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【韓国】NCT WISH、10月にカムバックとスポーツ紙が報道。日本ではTRFのカバーが出荷25万枚でプラチナ認定

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【韓国】NCT WISH、10月にカムバックとスポーツ紙が報道。日本ではTRFのカバーが出荷25万枚でプラチナ認定

3行サマリー

  • 韓国のスポーツワールドが9月7日、NCT WISHが10月にミニアルバムを出すと報じました。前作から約6か月ぶりになります。
  • 日本で7月15日に発売したシングル『YO-I-DON! / BOY MEETS GIRL』は出荷25万枚を超え、日本レコード協会の7月度プラチナディスク認定を受けました。グループ初です。
  • 収録曲「BOY MEETS GIRL」は1990年代のTRFのヒット曲のカバーで、8月28日にはテレビ朝日「ミュージックステーション」への初出演も決まりました。

10月のミニアルバムは前作から約6か月ぶり、韓国のスポーツ紙が報じた

SMエンターテインメントのNCT WISHが、10月にミニアルバムを出すと韓国のスポーツワールドが9月7日に報じています。同紙は独自取材としており、SM側の公式発表はまだ出ていません。前作からはおよそ6か月ぶりで、すでに準備が進んでいるという書き方でした。

その前作というのが、4月に出した初のフルアルバム『Ode to Love』です。同紙によると発売から1日で販売量100万枚を超えて3作連続のミリオンとなり、発売後1週間の販売量、いわゆる初動は182万5,000枚。タイトル曲はメロンのトップ100で3位、ホット100で1位まで上がりました。デビューは2024年2月ですから、3年目でこの数字ということになります。

スポーツワールド「初動182万5,000枚の次が10月」、日本では7月度のプラチナ認定

出典[단독] 엔시티 위시, 10월 컴백…올가을 대세 굳히기(スポーツワールド/ネイト掲載 / 2026年9月7日)

出典【NCT WISH】Japan Double A-Side Single『YO-I-DON! / BOY MEETS GIRL』で初のプラチナディスク認定を獲得!(エイベックス・ポータル / 2026年8月10日)

7일 세계비즈앤스포츠월드 취재에 따르면 엔시티 위시는 오는 10월 미니앨범을 발매한다.(7日の世界ビズ&スポーツワールドの取材によると、NCT WISHは来る10月にミニアルバムを発売する)

10月という時期については、いまのところこの1本の報道だけが根拠です。ここは「スポーツワールドが報じている」という形で受け止めておくのが正確だと思います。一方、下で触れる日本での数字は、レーベルであるエイベックスが自社の公式ニュースで出したものです。

この夏の主戦場は韓国ではなく日本、オリコン日刊1位と初のプラチナ認定

7月15日に日本で出した両A面シングル『YO-I-DON! / BOY MEETS GIRL』が、日本レコード協会の7月度プラチナディスク認定を受けました。累計出荷枚数25万枚以上が条件で、NCT WISHの作品がプラチナに届いたのはこれが初めてです。オリコンのデイリー シングルランキングでは7月17日付と7月20日付で1位、7月27日付のウィークリー シングルランキングでは2位でした。

面白いのはこのシングルの作り方です。エイベックスによると全体のコンセプトは「平成リバイバル」。「YO-I-DON!」はグループにとって初の日本語タイトル曲で、もう1曲の「BOY MEETS GIRL」は1990年代のTRFのヒット曲を、初のJ-POPリメイクとしてカバーしたものでした。韓国の会社の日本向けリリースというより、日本の音楽史から曲を借りてきた企画に近い形になっています。

夏の番組出演も、その企画をそのままなぞる並びでした。日本テレビの「THE MUSIC DAY」では作詞作曲を手がけた小室哲哉さんと共演し、TBSの「音楽の日」では原曲のTRFと同じステージに立っています。8月28日放送のテレビ朝日「ミュージックステーション」への初出演も、あわせて発表されました。カバーした側とされた側が同じ夏に何度も並んだことになります。

日本発の曲が韓国の音楽番組に渡り、そのまま10月のカムバックにつながる

この流れがいちばんはっきり出たのが8月9日です。韓国の音楽番組「2026 SBS歌謡大典 SUMMER」で、NCT WISHは「BOY MEETS GIRL (Korean Ver.)」を初披露しました。日本のヒット曲を日本で歌い、その韓国語版を韓国の歌番組に持ち帰った形です。

日本の曲の韓国語版という流れ自体は、この1年で何度も見てきました。当編集部でも『残酷な天使のテーゼ』の公式韓国語版松田聖子さんの『青い珊瑚礁』の韓国語版を取り上げています。ただ、それらはいずれも「韓国のアーティストが日本の曲を訳して歌う」企画でした。今回は日本を拠点に活動してきた韓日メンバーのグループが、日本で積んだ実績ごと韓国に戻ってくるという順序になっています。

韓国側の反応も、まだその曲を軸に動いていました。メロンでは9月8日午前10時の時点で「NCT WISH Boy Meets Girl」が人気検索語のリストに残っていて、曲そのものへの「いいね」は1万5,064件を数えます。スクープを紹介した韓国語のX投稿は、9月8日の確認時点で3,900回以上リポストされ、表示は38万回を超えていました。個々の投稿の中身は賛否さまざまですが、10月という時期に反応が集まっていること自体は数字で見て取れます。

日本で積んだ数字を持って、10月に韓国へ戻る

スポーツワールドによれば、このあとのスケジュールはソウルで始まったファンミーティングが先月は日本、今月は台湾と香港と続き、そこから韓国に戻ってカムバック活動に入るという順番だそうです。夏のあいだ日本にいた期間の長さを思うと、10月のミニアルバムは「日本での成果をどれだけ韓国のチャートに変換できるか」を測る回になりそうです。

個人的に気になっているのは、その新譜に日本語の曲やTRFのカバーがどう扱われるのかという点です。日本で25万枚を出荷した曲を韓国の新譜でどう位置づけるかは、いまの韓国と日本の音楽市場の距離感がそのまま出るところだと思います。SMからの正式発表を待ちたいところですね。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。