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【アメリカ】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、11月5日発売を前に試遊解禁。海外Redditで3,521票、不満は英語の声に集中

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、11月5日発売を前に試遊解禁。海外Redditで3,521票、不満は英語の声に集中

3行サマリー

  • 任天堂のSwitch 2用リメイク『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の試遊記事が、10月14日22時(日本時間)に海外の10媒体以上で一斉に公開されました。
  • 海外Redditのr/NintendoSwitchではIGNの試遊記事が3,521票を集め、絵の作り込みは好評、不満は英語の吹き替えに集まっています。
  • 同時刻に公開された紹介映像は、米国任天堂版が245万回、日本の任天堂公式チャンネル版が71万回再生で、差は約3.4倍です。

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Seriesゼルダの伝説 時のオカリナ リメイク全10本

Nintendo Switch 2版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の発表から発売までを追う連載です。

  1. 2026/6/10【アメリカ】ニンテンドーダイレクト、締めは時のオカリナのリメイク発表。海外投票2,089票の51%が8点以上
  2. 2026/6/30【アメリカ】任天堂『ゼルダ 時のオカリナ』リメイク、写実的で暗い絵柄に米ファン賛否。日本のファミ通人気投票では20位どまり
  3. 2026/9/5ゼルダの伝説40周年ダイレクトはいつ?9月8日23時から30分。海外掲示板の票は翌日の任天堂ダイレクトの4.5倍
  4. 2026/9/9【アメリカ】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が11月5日発売。英語の紹介映像は日本語版の4.9倍見られた
  5. 2026/9/15【世界】任天堂『時のオカリナ』リメイクは1080p・60fpsとの分析。AI超解像(DLSS)なしの指摘に、読者の書き込み16件中7件は分析側を批判
  6. 2026/10/15【アメリカ】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、11月5日発売を前に試遊解禁。海外Redditで3,521票、不満は英語の声に集中(この記事)
  7. 2026/11/3【世界】任天堂『ゼルダ 時のオカリナ』リメイク、試しに足したワープは全部外した。開発は自社のゼルダチーム、海外Reddit6スレッドで計2,126票
  8. 2026/11/5【世界】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』Switch 2版、海外メタスコア96。否定的な評価は83件中ゼロ
  9. 2026/11/5【世界】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』Switch 2版、携帯モードも60fps。Digital Foundryの検証動画は19時間で54万回再生
  10. 2026/11/7【世界】任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』Switch 2版、Metacriticのユーザー評価は9.8。N64版の9.1を上回った

時のオカリナの試遊記事、10月14日22時に海外10媒体以上が一斉公開

任天堂が11月5日に発売するNintendo Switch 2用ソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ』について、海外メディアの試遊記事が10月14日22時(日本時間)にそろって公開されました。IGN、GameSpot、Game Informer、Eurogamer、VGC、Nintendo Life、GamesRadar、英ガーディアン紙、米公共ラジオNPRなどが、それぞれ90分から2時間ほど遊んだ感想を載せています。

論調はおおむね好意的です。グラフィックの描き込みと操作の改善を評価する声が多く、「原作に忠実なまま、小さな変更を積み重ねたリメイク」という見方が目立ちます。一方で、今作から入った英語の音声には複数の媒体と海外ファンから不満が出ています。

同じ22時には、任天堂が約4分43秒の紹介映像も日米で公開しました。9月のニンテンドーダイレクトでの発表(発売日と紹介映像の再生数を伝えた記事)から約5週間で、実際に遊んだ人の評価が初めて出そろった形です。

Eurogamer「英語の声は90年代末のアニメ吹き替えのよう」

出典:Ocarina of Time remake Switch 2 preview(Eurogamer / 2026年10月14日)

出典:After two hours playing The Legend of Zelda: Ocarina of Time remake, it’s fired a hookshot into my heart again(VGC / 2026年10月14日)

It reminds me of a cheesy late ’90s to early ’00s anime dub

Eurogamerは英語の音声について、90年代末から2000年代初めの安っぽいアニメ吹き替えを思い出させると書いています。ダンジョンの作りについては「全面的な作り直しでも、丸ごと裏ゼルダ(Master Quest)でもない」とし、森の神殿で一部の仕掛けが変わっていると伝えました。

VGCは2時間遊んだうえで、操作の反応がずっと良くなり、スタルフォスとの戦いが気持ちよくなったと評価しています。城下町は中央の広場、路地、店がロードなしでつながった1つの場所になったとも書いています。VGCによると、原作で毎秒20コマだった動きは毎秒60コマになりました。

Nintendo Lifeは、任天堂の撮影条件に従って画面のすぐ近くで遊んだため、髪のちらつきなどの細かな乱れが目に付いたと書いています。携帯モードは試せなかったとしています。

なぜ英語の声が争点か。原作は「しゃべらないゼルダ」だった

1998年のNINTENDO64版には、会話の音声がありませんでした。リンクのかけ声やナビィの「Hey! Listen!」などの短い声だけで、会話はすべて文字で進みます。28年たってその場面に声が付いたことで、思い出の中で読者それぞれが想像していた声と、実際に聞こえる声の差が表に出ました。

海外で反発が英語音声に集中するのは、英語圏のファンにとって、文字で読んできた会話が初めて英語の声で聞こえる作品になるためです。r/zeldaの紹介映像スレッド(834票・263コメント)で最も支持されたコメント(178票)は「見た目は美しいが、声は足すより引いている。2000年代初めのアニメ吹き替えのように古い」というものでした。声のない時代に何度も遊んだ人ほど、頭の中に自分だけの声ができあがっています。不満の強さは、その思い入れの裏返しだと受け止めました。

ただし、変更点そのものへの評価は割れていません。r/zeldaでは「リメイクで変わった29の点」をまとめた投稿が1,093票を集めました。試遊記事では、ダンジョン地図の常時表示、LボタンとRボタンでのアイテム切り替え、表示量を選べる画面構成(Normal/Pro/Master)といった細かな改善が好意的に紹介されています。

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r/NintendoSwitchで3,521票、最多支持は「驚くほど違う」への冷静な指摘

海外ファンの反応を、10月15日6時ごろ(日本時間)に海外掲示板Redditで確認しました。数字はその時点のものです。

  • r/NintendoSwitch:IGNの試遊記事「思ったより違う」を紹介する投稿が3,521票・787コメントで、その日のトップでした。最多支持のコメント(1,571票)は、IGNの言う「違い」は新しい導入部向けの小さな変更、足場まわりの設計の見直し、会話の追加にとどまると整理するものです。2番目(1,569票)は「ネタバレを避けたいので記事も映像も見ないよう我慢している」という声でした。
  • r/Games:試遊記事の感想スレッドが615票・444コメント。最多支持(348票)は「かなり安全なリメイクで、見た目は大きく良くなった」という評価です。
  • r/NintendoSwitch2:倒したボスの像が並ぶ新しい部屋(英語名Hall of Fallen Foes)を紹介した投稿が634票を集めました。原作にない要素として注目されています。

全体としては「大胆な作り直しを期待した人には物足りないが、原作の体験を壊さない手堅さは歓迎」という受け止めが目立ちます。IGNの見出しが打ち出した「違い」を、ファンのほうが冷静に割り引いて読んでいたのが印象的でした。

紹介映像は米国版245万回、日本版71万回。差は9月の4.9倍から3.4倍に

同じ紹介映像の再生数を、10月15日6時ごろ(日本時間)に確認しました。米国任天堂のYouTubeチャンネル版(英語)は2,450,614回、日本の任天堂公式チャンネル版「ゼルダの伝説 時のオカリナ 紹介映像」は712,420回で、英語版が約3.4倍です。9月の発売日発表時は英語版が日本語版の4.9倍見られており、今回は日本側の伸びが相対的に大きくなりました。

価格は、日本の任天堂公式サイトでダウンロード版7,980円、パッケージ版8,980円(いずれも税込)です。米国ではダウンロード版59.99ドル、パッケージ版69.99ドルで、米国の公式ストアでは容量を約27GBと見込んでいます。

日本のプレイヤーにとっては、英語圏の不満の中心である英語音声が、日本語版でどう聞こえるかが次の注目点になります。日本語音声についての試遊評価は、今回の海外記事の中には見当たりませんでした。

11月5日の発売まで3週間、残る焦点は携帯モードの画質

海外の試遊記事は、絵と操作の改善を評価し、英語の声に不満を残す内容でそろいました。r/NintendoSwitchで3,521票を集めた反応も、期待より「手堅さ」を確かめる空気が中心です。

発売までに確かめられていないのは、Nintendo Lifeが試せなかった携帯モードでの画質と、日本語音声の評価です。発売後の海外レビューの点数と、Switch 2の携帯モードでの見え方が、このリメイクの評価を決める次の材料になります。6月の発表時の海外の反応は写実的な絵柄への賛否を伝えた記事にまとめています。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。

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