【アメリカ】アニメ『PSYREN』第1話、海外掲示板で161件の感想。完結から16年のアニメ化を喜ぶ声と作画への不満

3行サマリー
- 10月5日23時(TOKYO MX)に放送された第1話に、英語圏のアニメ掲示板r/animeの討論スレッドで約6時間のうちに321票・161件のコメントが集まりました
- MyAnimeListのスコアは放送翌朝の時点で6.80、登録者は2万684人。作画の省略は8月のAnime NYC先行上映の時点でAnime News Networkが指摘していました
- 原作は2010年に週刊少年ジャンプで完結した岩代俊明の漫画で、海外ではCrunchyrollが日本と中国を除く全世界で配信します
Seriesアニメ『PSYREN』全2本
打ち切りジャンプ漫画『PSYREN』のアニメ化発表から放送後の海外の反応までを追う連載
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『PSYREN』第1話の討論スレッド、放送から約6時間で321票・161コメント
TVアニメ『PSYREN -サイレン-』の第1話が10月5日23時からTOKYO MXなどで放送され、英語圏の反応は「やっとアニメになった」という歓迎と、「作りが雑だ」という不満に分かれました。Redditのアニメ板r/animeでは、日本時間23時32分に自動投稿の第1話討論スレッドが立ち、10月6日5時35分の時点で321票・161件のコメントが付いています。
制作はサテライト、監督は小野勝巳、シリーズ構成は吉田伸です。オープニングはCLAN QUEEN「WARNING!!」、エンディングはWho-ya Extended「ICARUS」。主人公の夜科アゲハを安田陸矢、雨宮桜子を風間万裕子が演じています(公式サイト)。
当サイトは7月、パリのJapan Expoでアニメ化が発表された時点で発表の内容と現地の反応をお伝えしました。今回はその放送が始まり、海外のファンが実際に第1話を見たあとの声になります。
Anime News Network、先行上映の時点で「作画の省略が目につく」と指摘
出典:After 15 Years, Psyren is Here(Anime News Network / 2026年8月25日)
出典:Psyren – Episode 1 discussion(Reddit r/anime / 2026年10月5日)
there are some animation shortcuts and use of speed lines for the few bits of action we see in the premiere that are just visible enough to be noticeable.
Anime News Networkのジャイラス・テイラー氏は、8月にニューヨークのAnime NYCで行われた第1話の先行上映を見て、数少ないアクション場面に作画の省略や集中線の多用が「気づく程度には見える」と書いていました。放送後の討論スレッドでも、同じ点を挙げる投稿が上位に入っています。
「アニメ化すべき漫画」の常連が、完結から16年でようやく放送された
歓迎の声が強いのは、『PSYREN』が長く「アニメ化されるべき漫画」として名前が挙がってきた作品だからです。原作は2007年から2010年まで週刊少年ジャンプで連載され、全16巻で完結しました。r/animeでは「10年前から『本当にアニメ化すべき作品』のスレッドでよく名前を見た。まさか放送に合わせて毎週見られるとは」という書き込みに11票が付いています。
31票を集めたのは「『LIAR GAME』と『PSYREN』、古典がついにアニメになる。なぜこんなに時間がかかったのか」という投稿です。原作を読んでいた層からは「当時は10点中8点くらいの作品だった。内容はほとんど忘れたので初見のつもりで見る」という声も出ています。
時代の差を面白がる投稿も目立ちます。48票の「主人公が異世界から帰りたがっている時点で、何十年も前に書かれた作品だと分かる」は、帰還を望まない主人公が主流になった近年の異世界ものと比べたジョークです。物語の入り口になる公衆電話にも「公衆電話がまだあった頃の漫画」という書き込みがありました。個人的には、作品が書かれた時代をいちばんうまく言い当てた一言だと感じます。
一方で「古い漫画を手間をかけずにアニメ化」という批判に46票
不満の中心は映像の作り込みです。「なぜ古い漫画をアニメにして、まったく手間をかけないのか」という投稿に46票、「美術の方向性はあまり好みではないし、展開も思ったより速い。それでも『PSYREN』だからうれしい」という感想に15票が付きました。批判と歓迎が1つの投稿の中に同居しているところに、このスレッドの空気がよく表れていると受け止めました。
期待をつなぐ材料として挙がっているのは、スタッフと音楽です。監督の小野勝巳は『遊☆戯☆王5D’s』や『戦姫絶唱シンフォギアG』以降のシリーズを手がけた人物で、スレッドには「アクションと戦闘シーンが良くなることを期待している」という書き込みがありました。主題歌についても「CLAN QUEENとWho-ya Extendedが全体の印象を引き上げている」という声が出ています。
MyAnimeListのスコアは10月6日朝の時点で6.80、登録者は2万684人です。採点の母数はまだ小さく、評価が固まるのは第2話以降になります。
Crunchyrollが日本と中国を除く全世界で配信、英語圏の評価は放送当夜から数字で見える
Crunchyrollは7月の時点で、『PSYREN』を日本と中国を除く全世界で配信すると発表していました(Anime News Network、7月13日)。r/animeの討論スレッドでも配信先はCrunchyrollと表示されており、スレッドは日本の放送開始から32分後に立っています。日本の視聴者が第1話を見たその夜のうちに、英語圏でも感想が積み上がり始めたことになります。
日本では「打ち切り」の印象とともに語られることの多い作品ですが、英語圏ではまず「名作がやっとアニメになった」という受け止めが先に立ったのが印象的でした。その期待を作画への不満が上回るかどうかが、次の焦点です。
第2話以降、作画の評価がMyAnimeListの6.80をどちらへ動かすか
『PSYREN』第1話は、16年待ったファンの歓迎と、先行上映から続く作画への不満を同時に抱えて始まりました。歓迎の理由は作品そのものへの愛着で、不満の理由は映像の作り込みです。理由が別々である以上、評価を決めるのはこれからの作画と演出になります。当サイトでは第2話以降の討論スレッドの反応とMyAnimeListのスコアを追い、評価の推移をお伝えします。
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