【アメリカ】フロム・ソフトウェアのダスクブラッド、2027年に発売延期。海外Redditは1,654票、最多票は「次のフロム作品はいつ?」

3行サマリー
- フロム・ソフトウェアは10月29日、Nintendo Switch 2専用ソフト『The Duskbloods(ダスクブラッド)』の発売時期を2026年から2027年に変更すると発表した。具体的な日付はまだ示されていない
- 理由は、8月21日〜24日に全5枠で行ったネットワークテストの評価を踏まえ、ゲームルールとバランスを最終調整するため
- 海外Redditのr/gamingでは延期の投稿が1,654票・1,029コメント(10月30日7時20分JST時点)。最多票は延期への不満ではなく「次の、みんなが待っているフロム作品はいつ?」という問いだった
Seriesダスクブラッド全4本
フロム・ソフトウェアのSwitch 2独占作『ダスクブラッド』。中国の事前期待、ネットワークテスト、独占の理由をめぐる海外の反応。
- 2026/6/10【中国】フロム・ソフトウェア宮崎英高のSwitch 2独占ダスクブラッズ、今夏テスト決定。中国の事前期待は時のオカリナに次ぐ2位
- 2026/8/23【アメリカ】フロム・ソフトウェアのダスクブラッド、Switch 2独占の理由を説明。海外では「Steam版が出る」ネタ投稿に3,347票
- 2026/8/24【アメリカ】フロム・ソフトウェアのダスクブラッド、8月24日でテスト終了。海外の不満は入力遅延、日本は最後の3人対戦
- 2026/10/30【アメリカ】フロム・ソフトウェアのダスクブラッド、2027年に発売延期。海外Redditは1,654票、最多票は「次のフロム作品はいつ?」(この記事)
ダスクブラッドは2027年発売へ、8月のテストを受けてルールとバランスを調整
フロム・ソフトウェアは10月29日夜(日本時間)、『The Duskbloods』の発売時期を2027年に変更すると発表しました。これまでの予定は2026年でしたので、年をまたぐ延期になります。2027年のどの時期になるかは書かれていません。
延期の理由として挙げられたのは、8月のネットワークテストです。テストで評価された「直接的な戦闘だけでない立ち回り」を、より高い水準で実現するために開発期間を延ばす、という説明でした。英語版の声明では、開発は最終調整の段階にあるとしたうえで、待っているプレイヤーへのおわびも添えられています。
本作はSwitch 2独占のマルチプレイ専用タイトルで、最大8人のプレイヤーが同じ試合で戦います。8月のテストのようすは8月24日の記事、Switch 2独占を選んだ理由と当時の海外の反応は8月23日の記事で取り上げました。
フロム・ソフトウェアの発表:「多様な戦略で楽しめるコンセプト」をさらに高い水準へ
出典:フロム・ソフトウェア新作『ダスクブラッド』2027年に発売延期。“直接的な戦闘だけじゃない”コンセプトを磨くべく、最終調整中(AUTOMATON / 2026年10月29日)
出典:The Duskbloods delayed to 2027(Gematsu / 2026年10月29日)
直接的な戦闘だけでなく、さまざまな立ち回りや多様な戦略で楽しめるという本作のコンセプト
発表文が「直接的な戦闘だけでなく」と書いている点に目が留まりました。8月のテストで日本のテスターの不満が集まったのは、ポイント上位の3人が10分間、直接戦って勝者を決める最終フェーズでした。「最後の1v1v1が面白くない」「ほぼ確実に1対2になる」といった声です。発表文はテストの何が問題だったかを具体的には書いていません。ただ、直接の撃ち合いだけで決着しない方向に磨く、という言い方は、あの最終フェーズへの不満と向きが重なっているように読めます。
海外Redditの最多票は「次のフロム作品はいつ?」、延期そのものより関心の薄さが表に出た
英語圏の反応で目立ったのは、延期を惜しむ声よりも「そもそもこの作品を待っていない」という声でした。10月30日7時20分(日本時間)に確認した数字は次のとおりです。
- r/gaming の延期投稿:1,654票・1,029コメント
- 同スレッドの最多コメント(733票):「じゃあ、みんなが本当に欲しいフロムの次のゲームはどれくらい先なんだ?」
- 2番目に多いコメント(435票):「フロムのゲームで唯一、まったく興味が持てない作品。Switch独占なのはいい。でもマルチプレイ専用のバトルロイヤル風?」
- r/Games の延期投稿:743票・231コメント。最多コメント(322票)は「驚きはない。ただ、延期の発表がこんなに遅かったのは残念。動作性能が良くなるといいけれど」
r/gamingで上位に並んだのは、1人用のフロム作品を待つ人たちの声でした。「流出したテスト映像は楽しそうに見える。でもSwitch 2専用のマルチ専用はパス」というコメントにも187票が付いています。一方で「このコメント欄はRedditがどれだけPC中心かを示している」という指摘にも121票が集まっていて、反応の偏りそのものを冷静に見ている人もいました。
r/Gamesのほうは「驚きはない」という受け止めが中心です。「年も押し迫っているうえ、直近のNintendo Directにも出てこなかったから予想どおり」という趣旨のコメントも上位にあり、年内発売を疑っていた人は多かったようですね。動作性能の改善を期待するコメントも上位に入っていて、8月のテストで海外のプレイヤーが一番気にしていた入力遅延とフレームレートの問題が、まだ忘れられていないことがうかがえます。
日本と海外で延期の意味が違う、日本は「ルールの作り直し」、海外は「1人用の次回作待ち」
同じ延期でも、日本と海外では受け止める論点が違う、というのが今回いちばん印象に残ったところです。日本のテスターが気にしていたのは最終フェーズのルールで、今回の発表理由はそこに触れているように読めます。海外の上位コメントは作品の中身より、フロム・ソフトウェアがマルチプレイ専用作に開発の手を割いていること自体に向いていました。
8月のテストのときも、海外の不満は入力遅延、日本の不満は最終フェーズに分かれていました。今回の延期でその構図は変わっていません。2027年の発売時期がいつになるか、テストで指摘された最終フェーズがどう変わるかは、次の情報が出た時点で改めて確かめたいと思います。
ダスクブラッドは2027年へ、問われるのは延期の長さより最終フェーズの作り直し
延期の期間は、それだけでは評価の材料になりません。問われているのは、テストで不満が集まった「上位3人の直接対決」をどこまで作り直せるかと、マルチプレイ専用作に冷ややかな海外の1人用ファンを振り向かせる材料を出せるかの2点だと受け止めています。発表文が「直接的な戦闘だけでなく」と自ら書いた以上、2027年の製品版では、その言葉どおりの変化が見えるかどうかが確かめどころになりそうです。
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