📊 3行サマリー

  • TWICEが北米ツアー「This Is For」で55万人を動員。20都市35公演はK-popガールズグループ史上最多の北米記録
  • 当初22公演でスタートしたが即完売連発で35公演に拡大。1月開始から4月18日のオースティン公演で完了
  • 4月25・26・28日には日本人メンバー3名(サナ・モモ・ミナ)を擁するTWICEが国立競技場で海外単独アーティスト初の3公演を開催、約24万人を動員

📝 TWICE北米ツアー55万人動員、K-popガールズグループ史上最高記録

韓国のガールズグループTWICE(韓国名:트와이스)が、ワールドツアー「This Is For」北米編で約55万人を動員し、K-popガールズグループとしては北米史上最多の観客数を記録した。1月にスタートした北米編は、当初22公演の予定だったが、チケットの即完売を受けて35公演まで拡大。20都市での公演は、4月18日のテキサス州オースティン(Moody Center)公演で締めくくられた。

パフォーマンスでは、Billboard Hot 100入りを果たした14thミニアルバム「Strategy」収録曲や、Netflixアニメ映画「KPop Demon Hunters」で楽曲提供した「Strategy」「Takedown」などが披露された。会場には全方位を観客席が囲む360度ステージが採用され、座席による「見え方の格差」を最小化する設計が話題となった。

📰 Korea Herald:「This Is For」が20都市35公演で北米最大記録を樹立

元ネタTwice breaks North American attendance record with 550,000 fans(The Korea Herald / 2026年4月25日)

A new record for the most concert attendees by a K-pop girl group in the region.

Korea Heraldは、TWICEの北米55万人動員を「K-popガールズグループとして同地域での最多動員記録」と位置づけ、グループ史上最大の北米遠征と評価した。今回のツアーで追加公演となったのはバンクーバー、シアトル、オークランド、ダラス、ワシントンDC、ベルモントパーク、ハミルトン、オーランド、ボストン、シカゴ、オースティン、そしてロサンゼルス(追加2公演)の計12都市13公演。当初の22公演ではチケット需要を吸収しきれなかったことが、35公演への拡大として記録に残った。

🔥 22公演→35公演に拡大した即完売連発、K-popガールズ4世代の北米シェア争いの行方

北米55万人という数字は、男性グループでは2018年BTSのLove Yourself Tourなどが先行していたが、ガールズグループでは前例のない規模である。2014年デビューのTWICEは、4世代K-popが台頭する中で「3世代以前のレガシー枠」と扱われがちだったが、今回のツアーで「現役トッププレイヤー」としての地位を北米市場で再確認させた格好だ。

TWICEは2022年に韓国ガールズグループとして初めて東京ドーム3夜連続公演を実現し、2024年には日産スタジアム公演(日本最大規模)でもK-popガールズ初を記録している。今回の北米ツアー拡大は、こうした「会場規模の天井を一段ずつ突き上げる」TWICEの戦略が、日本市場と同じく北米市場でも有効に機能したことを示している。3世代までのK-popが「日本依存」で稼いでいたとすれば、4世代以降は「北米同等」のステージに到達したことになる。

🇯🇵 日本人3名を擁するTWICE、国立競技場で海外単独アーティスト初の3公演へ

北米編を終えたTWICEは、4月25日・26日・28日の3日間、東京・国立競技場で「This Is For」日本公演を開催する。国立競技場は最大8万人を収容する日本最大級のコンサート会場で、海外単独アーティストがヘッドライナーを務めるのはTWICEが史上初。3公演で動員する観客は約24万人規模となる。

TWICEには日本人メンバーのサナ(Sana)、ミナ(Mina)、モモ(Momo)が在籍しており、9人体制のうち3分の1が日本人という構成は、グループの日本語コミュニケーション力と日本市場でのパフォーマンス頻度を支える基礎になっている。北米55万人と日本24万人の合計79万人を、わずか4カ月間で動員するスケジュールは、日米2市場を「主力市場」として並走させるK-popの新モデルケースだ。日本のJ-popアーティストにとっては、自国アーティストが自国スタジアムで動員しきれなかったキャパシティを、日本人メンバー擁する韓国グループに先取りされた、という構造でもある。

🏁 北米55万人+日本24万人——TWICEが日米2軸で示すK-popガールズの次世代スタジアム戦略

TWICEの「This Is For」ツアーは、北米単独で55万人、日本3公演で24万人を動員する規模に達した。男性グループ偏重だった北米K-pop市場で、ガールズグループとして史上最高の観客動員を実現した一方、日本では国立競技場3公演で海外単独初の80,000人×3規模を実現する。3世代K-popとして「日本市場依存型」と見られがちだったTWICEが、北米と日本の双方でK-pop最高記録を更新したことで、今後の4世代・5世代ガールズグループのスタジアム戦略は、TWICEの動員数値が「次の到達点」として参照される構図に入った。