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【ブラジル】EXILE系WOLF HOWL HARMONY、20万人のアニメ祭で南米初上陸。メンバーGHEEにブラジルの血

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/02
最終更新 2026/07/02
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【ブラジル】EXILE系WOLF HOWL HARMONY、20万人のアニメ祭で南米初上陸。メンバーGHEEにブラジルの血

3行サマリー

  • EXILE一族のLDH JAPANが送り出した4人組WOLF HOWL HARMONYが、7月5日にサンパウロでブラジル初公演を行う
  • 舞台は南米最大のアジアポップ祭Anime Friends。22回目の今年は4日間で20万人超の来場を見込む
  • メンバーのGHEEはブラジルにルーツを持ち、2026年の新曲「Gachi Funk」のMV冒頭にブラジルを思わせる映像が入っている

日本のダンス&ボーカルグループが、地球の反対側でどう迎えられるのか。EXILEを擁するLDH JAPAN発の4人組WOLF HOWL HARMONYが、7月5日にサンパウロで初めてブラジルの観客の前に立つ。会場は南米最大のアジアポップ祭「Anime Friends 2026」だ。

WOLF HOWL HARMONY、7月5日にAnime Friendsでブラジル初公演

WOLF HOWL HARMONY from EXILE TRIBEは、7月2日から5日までサンパウロのDistrito Anhembiで開かれるAnime Friends 2026の最終日、日曜のステージに立つ。RYOJI、SUZUKI、GHEE、HIROTOの4人で、R&Bやヒップホップを取り込んだ今どきのダンスポップを持ち味にしている。今回がグループにとって初めてのブラジル、そして初めての南米公演になる。

Anime Friendsは今年で22回目。会場面積5万5000平方メートル、6つのステージを使い、4日間で20万人を超える来場が見込まれている。音楽の顔ぶれはアニソン、J-ROCK、J-POP、ヴィジュアル系、メタルと幅広く、WOLF HOWL HARMONYは最終日にBURNOUT SYNDROMESやASIAN KUNG-FU GENERATIONと同じ日に名を連ねる。

ON Pop Life報道:4月のインタビューで「ブラジルは僕らの計画にある」

元ネタWOLF HOWL HARMONY leva energia do J-Pop ao palco do Anime Friends 2026(ON Pop Life / 2026年5月8日)

「O integrante GHEE também possui ascendência brasileira(メンバーのGHEEはブラジルにルーツを持つ)」

ブラジルのポップカルチャー媒体ON Pop Lifeは、出演発表より前の4月にグループへ独占インタビューを行っていた。そこでメンバーは、ブラジルを訪れて現地のファンの前で歌いたいと話していたという。発表がゼロからの飛び込みではなく、事前に地ならしのあった来日ならぬ「来伯」だった点が、現地の受け止めを温かくしている。

LDHのオーディション「iCON Z」から生まれた4人組、2023年デビュー

WOLF HOWL HARMONYは、LDH JAPANが仕掛けたオーディション企画「iCON Z」から誕生した。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、THE RAMPAGE、E-girlsと同じ事務所の系譜にある。2023年に「Sweet Rain」でデビューし、「Sugar Honey」「Frozen Butterfly」「Love Triangle」とシングルを重ねた。2025年にはアルバム「WOLF」を出し、グループの音を固めている。

2026年はEP「tera」と新曲「Gachi Funk」で活動を続ける。受賞歴も付いてきており、MTV VMAJのRising Star Award、Asia Top AwardsのBest Boy Groupを獲得した。デビュー3年で海外の祭に呼ばれるところまで来た、という位置づけになる。

メンバーGHEEのブラジルのルーツと「Gachi Funk」MVのブラジル描写

ブラジル側が一番反応したのは、GHEEがブラジルにルーツを持つという点だ。新曲「Gachi Funk」のMVでは、冒頭からブラジルを思わせるビジュアルが差し込まれており、現地のファンはこの仕掛けをすぐに見抜いたと複数のブラジル媒体が伝えている。日本のグループが自分たちの国を映像に忍ばせていた、という発見は、初公演を前にした現地の期待を押し上げる材料になった。

ブラジルは日系人が世界で最も多く暮らす国のひとつで、アニメ・日本音楽の受け皿が厚い。そこにメンバーの血縁という具体的な接点が乗ったことで、WOLF HOWL HARMONYの初公演は単なる海外遠征とは違う色を帯びている。

日本のLDHファンにとって、南米開拓の一歩になるか

LDH系のグループは国内やアジア圏でのライブが中心で、南米にまで足を伸ばす例はまだ多くない。今回のブラジル公演は、EXILE一族の音楽が中南米でどこまで届くのかを試す一歩になる。日本のファンにとっては、推しているグループが地球の反対側で歓迎される姿を見られる機会でもある。

数字で見ても、20万人規模の祭で日曜のステージに立つのは若手グループにとって小さくない露出だ。ここで手応えをつかめば、南米単独ツアーや他国のアニメイベントへの出演につながる可能性がある。GHEEのルーツという物語だけで終わらせず、パフォーマンスでどれだけ現地の記憶に残るか。そこがこの初公演の本当の勝負どころになる。

デビュー3年の若手が、血縁を入り口に南米へ踏み出した

WOLF HOWL HARMONYのブラジル初公演は、LDHという日本の大手が南米市場をどう見ているかを映す一件でもある。メンバーの出自という偶然の接点を、事務所とグループが来伯という形に育てた。7月5日のステージが、EXILE一族の次の海外展開を占う起点になるかどうか、注目していきたい。

編集部
Velleity Note 編集部
Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。