【台湾】ポケモンカード、日本の「レックウザの龍舞」が初上陸。新パックの発売は日本より1週間遅い8月7日
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3行サマリー
- 台北のららぽーと南港で8月7日から9日まで「メガレックウザex降臨祭」が開かれ、長さ11メートル・幅3メートルの大型スクリーンでメガシンカの演出が流れます。
- 台湾のポケモンカード公式によると、日本で好評だった「レックウザの龍舞」が台湾で初めて披露されました。舞龍のチームがレックウザを操り、小さな隕石を追いかける演目です。
- 新パック「ストームエメラルダ」は日本が7月31日、台湾が8月7日の発売。1パック5枚入りの価格は日本200円、台湾は54台湾ドル(8月8日のレートで約264円)です。
レックウザの龍舞が台北のららぽーと南港に登場、8月7日から3日間
台湾のポケモンカードゲーム公式が、台北市のららぽーと南港1階中央広場で「超級烈空坐ex降臨祭」を開きました。会期は8月7日から9日までの3日間です。同じ8月7日に発売された新しい拡張パック「綠寶石風暴」(日本名「ストームエメラルダ」)に合わせた催しで、目玉として用意されたのが「烈空坐龍舞」、つまりレックウザをかたどった龍舞でした。
台湾の大型商業施設で、伝統の舞龍が日本生まれのポケモンになって舞う。写真を見たときに、ずいぶん思い切った組み合わせだと感じました。緑色の胴体に赤い縁取り、黄色い隕石を追いかける動きまで、レックウザの生態にきちんと寄せてあります。
巴哈姆特の報道:11メートルの画面でメガシンカ、日本で好評の演目を台湾へ
出典:烈空坐舞龍活動首次登台!「超級烈空坐 ex 降臨祭」於 LaLaport 南港開跑(巴哈姆特GNN / 2026年8月7日)
出典:擴充包「綠寶石風暴」|寶可夢集換式卡牌遊戲 官方主頁(台湾ポケモンカードゲーム公式 / 2026年8月7日)
在日本廣受好評的「烈空坐龍舞」將首度登台亮相!(日本で好評を集めた「レックウザの龍舞」が、初めて台湾に登場します)
台湾最大のゲーム情報サイト巴哈姆特GNNは、この龍舞について「日本で好評を集めた演目が初めて台湾に上陸する」と伝えています。演出の締めくくりでは、会場中央に置かれた長さ11メートル・幅3メートルの大型スクリーンにレックウザが移り、宇宙を翔けるメガレックウザへと姿を変えます。実物の舞龍と映像をつなぐ構成です。
会場ではこのほか、カードの投影フォトウォール、「綠寶石風暴」の実物カード展示、初心者向けの遊び方講座が用意されました。来場者にはピカチュウのサンバイザーとステッカーが配られ、SNSに投稿するとメガレックウザのステッカーがもらえます。
新パックの発売は日本の1週間後。1パックは日本200円、台湾は54台湾ドル
ここからは編集部で日本と台湾の公式サイトを突き合わせた結果です。新パックの発売日は、日本のポケモンカードゲーム公式サイトによると日本が7月31日。台湾のアジア公式サイトでは8月7日で、ちょうど1週間の差がありました。
価格も並べてみると差が見えます。1パック5枚入りは日本が200円(税込)、台湾は54台湾ドル。8月8日時点の為替レート(1台湾ドル=約4.89円、exchangerate-api.comの公表値)で換算すると約264円で、日本の3割ほど高い計算になります。10パック入りのセットは594台湾ドル、豪華版の「超級進化夥伴組」は2,342台湾ドルでした。
収録カードは全76種。台湾では8月7日から9月3日まで、全土のジムで「超級艾路雷朵ex SAR争奪戦」という大会も走ります。3連勝すると特典カードがもらえる仕組みで、夏休みのあいだ店舗に人を呼び続ける設計です。
日本のカードゲームは、商品ではなく体験ごと輸出される段階に入った
この話で日本の読者に効いてくるのは、輸出されているのがカードそのものではないという点です。龍舞の演目は日本で組み立てられ、好評だったからこそ台湾に持ち込まれました。パックの発売日をそろえるだけでなく、会場の演出まで一式で運ぶ。ポケモンカードの海外展開は、その段階に来ています。
台湾側も、ただ受け入れているわけではありません。舞龍という現地の伝統芸能の形式を借りて、日本のキャラクターを載せています。日本から持ち込んだ演目が、台湾の文脈で無理なく成立している。日本のIPが海外で強い理由は、この翻訳のうまさにあると考えています。
会場が三井不動産のららぽーと南港であることも、地味ですが効いています。日本の商業施設が台湾で日本のIPの受け皿になる。カードの売上だけでは見えない部分で、日本企業どうしが噛み合っています。
3日間のお祭りを、9月3日までの商流に変えられるか
降臨祭そのものは8月9日で終わります。ただ、本番はその後です。9月3日まで続くジム大会が、イベントで集めた関心を実際の対戦人口に変換できるかどうか。日本より1週間遅く、3割ほど高い値段でパックを買った台湾のプレイヤーが、それでも遊び続けるかが問われます。日本のカード事業にとっては、アジア展開が売り切りで終わらないかを測る材料になります。
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