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【中国】タカラトミー、40万人規模の上海ビリビリワールドに初出展。ウルトラマンのベイブレードを日中同時公開

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/10
最終更新 2026/07/10
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【中国】タカラトミー、40万人規模の上海ビリビリワールドに初出展。ウルトラマンのベイブレードを日中同時公開

3行サマリー

  • タカラトミーが7月10日開幕の中国最大級イベント「Bilibili World 2026」(前回来場約40万人)に初出展
  • 出展社数は170社超で過去最多。チケットは中国のACGNイベントで初めて世界190カ国・地域に同時発売され、1次販売は即完売
  • 初日にウルトラマンコラボベイブレードを日中同時解禁。「ハイキュー!!」のカードゲームも中国で年内発売が決まった

タカラトミーがビリビリワールドに初出展。ベイブレードとトミカとハイキューを上海に持ち込む

玩具メーカーのタカラトミーが、7月10日から12日まで上海国家会展中心で開かれる「Bilibili World 2026」に初めて出展します。動画プラットフォームのbilibiliが主催するアジア最大級のACGN(アニメ・コミック・ゲーム・ノベル)総合イベントで、前回2025年は20を超える国・地域から約40万人が来場しました。

持ち込むのは4ブランド。世界累計出荷5.6億個の対戦玩具「BEYBLADE X」、累計販売10億台超のミニカー「トミカ」、大人向けホビーレーベル「T-SPARK」、そしてアニメ・コミック「ハイキュー!!」のトレーディングカードゲーム「ハイキュー!! バボカ!! BREAK」です。目玉は初日の7月10日、放送開始60周年を迎えたウルトラマンシリーズとコラボしたベイブレードを日本と中国で同時に解禁し、会場で初公開する企画。エヴァンゲリオンとのコラボベイブレードや、ZOIDS「ライガーゼロ」の大型スタチューも並びます。

タカラトミー公式発表:ウルトラマンコラボベイブレードは初日に日中同時解禁

元ネタ「Bilibili World 2026」初出展『BEYBLADE X』『トミカ』『T-SPARK』『ハイキュー!! バボカ!! BREAK』 アソビ体験を発信(タカラトミー公式 / 2026年7月2日)

7月10日(金)のイベント初日に「ウルトラマン コラボベイブレード」を日中同時解禁し、会場にて初お披露目およびコラボステージイベントを実施します。

出展170社超・痛車約1000台で過去最多。チケットは190カ国同時発売で即完売

ビリビリワールド自体も今年は過去最大です。出展社数は170社超で歴代最多。中国のACGNイベントとして初めて、世界190カ国・地域へチケットを同時発売しました。6月20日18時(北京時間)に始まった1次販売は短時間で売り切れ、すぐに2次販売が告知されています。現地報道では事前登録者数も前年同期を上回りました。

会場に集まる痛車は約1000台でこれも過去最多。転売対策は実名登録に顔認証まで加える徹底ぶりで、チケットの譲渡も再販売もできません。ゲストにはマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が7年ぶりの中国イベント登壇として名を連ね、微博では開幕前からチケット争奪の話題が続いていました。前回来場者のうちパスポート保有者は13%。もう中国国内の祭典というより、アジアの夏フェスに近い規模感です。

日本の新作映画が半年止まる中国で、ハイキューのカードは年内発売が決まった

この初出展、時期を考えるとなかなか際どいタイミングです。2025年11月の高市首相の台湾をめぐる国会答弁以降、中国は日本の新作映画の輸入審査を止めたままで、『クレヨンしんちゃん』新作や実写版『はたらく細胞』など6作品が無期延期になっています。中国の劇場で公開された最後の日本の大作は『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』。約1カ月で興行収入およそ150億円を稼いだあと、後続が途絶えました。

ところが同じ中国で、ビリビリワールドの会場では日本IPが主役級の扱いです。「ハイキュー!! バボカ!! BREAK」は中国での年内発売が正式に決まり、来場者には簡体字のプロモカードが配られます。ウルトラマンのトミカに至っては中国を含むアジア7地域だけの展開で、日本では買えません。正直、無期延期の映画リストを眺めたあとにこのリリースを読むと、拍子抜けするくらい普通に商売が進んでいます。映画館の入り口は政治で閉じても、玩具と推し活の窓は開いたまま。この非対称が、いまの日中コンテンツ関係の実像なのだと思います。

映画が止まっても、40万人のキダルト市場は待たない

タカラトミーの富山彰夫社長はリリースで、来場者を「キダルト(アソビ心を持った大人)」と呼び、中国を含むアジアを持続的な成長につながる重要地域と位置づけました。映画のように当局の審査で止まる領域とは別に、玩具・ホビー・イベントという審査のいらない経路で、日本コンテンツと中国ファンの接点はむしろ太くなっています。ウルトラマン60周年にエヴァ30周年、ZOIDSにガオガイガー。日本のオタクが通ってきた道が、そのまま上海の商品棚に並ぶ3日間です。

編集部
Velleity Note 編集部
Overseas Reception, Read Straight

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