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【アメリカ】任天堂『F-ZERO GX』で隠しコマンド8個が23年越しに判明。日本のイベント限定だったパーツに海外Redditは1,236票

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】任天堂『F-ZERO GX』で隠しコマンド8個が23年越しに判明。日本のイベント限定だったパーツに海外Redditは1,236票

3行サマリー

  • 2003年発売の任天堂『F-ZERO GX』で、ショップ画面に打ち込む隠しコマンド8個を日本の解析者が10月9日に公開
  • うち5個は4台のコントローラーで同じボタンを押す方式で、2003〜2004年に日本のイベントでしか配られなかった特別パーツが手に入る
  • 米Kotakuが「23年越しの発見」と報じ、米Redditのゲーム板では1,236票・142件のコメントが付いた

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『F-ZERO GX』のショップ画面で、8個の隠しコマンドが見つかりました

任天堂のレースゲーム『F-ZERO GX』(ニンテンドー ゲームキューブ、2003年)に、これまで誰にも知られていなかった隠しコマンドが8個あったことがわかりました。見つけたのは、改造コードの解析で知られる日本のユーザー「BTEST4HE」さんです。10月9日20時51分(日本時間)にXへ一覧表を投稿しました。

入力する場所は、ゲーム内の「F-ZEROショップ」のトップ画面です。成功すると効果音が鳴り、それまで並んでいなかった商品が売り場に出てきます。

  • 1Pコントローラーだけで入力する3個:AXマシンとパーツ、ダークシュナイダーとパーツ、AXコースの解放
  • 1P〜4Pのコントローラーで同時に入力する5個:サンダーストーム、エルドラード、クロノシンフォニー、バハムート、グラディエーターの各パーツの解放

同時入力は、4台で同じボタンを押し始めるタイミングと離すタイミングの両方を、10フレーム(約6分の1秒)以内にそろえる必要があるそうです。ずれたらそのコマンドは最初からやり直し。1人で4台を同時に操作するのは現実的ではなく、4人で息を合わせることを前提にした仕掛けに見えます。

投稿には、Nintendo Switch 2の「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」でも、1Pコントローラーのコマンドとサンダーストームのコマンドが認識されたと書かれています。残りの同時入力4個について、Switch 2での動作は投稿では確かめられていません。

Kotakuは「23年越し」、発見者のXの投稿は11万回表示

出典:F-ZERO GX(GFZJ01) 隠しコマンド(BTEST4HE / 2026年10月9日)

出典:New Cheat Codes For F-Zero GX’s Gold Parts Have Been Discovered After 23 Years(Kotaku / 2026年10月10日)

出典:F-Zero GX fans uncover new cheat codes after more than 20 years(Nintendo Everything / 2026年10月10日)

five of the eight codes … require you to input them using four controllers … simultaneously

米Kotakuは、8個のコードが日本版・海外版を問わずどの版でも入力できると伝えています。Nintendo Everythingも、これまでこの特別パーツを手に入れるには、ゲームシャークのような改造機器を使うしかなかったと書いています。

BTEST4HEさんの投稿は、10月12日13時(日本時間)の時点で表示が11万2,443回、いいね877件、リポスト417件でした。

特別パーツは2003〜2004年、日本の大会や店頭でしか配られませんでした

今回のコマンドが海外で大きく扱われたのは、解放されるパーツの多くが、発売直後に日本国内のイベントでしか手に入らなかったものだからです。

F-ZEROの記録をまとめている海外のファンサイト「CGN」によると、特別仕様のマシンは5台で、パーツは計15個。2003年10月4日から2004年2月8日までのあいだ、アミューズメントヴィジョン(セガ)と任天堂が日本各地で開いた体験会や大会で配られました。会場の試遊機にメモリーカードを挿してデータを受け取る方法と、アーケード版『F-ZERO AX』のライセンスカードを使う方法があったそうです。たとえばサンダーストームは2003年10月5日の秋葉原の大会、クロノシンフォニーは同年11月の東京・池袋の大会で配られたと記録されています。

では、なぜ23年も見つからなかったのでしょうか。ひとつは入力の条件です。4台のコントローラーを6分の1秒以内でそろえるコマンドは、偶然に打ち込まれることがまずありません。もうひとつは、配布の現場が日本の限られた会場だったことです。海外のプレイヤーにとっては「日本で何かが配られたらしい」という話でしか知りようがなく、手がかり自体が遠かったのだと思います。

米Redditは1,236票、「本編ではほぼ手に入らない」の声が最多

米Redditのゲーム板(r/Games)では、このニュースのスレッドに1,236票・142件のコメントが付きました(10月12日13時・日本時間時点)。最も票を集めたコメント(274票)は、遊んだことのない人に向けて「これは大ごとだ。このキャラクターたちは本編で解放するのが本当にほぼ不可能だから」と説明するものでした。

『F-ZERO GX』は難しさで知られるレースゲームで、ストーリーモードの最高難度などをこなさないと出てこない要素がいくつもあります。コマンドひとつで売り場に並ぶようになったことが、長年のファンには大きな出来事として受け止められています。

日本のイベントの限定品が、23年後に世界中のプレイヤーへ届きました

個人的に一番印象に残ったのは、2003年に日本の会場へ足を運んだ人しか持てなかったパーツへの道を、23年後に日本の解析者が世界に向けて開いたことです。ゲーム機を持ち寄った大会文化の名残が、Switch 2の配信版でも動くかもしれない形で戻ってきました。

手元にSwitch 2とNintendo Switch Online + 追加パックがあれば、1Pで打てる3個とサンダーストームのコマンドは、投稿者が動作を確認した範囲で試せます。残りの4個がSwitch 2でも通るかどうかは、4人分のコントローラーをそろえたプレイヤーが確かめることになりそうです。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。