上回っています。公開からの経過期間が9か月と6か月で違うので同じ土俵の比較ではありませんが、少なくとも「日本とアジア限定の番組だから海外では小さく扱われる」という前提は成り立っていません。IGNが同じ回を自チャンネルに流した動画も約17万回再生されています。

公平のために書いておくと、日本語版が弱かったわけでもありません。チャンネル登録者に対する再生の割合で見ると、日本語版は86.1万人に対し27万回で約31%、英語字幕版は1,720万人に対し119万回で約7%です。日本のファンはきちんと見ていて、そのうえで海外の母数が桁違いに大きい、というのが実際の姿でした。

海外の反応は放送時間に集中。北米の午前9時は任天堂ダイレクトの定番枠だった

発表直後の英語圏の反応は、中身の予想よりも先に放送時間へ向かいました。英国は午後2時、中央ヨーロッパは午後3時で、Push Squareのコメント欄では「英国でまともな時間にやるのは初めてでは」という声が目立ちます。一方で北米東部の午前9時には戸惑いが集まりました。これまでの「State of Play」は夕方から夜に流れることが多く、午前中の枠は任天堂ダイレクトの定番だったからです。ブラジルや南アフリカからは「その時間は仕事中」という書き込みも並びました。

この違和感には、Push SquareのSammy Barker氏がコメント欄で答えています。「State of Play 日本」が日本の視聴者にも届くように組まれているから、この時間になったのだという説明です。日本時間22時は、初回の午前7時と比べればはるかに見やすい枠になりました。

ゲーム掲示板のFamiboardsでは、番組を2つに割った理由そのものを疑問視する投稿もありました。前半の目玉である『FF7 リベレーション』も日本のゲームなのに、なぜ分けるのかという指摘です。日本とアジアの作品はもともと本編にも並んでいるので、「日本枠」という区切りが海外のファンには自明ではない、ということでもあります。

期待値については、同誌のLiam Croft記者が慎重な見方を示しています。前回の「State of Play 日本」で大きかったのは日本専用のPS5本体モデルと『ELDEN RING NIGHTREIGN』『グランツーリスモ7』のDLCだったとして、2回目もそのつもりで見たほうがいいと書いています。何が出るかはまだ公式に何も明かされていません。

日本とアジアの枠は、日本語で見る番組であって日本だけの番組ではない

初回の数字が示していたのは、「日本とアジアのスタジオを集めた番組」を最も熱心に見ているのが海外の視聴者だった、という事実でした。日本語で話し、日本語で字幕を読む前提で作られた40分が、英語字幕を通じて100万人以上に届いていたわけです。

だからこそ今回、本編の直後にぴったり接続してきた編成には意味があります。前半で世界中の視聴者を集めておいて、そのまま日本とアジアの棚へ案内する。初回のように単独で朝7時に置くよりも、確実に流れが生まれます。日本のスタジオが日本語で出す情報は、翻訳を待つまでもなくその場で海外に渡っていく。9月3日22時に発表される新作を、私たちは日本語で最初に聞ける側にいます。同時に、その反応がすぐ英語で返ってくる側にもいる、ということです。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。