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【韓国】松田聖子『青い珊瑚礁』が韓国語リメイクに。8月18日の配信発表だけで、Xでは賛否が割れた

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】松田聖子『青い珊瑚礁』が韓国語リメイクに。8月18日の配信発表だけで、Xでは賛否が割れた

3行サマリー

  • 松田聖子が1980年に発表した「青い珊瑚礁」の韓国語リメイクが、8月18日18時に韓国の音楽配信サイトで公開される
  • タレントのカンナムが企画する「J-POP REMAKE」プロジェクトの第3弾。第1弾はテヨン、第2弾はハンロロが歌った
  • 発表直後から韓国のXでは賛否が拮抗し、企画自体を疑問視する投稿に813件のいいねが付いた(8月12日朝の時点)

松田聖子「青い珊瑚礁」の韓国語版が8月18日に配信。歌い手はまだ明かされていない

松田聖子さんが1980年に発表した「青い珊瑚礁」が、韓国語の公式リメイクとして8月18日18時(現地時間)に韓国の音楽配信サイトで公開されます。日韓で活動するタレント・歌手のカンナムさんが企画する「J-POP REMAKE」プロジェクトの第3弾です。プロジェクト公式SNSは8月5日と8日にティザー画像を2枚公開し、曲名と発売日だけを明かしました。誰が歌うのかは、この記事を書いている時点でまだ発表されていません。

つまり、日本の80年代を代表するアイドル曲が韓国の歌手の声で配信される、その予告だけで韓国のSNSが反応した、という状況です。選曲の発表から配信までの8日間、歌い手を伏せたまま話題を積み上げる構成になっています。

スポーツ京郷の報道:ティザー2枚で「爽やかな夏の感性」を予告

出典강남 ‘J-POP REMAKE’ 프로젝트, 日 마츠다 세이코 명곡 ‘푸른 산호초’ 세 번째 리메이크 곡 확정(スポーツ京郷 / 2026-08-10)

出典J-POP 리메이크 프로젝트, 세 번째 곡은 ‘푸른산호초’…태연·한로로 다음 주자는 누구?(ブリッジ経済 / 2026-08-10)

‘J-POP REMAKE’ 세 번째 곡은 마츠다 세이코의 명곡 ‘푸른 산호초’로 확정이 됐다。(「J-POP REMAKE」の3曲目は、松田聖子の名曲「青い珊瑚礁」に確定した)

スポーツ京郷は、青い海を背景にしたポラロイド写真のティザーが「爽やかな夏の感性」を予告したと伝えています。ブリッジ経済も同日、「テヨン・ハンロロの次は誰か」と歌い手の発表に焦点を当てて報じました。

テヨン、ハンロロに続く第3弾。選曲の背景には2024年のNewJeansハニがいる

このプロジェクトは今年6月に発足しました。第1弾はtuki.さんの「晩餐歌」を少女時代のテヨンさんが、第2弾は高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」をシンガーソングライターのハンロロさんが、それぞれ韓国語で歌っています。第2弾の経緯はこちらの記事で詳しく書きました。

3曲目に「青い珊瑚礁」が選ばれた背景には、2024年6月の出来事があります。NewJeansのハニさんが東京ドームのファンミーティングでこの曲を日本語のまま披露し、日韓両国で大きな話題になりました。韓国メディアによると、2日間の公演には9万人以上が集まっています。46年前の曲が韓国のZ世代にまで知られているのは、あのステージがきっかけでした。ハニさんのカバーは日本語のままでしたが、今回は歌詞そのものを韓国語に置き換えた公式リメイクです。

Xでは企画への疑問に813いいね、TheQooのスレッドはコメント849件

8月12日朝(日本時間)に韓国のSNSを確認したところ、反応は割れていました。Xでは「そもそもなぜJ-POPリメイクという企画をやるのか」という趣旨の投稿に813件、「8月だけはこういうものを見たくない」と時期への反発を書いた投稿に253件のいいねが付いています。一方で、カンナムさんがバラエティー番組で企画の経緯を語ったとする紹介投稿には6,251件のいいねが集まり、賛否の双方から拡散されていました。

匿名掲示板TheQooでは「Xで호불호(ホブルホ)が割れているJ-POPプロジェクト」というスレッドが人気投稿に入り、コメントは849件に達しています。호불호は漢字で書くと「好不好」、好きか嫌いかがはっきり分かれる状態を指す言葉で、日本語の「賛否両論」に近い使われ方をします。

時期への反発について補足すると、韓国では8月15日が光復節、日本の植民地支配からの解放を記念する祝日です。配信日の8月18日はその3日後にあたります。投稿の多くは理由を明示していませんが、8月は日本に関わる話題への感度が一年で最も高くなる月です。第1弾と第2弾が音楽ファンから好意的な評価を受けてきたとスポーツ京郷が伝えている一方で、今回は選曲と時期の組み合わせが反応を大きくしたと見ています。

1998年まで日本の大衆音楽は輸入禁止だった。公式リメイクは「解禁後」の最前線にある

韓国では1998年まで日本の大衆文化の輸入が法的に制限されており、金大中政権が段階的に開放した歴史があります。開放から28年たった今も、日本語の歌が地上波テレビで流れることはほとんどありません。だからこそ「韓国語に翻訳した公式リメイク」という形式に意味があります。原曲の権利処理を経て、韓国の歌手が韓国語で歌う。これは日本の楽曲が韓国市場に入るための、現実的な最前線です。

日本側から見ると、松田聖子さんの代表曲が46年越しに韓国語の公式音源になるという出来事です。tuki.さん、高橋洋子さんに続く3曲目で、80年代歌謡からアニメ主題歌、2020年代の新しいヒット曲まで、選曲の幅は広がり続けています。賛否の投稿が数百から数千のいいねを集めること自体が、日本の楽曲が韓国でどれだけ強い関心の対象になっているかの裏返しだと受け止めました。

歌い手の発表を残したまま、8月18日の配信で賛否の行方が決まる

選曲の発表だけでここまで反応が割れるのは、「青い珊瑚礁」がハニさんのカバー以来、日韓の文化の距離を測る物差しのような曲になっているからです。歌い手が誰なのか、韓国語の歌詞がどう受け止められるのか。8月18日の配信と同時に、賛否の議論は次の段階に進みます。テヨンさん、ハンロロさんに続く3人目が誰になるのか、発表を待ちたいと思います。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。