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テムパルのアニメはいつから?10月2日にテレビ放送開始。第1話は日本より先に海外3か国で上映済み

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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テムパルのアニメはいつから?10月2日にテレビ放送開始。第1話は日本より先に海外3か国で上映済み

3行サマリー

  • 韓国のウェブトゥーンが原作のTVアニメ『テムパル~アイテムの力~』は、2026年10月2日からTOKYO MXとBS11で毎週金曜23時30分に放送されます。
  • 第1話の初上映は7月2日のロサンゼルス。以降、アメリカ・フランス・ドイツの5つのイベントで、日本より先に上映されてきました。
  • 日本国内で第1話から第3話を見られるのは9月13日の池袋での先行上映会が最初で、チケットは8月20日0時に発売されます。

『テムパル~アイテムの力~』の放送は10月2日スタート。TOKYO MXとBS11の金曜23時30分枠

韓国発のウェブトゥーンを原作にしたTVアニメ『テムパル~アイテムの力~』(英題 Overgeared)の放送日が決まりました。公式サイトによると、2026年10月2日から毎週金曜23時30分、TOKYO MXとBS11で放送されます。アニメ化の発表は6月3日。そのときは「10月放送」としか出ていなかったので、ここでようやく曜日と時間が埋まりました。

あわせて8月19日には、第2弾キービジュアルと第2弾PV、主題歌、追加キャストが一度に解禁されています。オープニングテーマは大阪発の3人組バンド Re:name による「SATISFY」。作中に登場するVRゲームの名前が、そのまま曲名になっています。エンディングテーマはバーチャル・シンガーの導凰(TAO)が歌う「Ray of Emotion」。追加キャストは、ジシュカ役に杉山里穂さん、トヴァン役に水中雅章さん、レガス役に盆子原康さん、ベントナー役に福西勝也さん、フォン役に天﨑滉平さん、フェイカー役に土岐隼一さんの6人です。主人公グリード役の橘龍丸さんとユラ役の瀬戸麻沙美さんは、第1弾で発表済みでした。

制作はJ.C.STAFF。監督は河野亜矢子さん、シリーズ構成は猪原健太さん、キャラクターデザインは谷川亮介さん、音響監督は岩浪美和さん、音楽は藤澤慶昌さん、音楽制作にポニーキャニオンが入っています。原作は小説がSaenal、脚色がMonohumbug(REDICE STUDIO)、作画がTeam Argo。物語は韓国で生まれ、映像は日本の座組みが作る、という分担です。

公式サイトが8月19日に放送日と主題歌を発表。第2弾PVは公開翌日で2万3千回再生

出典TVアニメ『テムパル~アイテムの力~』公式サイト NEWS(TEMPAL Animation Partners / 2026年8月19日)

出典Overgeared Gets New Trailer and Visual, October 2 Start Date(Anime Trending / 2026年8月19日)

The upcoming Overgeared TV anime has received its second trailer and key visual, as well as an October 2 broadcast start date.

YouTubeで公開された第2弾PVの再生数は、公開翌日の2026年8月20日13時(日本時間)に当編集部で確認したところ2万3,546回でした。6月2日に出た英語表記のティザー映像は、同じ時点で4万7,688回です。放送前の作品として派手な数字とは言いません。ただ、2か月半かけて積んだティザーの半分に1日で届いている点は、この作品が海外の視聴者を先に温めてきた経緯とつながって見えます。

第1話の世界初上映は7月2日のロサンゼルス。日本より2か月以上早く3か国を回っていた

この作品でいちばん目を引くのは、日本のテレビより先に海外で第1話が流れていたことです。公式サイトのニュース欄をさかのぼると、上映の記録が5つ並んでいました。

  • 7月2日 16時00分~16時50分:Anime Expo 2026(アメリカ・ロサンゼルス/JW Marriott Platinum)第1話の世界最速上映
  • 7月11日 18時30分~20時30分:Japan Expo 2026(フランス・パリ/Kuri Stage)第1話上映
  • 7月31日 21時30分・8月1日 21時00分:Animagic 2026(ドイツ/Crunchyroll Cinema)第1話上映を2回
  • 8月2日 14時00分~15時15分:Otakon 2026(アメリカ・ワシントンD.C.)第1話・第2話の上映とパネル。グリード役の橘龍丸さんとJ.C.STAFFのプロデューサー松倉友二さんが登壇し、8月1日と2日にサイン会も実施
  • 8月22日 17時15分~19時15分:Anime NYC 2026(アメリカ・ニューヨーク)クランチロールの先行上映プログラムで第1話上映

会場名に「Crunchyroll Cinema」「Crunchyroll Premiere Screening」と並ぶとおり、この巡回は配信元のクランチロールが噛んだ座組みです。ドイツの上映は現地時間の21時台、しかも2日連続。1本のテレビアニメの第1話に、ここまで枠を割いています。

韓国で当たった原作を日本のスタジオがアニメにする流れは、ここ数年で珍しくなくなりました。6月のアニメ化発表を伝えた記事でも、『俺だけレベルアップな件』が作った勝ち筋の延長線上にある一本だと書いています。今回わかったのは、その次の段が「作るのは日本、最初に見せるのは北米と欧州」だということ。日本のテレビ放送は、世界の中では最後発に近い位置に置かれています。

日本で第1話から第3話を見られるのは9月13日の池袋。チケットは8月20日0時に3,000円で発売

日本の観客に向けた先行上映会も、8月19日に発表されました。9月13日(日)13時から、池袋HUMAXシネマズで第1話から第3話までを上映し、上映後に橘龍丸さん、瀬戸麻沙美さん、杉山里穂さんのトークショーが入ります。全席指定で3,000円(税込)、オンライン販売は8月20日0時から、劇場窓口は同日の開館後から。公式は第3話までを「世界最速」と書いていて、たしかに第3話に限れば日本が最初です。

ただ、第1話だけを取れば日本のファンは6番目になります。海外のイベントに通える人が7月に見終えている話を、日本では9月13日か、10月2日の深夜まで待つことになる。放送枠が金曜23時30分という深夜帯であることも、日本のテレビ放送が最後発に置かれている構図と合っています。

原作を先に追いたい人向けの窓口は、すでに開いています。ウェブトゥーン版はピッコマで配信中、コミックス第1巻はGA(SBクリエイティブ)から発売済みです。アニメが原作のどこまでを描くかは公表されていませんが、序盤から追いたいなら放送前に読み始められます。

韓国が育てた物語を日本が映像にして、最初に届ける相手は北米と欧州のファンだった

『テムパル~アイテムの力~』の10月2日という日付は、単なる新番組の放送開始日ではありません。原作は韓国、制作は日本、初上映はアメリカとフランスとドイツ、配信の旗振りはクランチロール。関わる国と役割がここまではっきり分かれている作品は、そう多くないと思います。

そして日本の視聴者は、その連鎖の後ろのほうに置かれています。10月2日の第1話を見るとき、その映像がすでに3か国で5回流れたあとのものだと知っていると、少し違う見え方になるはずです。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。