2026年9月22日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
Home/アニメ・コミックス/ナイキ×ONE PIECE/【世界】ナイキ×ONE PIECE「オペオペの実」、日本のリセールだけ定価の2.7倍。海外11都市では1.2倍

【世界】ナイキ×ONE PIECE「オペオペの実」、日本のリセールだけ定価の2.7倍。海外11都市では1.2倍

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約5分で読めます
【世界】ナイキ×ONE PIECE「オペオペの実」、日本のリセールだけ定価の2.7倍。海外11都市では1.2倍

3行サマリー

  • ナイキ×『ONE PIECE』の「悪魔の実」エアマックスプラス3足のうち、オペオペの実(品番IW1282-600)だけがスニーカーダンクで最安7万4,999円。定価2万7,500円の2.73倍です(2026年9月22日時点の最安出品)。
  • 同じオペオペの実の海外指標は210ドル。海外定価180ドルに対して1.17倍で、ゴムゴムの実とメラメラの実は日本と海外で倍率がほぼ一致しています。
  • オペオペの実は9月19日にロンドンやミラノなど海外11都市の販売店で発売された一方、スニーカーダンクの発売情報ページに日本での発売日の記載がありません。

Seriesナイキ×ONE PIECE全4本

ナイキと『ONE PIECE』のコラボコレクションを、地域ごとの発売日程と海外の反応で追う連載です。

  1. 2026/8/24ワンピース×ナイキのスニーカーはいつ発売?世界初は9月4日の原宿、抽選応募は8月26日まで
  2. 2026/9/4【アメリカ】ナイキのONE PIECEカード、海外のプレイヤーが酷評。日本はジャンプ電子版の購読者に34枚セット
  3. 2026/9/12【世界】ナイキ×ONE PIECEの悪魔の実3足、全部買えたのは東京の3日間だけ。9月12日のメラメラは梅田の1店舗
  4. 2026/9/22【世界】ナイキ×ONE PIECE「オペオペの実」、日本のリセールだけ定価の2.7倍。海外11都市では1.2倍(この記事)

オペオペの実だけ最安出品が7万4,999円、定価2万7,500円の2.73倍

ナイキと『ONE PIECE』の初コラボとなる「悪魔の実」エアマックスプラス3足について、2026年9月22日時点の二次流通価格を日本と海外で並べてみました。すると、オペオペの実(品番IW1282-600)だけが他の2足から大きく離れた場所にいます。スニーカーダンクの最安出品は7万4,999円、出品数は59件。日本の定価2万7,500円(税込)に対して2.73倍でした。

残る2足はずっと落ち着いています。ゴムゴムの実(IR0968-500)が最安5万954円・出品73件で1.85倍、メラメラの実(IW1283-800)が最安3万7,301円・出品63件で1.36倍。3足はシリーズも定価もシルエットも同じで、違うのは配色とモチーフだけ。それなのに倍率は二段階ちがっています。

Sole Retrieverは9月19日の海外11都市発売を掲載、スニダンの発売情報にオペオペの日本発売日はない

出典Nike Air Max Plus One Piece Ope Ope – IW1282-600 Release Info(Sole Retriever / 2026年9月19日発売)

出典9/4・9/12・9/25発売|ONE PIECE × Nike Air Max Plus “Devil Fruits” collection|抽選/販売/定価情報(スニーカーダンク)

SNKRS Reserveにて発売 条件:8/23〜9/17までにSNKRSホームのタイムラインで投票

これはスニーカーダンクが、ゴムゴムの実の9月25日発売について書いている一文です。同じページはメラメラの実を9月12日のNIKE UMEDA抽選と案内しています。ところがオペオペの実については、品番IW1282-600も定価2万7,500円(税込)も載っているのに、日本での発売日と販売方法の欄だけがありません。探しても見当たらない、という状態です。

一方の海外は経路がはっきりしています。Sole Retrieverによると、オペオペの実は9月19日に180ドルで発売され、取り扱いはアムステルダム、ダラス、ディケーター、デュッセルドルフ、ローレンスビル、ロンドン、マドリード、ミラノ、サンディエゴ、ストックホルム、ワシントンD.C.の11都市の販売店に限られました。決して潤沢ではありません。それでも「店頭に並ぶ機会が公に用意されていた」という点で、日本とは前提が違います。

ゴムゴムは1.85倍対1.87倍、メラメラは1.36倍対1.39倍。オペオペだけ2.73倍対1.17倍

日本と海外の価格をそのまま比べると為替の影響が混ざってしまうので、ここでは「それぞれの市場の定価に対して何倍か」で並べます。日本の定価は2万7,500円(税込)、海外の定価は180ドルです。

モデル日本(スニーカーダンク最安出品)日本の倍率海外(Sole Retriever掲載価格)海外の倍率
ゴムゴムの実 IR0968-5005万954円1.85倍337ドル1.87倍
メラメラの実 IW1283-8003万7,301円1.36倍250ドル1.39倍
オペオペの実 IW1282-6007万4,999円2.73倍210ドル1.17倍

ゴムゴムとメラメラは、日本と海外で倍率がほぼ重なります。市場をまたいでも「定価の1.9倍」「定価の1.4倍」という評価がそろっている。つまりこの2足の値段は、モデル自体の人気だけで説明がつくわけです。

そろっていないのがオペオペの実で、日本2.73倍に対して海外1.17倍。2倍以上ひらきました。海外では定価にいちばん近い1足が、日本ではいちばん高い1足になっている。並べてみていちばん意外だったのが、この反転でした。

9月12日からの10日間で海外のゴムゴムは30.5%下落、オペオペは210ドルのまま動かず

当編集部は9月12日の記事で、同じSole Retrieverの指標を記録しています。そのときはゴムゴム485ドル、メラメラ370ドル、オペオペ210ドル。10日後の9月22日はそれぞれ337ドル、250ドル、210ドルでした。ゴムゴムは30.5%、メラメラは32.4%下がり、オペオペだけが1ドルも動いていません。

数字の性質について、注意点を2つ添えておきます。ひとつ、ゴムゴムの実は9月25日発売でまだ市場に出ておらず、日本の5万954円も海外の337ドルも発売前の出品価格、つまり売り手の希望額です。ただし9月12日時点の485ドルも同じ性質の数字なので、下落率の比較そのものは成り立ちます。ふたつ、海外側の指標は成約価格ではなく出品ベースなので、実際の取引額はこれより低くなり得ます。日本側・海外側とも同じ基準をそろえたうえでの比較、と受け取っていただければと思います。

日本で一般に売られなかった1足だけが、値崩れせずに定価の2.7倍で止まっている

3足そろえたい日本のファンには、この差がそのまま負担としてのしかかります。スニーカーダンクの最安出品で3足を買うと合計16万3,254円。うちオペオペの実1足が7万4,999円で、残り2足の合計8万8,255円の85%に相当します。1足だけで、他の2足ぶんに近い金額がかかる計算です。

9月25日にゴムゴムの実がSNKRS Reserveで発売されれば、国内の出品は増え、5万954円という水準は下がる方向に動きます。メラメラの実も9月12日の発売を経て、すでに1.36倍まで落ちました。ところがオペオペの実には、日本国内で新たに供給が入る予定が公に示されていません。値が下がるための材料が、今のところ用意されていないわけです。

今回のコラボは3足そろって同じ日に世界で売られたわけではなく、モデルごとに発売日も発売地域も別々に設計されていました。設計そのものは企業の判断ですし、限定性が話題を生むのも確かです。ただ、その設計の差が発売から数日で価格に出て、しかも負担が日本のファンにだけ偏っている。『ONE PIECE』の最大の読者を抱える市場でそうなっているのは、少し残念に感じました。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。