【韓国】KLabの『ジョジョ』新作ゲーム、配信初日にiPhone無料ゲーム2位。3日目は9位、日本は対象外のまま

3行サマリー
- KLabと北京のワンダ・シネマズ・ゲームズが共同開発した『JoJo’s Bizarre Adventure: Golden Spirit』が8月13日に配信を開始し、韓国のiPhone無料ゲームランキングで2位から立ち上がりました。
- 当サイトが毎日取得している15市場の公開ランキングでは、韓国の順位は14日に4位、15日に9位。15日時点ではアメリカ4位、フランス8位、イギリス15位に入っています。
- 一方でGoogle Playの売上ランキングは、15市場のいずれでも20位以内に姿が見えません。日本・中国大陸・香港・台湾・マカオは配信の対象外のままです。
配信初日の韓国で無料ゲーム2位、3日目には9位まで下がった
『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメシリーズを題材にしたスマートフォンゲーム『JoJo’s Bizarre Adventure: Golden Spirit』が、8月13日に配信を始めました。日本のKLabと北京のワンダ・シネマズ・ゲームズによる共同開発で、日本・中国大陸・香港・台湾・マカオは対象から外れています。
配信からの3日間、いちばんはっきりした動きを見せたのは韓国でした。当サイトが毎日取得しているApp Storeの無料ゲームランキングで、13日は2位。翌14日は4位、15日は9位です。初日に上位へ届いたあと、2日で7つ順位を落とした形になります。
無料ゲームのランキングはその日のダウンロード数で大きく動くため、配信直後に高い位置から始まって数日で下がるのは、この種のタイトルではよくある形です。ここで見ておきたいのは、下がったこと自体よりも、下がり方の速さと、ほかの市場がどう動いたかのほうだと思います。
KLabの発表:配信開始は8月13日、対象は日本と中華圏を除く全世界
出典:『ジョジョの奇妙な冒険』アニメーションシリーズ新作モバイルオンラインゲーム「JoJo’s Bizarre Adventure: Golden Spirit」の正式サービス開始日が8月13日に決定!事前登録者数は200万人を突破(KLab / 2026年8月7日)
出典:JoJo’s Bizarre Adventure: Golden Spirit Mobile Game Officially Launches With Over 50 Playable Characters(Anime Corner / 2026年8月13日)
(配信エリア:日本・中国大陸・香港・台湾・マカオを除く全世界)
KLabは8月7日の発表で、配信開始日を8月13日とし、事前登録が200万人を超えたことを明らかにしていました。配信エリアの記載は上のとおりで、日本だけでなく中華圏もまとめて外れています。Anime Cornerは13日、配信開始を伝えるとともに、第1部から第6部までの50体以上のキャラクターが使えること、開始記念として空条承太郎のSSRを引ける召喚が用意されていることを報じました。
8月15日はアメリカ4位・フランス8位・イギリス15位。売上ランキングには15市場のどこにも出ていない
15日時点で当サイトが確認できた順位を並べると、App Storeの無料ゲームでアメリカ4位、フランス8位、イギリス15位、シンガポール11位(前日は8位)。Google Playの無料ランキングではタイ12位、シンガポール19位です。欧米で上位に食い込んでいる一方、アジア市場は配信対象から中華圏が抜けているぶん、広がりが限られている構図が見えます。
そしてもう一方の数字が、売上ランキングです。Google Playの売上ランキングでは、観測している15市場のどこでも上位20位以内にこのタイトルが現れていません。無料ダウンロードで人を集めたあと、課金がどれだけ動いたかはここに出ます。配信3日目という時点なので早すぎる評価は禁物ですが、少なくとも「初日から売上上位に飛び込んだ」形にはなっていません。
観測の方法も書いておきます。ここで挙げた順位は、当サイトが世界ゲームランキング定点観測で毎日取得しているApp StoreとGoogle Playの公開ランキングから拾ったものです。公開しているのは各ランキングの上位20位までなので、20位以内に見えないことと「圏外」であることは同じではありません。あわせて、8月14日はiOS側の取得がアメリカ・イギリス・フランスなど一部の市場で失敗しており、その日の値は欠けています。韓国の3日分は欠測なしで並んでいます。
日本のファンだけが公式の入口を持たない状態は、配信が始まっても変わらなかった
配信前に書いた前回の記事で、KLabが2020年に取得した権利がもともと「日本を除く全世界」の配信権だったことに触れました。8月13日を迎えても、その線引きはそのままです。日本のApp StoreとGoogle Playにこのタイトルは並んでいません。
原作は荒木飛呂彦の日本の漫画で、アニメシリーズも日本の制作です。それでも、韓国やアメリカのランキングに名前が出ているあいだ、日本のファンは公式の入口を持たないままでいます。国内配信の予定については、KLabからも運営からもいまのところ何も示されていません。
日本のスマートフォンゲーム市場は、世界でも課金額の大きい市場として知られています。そこを最初から外した設計で世界に出すという座組みが、数字のうえでどう働くのか。売上ランキングに動きが出るかどうかが、その答えのひとつになりそうです。
初速はダウンロードに出た。定着したかどうかは売上ランキングに現れる
配信3日で言えるのは、無料ダウンロードの初速は確かに出た、というところまでです。韓国で2位、アメリカで4位という位置は、事前登録200万人という数字と矛盾しません。一方で韓国の9位までの落ち方は速く、売上ランキングにはまだ姿がありません。
このタイトルは当サイトの定点観測の対象に入っているので、今後の順位は毎日追えます。無料ランキングから消えたあとに売上のほうへ現れるのか、それとも両方から静かに離れていくのか。数字が動いたところで、また書きます。
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