2026年7月30日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
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【アメリカ】僕のヒーローアカデミアの堀越耕平、2年ぶり新作は61ページのホラー読み切り。英語圏の告知に1日で1.6万いいね

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】僕のヒーローアカデミアの堀越耕平、2年ぶり新作は61ページのホラー読み切り。英語圏の告知に1日で1.6万いいね

3行サマリー

  • 堀越耕平の新作読み切り「笑わないでよ しじまさん」が、8月10日発売の週刊少年ジャンプ37・38合併号にセンターカラー61ページで載ります
  • 「僕のヒーローアカデミア」が2024年8月に完結してから2年、堀越がジャンプに読み切りを描くのはこれが初めてです
  • 英語圏のジャンプ情報アカウントによる告知は、投稿からおよそ1日で54.9万表示・1.6万いいねに届きました(7月30日時点)

堀越耕平の新作は「ボーイミーツガールホラー」、8月10日発売のジャンプに61ページ

集英社は7月29日、「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平による新作読み切り「笑わないでよ しじまさん」を、8月10日発売の週刊少年ジャンプ37・38合併号に掲載すると発表しました。センターカラー付きの61ページで、ジャンルは「ボーイミーツガールホラー」と銘打たれています。カラーカットも同じ日に公開されました。

ヒーローものを10年描いた作家が、次に持ってきたのがホラーだった。この振れ幅の大きさが、発表から数時間で言語をまたいで運ばれた理由です。

コミックナタリー報道:こち亀50周年の特集と同じ号に並ぶ

出典堀越耕平がボーイミーツガールホラー読切「笑わないでよ しじまさん」でジャンプに帰還(コミックナタリー / 2026年7月29日)

出典『ヒロアカ』作者・堀越耕平、新作読切8月掲載へ 完結後初でボーイミーツガール”ホラー”61ページ(ORICON NEWS / 2026年7月29日)

2024年8月の「僕のヒーローアカデミア」完結後、初となる読み切りでジャンプに帰還する堀越。

同じ37・38合併号では、秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の50周年企画も組まれます。ホラー小説「近畿地方のある場所について」で知られる背筋が特集記事の監修に入り、秋本の描き下ろしイラストカードがとじ込み付録として付きます。堀越の読み切りは、この記念号のカラーページのひとつとして並ぶかたちです。

10年続いた僕のヒーローアカデミアは2024年8月に完結、次に選んだのはホラーだった

「僕のヒーローアカデミア」は2014年に連載が始まり、2024年8月に完結しました。ちょうど10年です。アニメは複数シーズンと劇場版が作られ、スピンオフやゲームにも広がりました。8月2日には、エリを主人公にした新作アニメの短編が配信される予定です。

つまり作品世界そのものはまだ動き続けていて、止まっていたのは「堀越が新しく描いた漫画」のほうでした。そこに2年ぶりに入ったのが、ヒーローでもバトルでもなくホラーだった。読み切り1本ぶんの情報しかない段階でここまで話題が伸びたのは、待っていた人の数と、ジャンルの意外性が掛け合わさったからだと思います。

なお、次の連載につながる企画なのかどうかについては、集英社から説明は出ていません。現時点で確定しているのは、8月10日に61ページが載るという事実だけです。

英語圏の告知は1日で54.9万表示、タイ語とマレー語にも同じ話題が回った

海外の反応を数字で見ていきます。英語圏で長く週刊少年ジャンプの情報を追っている「Shonen Jump News」(@WSJ_manga)は、日本時間7月29日の12時51分にこのニュースを投稿しました。7月30日時点で54.9万表示、1.6万いいね、リポスト約3,000件、返信141件。読み切り1本の告知としては、かなり強い数字です。

広がったのは英語圏だけではありませんでした。マレーシアのメディア「GEMPAK 360」(@GEMPAK_KGS)は、米Crunchyrollのニュース記事を引用してマレー語で紹介しています。タイ語でも掲載号の情報が回っていました。X上では、同じカラーカットが英語・タイ語・マレー語の投稿に添えられて次々に流れていく状態です。

英語メディア側の動きも早く、ComicBook.com、GameRant、FandomWire、パキスタンのThe Express Tribuneなどが発表当日から翌日にかけて記事にしています。個別のファンの投稿までは事実の根拠にしませんが、「ホラーが読める」という一点で受け止められている空気は、どの言語圏でも共通していました。

海外の一部記事は「全編フルカラー」と伝えた。日本の発表はセンターカラー61ページ

ひとつ気になったことがあります。英語圏の投稿や記事の一部が、この読み切りを「61ページすべてフルカラー」と書いていました。ですが集英社の発表と、それを伝えたコミックナタリー・ORICON NEWSはいずれも「センターカラー61ページ」としています。センターカラーは、雑誌の中ほどに数ページだけカラーが入る形式のことです。

61ページ全部がカラーというのは、週刊誌の作りから見ても現実的ではありません。「センターカラー付き61ページ」が英訳の過程で「フルカラーの61ページ」に置き換わった、という単純な行き違いです。ただ、日本語の一次情報にあたるかどうかで、読者が思い浮かべる誌面はここまで変わります。海外の熱量が高いニュースほど、最初の1本の訳が後続の記事に写っていくのだと、あらためて感じました。

英語版が日本と同じタイミングで読めるかどうかについては、7月30日時点で公式のアナウンスを確認できていません。海外のファンが「どこで読めるのか」を探している段階です。

8月10日の61ページが、堀越耕平の次を占う最初の材料になる

読み切りは連載の予告ではありません。それでも、10年ヒーローを描いた作家がホラーで戻ってくるという事実だけで、英語圏からタイ、マレーシアまで1日で届きました。「僕のヒーローアカデミア」が海外にどれだけ読者を残していったかが、そのまま数字に出たかたちです。

日本の読者は8月10日に発売号を手に取れば読めます。海外のファンは、まだ読む手段がはっきりしないまま待っています。この差がどう埋まるのかも含めて、8月10日は見ておきたい日です。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。