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【世界15カ国】MINTROCKETの寿司屋ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』、香港のApp Store無料ゲームで4日連続1位。日本は12位が1日だけ

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【世界15カ国】MINTROCKETの寿司屋ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』、香港のApp Store無料ゲームで4日連続1位。日本は12位が1日だけ

3行サマリー

  • App Storeの無料ゲームランキングを15の国・地域ぶん毎日記録したところ、MINTROCKETの『デイヴ・ザ・ダイバー』モバイル版が香港で9月17日から9月20日まで4日連続の1位でした。
  • 韓国・台湾・タイでも9月17日から9月19日まで3日連続の1位。9月20日時点では韓国3位、台湾4位、タイ3位に下がっています。
  • 寿司屋の経営が中核にある日本題材のゲームですが、日本では9月17日に12位が付いただけで、9月18日以降は25位より下に出ていました。

香港は9月17日から9月20日まで4日連続で1位、韓国と台湾とタイは9月19日までの3日連続だった

当サイトは世界15の国・地域のアプリストアの公開ランキングを毎日記録しています。その記録で、2026年9月17日にMINTROCKETの『デイヴ・ザ・ダイバー』モバイル版が複数の市場のApp Store無料ゲームランキングに同時に現れ、アジアの4市場で1位を取りました。

最新の取得日である2026年9月20日時点の状況は次のとおりです。「1位だった日数」はApp Storeの無料ゲームランキングでの連続日数、「別チャートの最高位」はGoogle Playの売上ランキングでの最高順位です。

国・地域1位だった日数9月20日の順位別チャートの最高位
香港4日(9月17日〜9月20日)1位Google Play売上 182位
韓国3日(9月17日〜9月19日)3位Google Play売上 130位
台湾3日(9月17日〜9月19日)4位Google Play売上 147位
タイ3日(9月17日〜9月19日)3位Google Play売上 31位
シンガポール0日6位(最高4位)圏外
インドネシア0日圏外Google Play売上 112位
日本0日圏外(9月17日のみ12位)圏外
アメリカ0日圏外(9月17日16位、9月18日25位)圏外
ドイツ0日圏外(9月17日のみ21位)圏外
ブラジル0日圏外(9月17日のみ22位)圏外

残る5つの市場、すなわち中国・フランス・イギリス・インド・サウジアラビアでは、9月17日以降どちらのランキングにも一度も現れていません。ここでいう「圏外」は配信されていないという意味ではなく、当サイトが取得している順位の範囲の外にあるという意味です。

香港の1位は9月20日時点でも続いており、この日の2位はbilibili系の『閃耀吧!嚕咪』、3位は『Wild Water World』でした。9月16日まで香港の1位だったのは『Wild Water World』で、9月17日にそれが入れ替わった形です。

この順位はApp StoreとGoogle Playの公開ランキングを毎日1回記録したものです

この記事の順位は他社の報道ではなく、当サイトが自分で記録している定点観測のデータです。第三者の記事で裏を取れる種類の数字ではないので、どこをどう見たのかを先に書いておきます。読者が同じ場所を見れば、同じことを確かめられる状態にしておくためです。

  • 何を:日本・韓国・アメリカ・台湾・香港・中国・ドイツ・フランス・イギリス・ブラジル・インド・サウジアラビア・シンガポール・インドネシア・タイの15の国・地域について、App Storeの無料ゲームランキングとGoogle Playの無料ダウンロードランキング、Google Playの売上ランキングを記録しています。
  • どこから:App StoreとGoogle Playが各国のストアで公開しているランキングです。非公開のデータや推計値は使っていません。
  • いつ・頻度:日本時間の昼過ぎに毎日1回、その時点の順位を1日1件として保存しています。この記事の最新取得日は2026年9月20日です。
  • どこまで:Google Playは各200位まで、App Storeのゲームは各25位までを保存しています。
  • 限界:1日1回の記録なので、日中の上下は取れません。取得範囲の外に出たものは「圏外」であり、配信停止や未配信とは違います。中国にはGoogle Playが存在しないため、中国だけはiOSのみの観測です。ランキングは順位であって、ダウンロード数でも売上額でもありません。

日々の記録は世界15カ国ゲームランキング定点観測のページで公開しています。

日本は9月17日の12位が最初で最後で、9月18日以降はApp Storeの無料ゲーム25位の外に出た

今回いちばん目を引いたのは日本の動きです。日本のApp Store無料ゲームランキングに『デイヴ・ザ・ダイバー』が現れたのは9月17日の12位だけで、9月18日から9月20日までの3日間は25位以内に入っていません。

これは記録の抜けではありません。同じ3日間、日本のランキング自体はきちんと取得できていて、1位は9月18日・9月19日・9月20日とも『Meowdoku!』でした。つまり日本のランキングは動いていて、その中で『デイヴ・ザ・ダイバー』だけが25位より下に落ちたということになります。

アメリカとドイツとブラジルも似た形で、配信初日の9月17日に一度だけ入り、そのまま消えました。アメリカは9月17日の16位から9月18日の25位へ下がって圏外、ドイツは9月17日の21位、ブラジルは9月17日の22位が唯一の記録です。1位を取った香港・韓国・台湾・タイとは、初日の順位からしてすでに差がついていました。

逆方向の例外もあります。シンガポールは1位こそ一度もありませんが、9月17日から9月20日まで4日続けて4位から6位の範囲に留まっていて、10位以内から落ちていません。インドネシアはApp Storeの無料ゲーム25位以内には一度も入らなかったのに、Google Playの売上ランキングでは9月18日の186位から9月20日の112位まで上がり続けています。順位の上げ下げが、ストアとチャートの種類によって食い違う市場です。

もう1つ、チャートをまたぐと見え方が変わる点を書いておきます。このタイトルは、Google Playの無料ダウンロードランキングには15の国・地域すべてで200位以内に一度も現れていません。一方でGoogle Playの売上ランキングにはタイ・インドネシア・韓国・台湾・香港で現れており、タイは9月17日の190位から9月20日の31位まで4日連続で順位を上げています。当サイトが持っているのは順位だけなので、この食い違いが何によるものかまでは観測できません。

配信開始は9月17日のグローバル同時で、シリーズ累計販売本数は1,000万本を超えている

順位の外側で何が起きていたかは、当サイトでは測れません。ここからは公式発表と各地のメディアの記事をもとにします。

MINTROCKETは2026年9月17日、『デイヴ・ザ・ダイバー』のモバイル版をiOSとAndroid向けに配信開始したと発表しました。日本を含めて同日の配信で、日本語にも対応しています。当サイトの記録でも、順位が現れた9つの国・地域すべてで初出が9月17日でそろっており、同時配信という発表と一致しています。

価格は基本プレイ無料で、序盤を遊んだあとに製品版のアンロックを買い切りで購入する形です。日本のApp Storeでは製品版のアンロックが1,200円、追加コンテンツの「In the Jungle」が800円と表示されています。日本向けのローンチ割引は2026年9月30日までと案内されています。韓国のゲームメディア「인벤」は韓国での製品版価格を13,600ウォン、台湾の「巴哈姆特GNN」はAndroid版の台湾価格を256台湾ドルと伝えています。無料ゲームのランキングに入りながら売上ランキングにも入るという今回の並び方は、この「無料で始めて買い切りで解放する」という売り方と矛盾しません。

開発元のMINTROCKETは、ネクソンのサブブランドとして2022年に発足し、2024年9月に子会社として独立した韓国のスタジオです。シリーズの累計販売本数については、2026年9月9日に1,000万本を超えたと発表されています。原作はPCとコンソール向けに2023年に発売され、Steamのレビューは2026年9月21日時点で142,683件のうち好評が137,859件、好評率およそ96.6%です。

ゲームの中身は、昼はブルーホールと呼ばれる海に潜って魚を捕り、夜はその魚を握って「Bancho Sushi」という寿司屋を切り盛りするというもの。寿司と日本の食文化が、経営パートの中核に置かれています。シリーズはこれまでPCとコンソール向けに日本のIPとのコラボレーションを重ねてきました。東宝のゴジラとのコラボコンテンツが2024年5月23日に配信され、期間限定での再配信が2026年12月31日まで続いています。セガの『龍が如く』とのコラボも2025年4月10日に配信されました。

ただ、これらをモバイル版に提供するという発表は今のところ出ていません。日本の読者に一番わかりやすく刺さるはずの持ち札が、日本でいちばん人の多いモバイルの側にだけ載っていない。取材していて、ここはもったいないと感じた部分です。

モバイル版そのものの評価は高く出ています。英語圏のモバイルゲーム専門メディア「Pocket Tactics」はモバイル版に10点満点中9点を付け、タッチ操作でも原作の手触りが損なわれていないと評価する一方、バッテリーの消費が大きい点を課題として挙げています。韓国・台湾・タイの各メディアも配信当日に記事を出しており、現時点で移植の質を否定する論調は見当たりません。

出典『デイヴ・ザ・ダイバー』、iOS/Android向けに本日より配信開始!(PR TIMES / 2026年9月17日)

出典Dave the Diver coming to iOS, Android on September 17(Gematsu / 2026年8月)

出典Dave the Diver sold 10 million copies(Game World Observer / 2026年9月9日)

出典데이브 더 다이버 모바일 정식 출시(인벤 / 2026年9月17日)

出典《潛水員戴夫》手機版正式上市(巴哈姆特GNN / 2026年9月17日)

出典Dave the Diver mobile review(Pocket Tactics)

出典DAVE THE DIVER(日本のApp Store)

寿司屋を舞台にした韓国製のゲームが、日本より先に香港と韓国と台湾とタイで1位を取った

同じ日に同じ内容のゲームが同じ条件で配信されて、香港では4日連続の1位、日本では1日だけの12位で終わりました。配信日も言語対応も割引期間も日本だけ不利になってはいません。差が付いたのは配信のされ方ではなく、受け止め方のほうです。

当サイトのデータから言えることは限られていますが、1つだけはっきりしています。日本のApp Store無料ゲームランキングの上位は、9月18日から9月20日まで『Meowdoku!』『Top Lords』『Colony Flow!』といった、無料で始めて広告や課金で続ける形のタイトルが占めていました。買い切りで製品版を解放するゲームが、日本の「無料ゲーム」という棚で上位に居座り続けるのは、そもそも構造的に難しい。つまり日本の12位は不人気の証拠ではなく、棚の性質がそのまま出た数字です。香港・韓国・台湾・タイで4日ないし3日持ちこたえたことのほうが、むしろ例外的な強さでした。

日本のプレイヤーにとっての意味は、評価の低さではなく棚の違いにあります。原作のSteamでの好評率96.6%も、モバイル版に付いた9点という評価も、日本の順位とは関係なく成立しています。日本でこのタイトルを探すなら、無料ゲームのランキングを眺めていても出てきません。名前で検索するほうが早いということになります。

今後の見どころは2つあります。1つは日本向けのローンチ割引が終わる2026年9月30日以降に、各市場の順位がどう動くか。もう1つは、PCとコンソールで積み重ねてきたゴジラや『龍が如く』とのコラボがモバイル版にも来るかどうかです。どちらも当サイトの定点観測で続けて追いかけます。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。