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【ドイツ】任天堂、8月26日開幕のケルンのゲーム見本市で16本を試遊出展。初のスーパーマリオ専用エリアに5本

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【ドイツ】任天堂、8月26日開幕のケルンのゲーム見本市で16本を試遊出展。初のスーパーマリオ専用エリアに5本

3行サマリー

  • 任天堂が、8月26日から30日までケルンで開かれるゲームズコム2026の試遊内容を発表しました。ホール9.1のブースに16本が並びます。
  • 今年は初めてスーパーマリオ専用の区画を設け、マリオカート ワールドやドンキーコング バナンザなど5本を集めます。
  • 外部の会社が持ち込む7本にはコール オブ デューティの最新作が入る一方、16本のうち10本は日本発の作品です。

任天堂、ケルンのホール9.1に16本。会期は8月26日から30日まで

任天堂が、ドイツ・ケルンで開かれる欧州最大級のゲーム見本市ゲームズコム2026に持ち込むタイトルを明らかにしました。会期は8月26日から30日まで、場所はホール9.1のA10ブース。ここで来場者が実際に手を触れられるのは、全部で16本です。

内訳は、任天堂自身が並べる4本(ニンテンドースイッチ スポーツ リゾート、スプラトゥーン レイダース、スターフォックス、ポケモン ポコピア)、新設のスーパーマリオ区画の5本、そして外部の会社が持ち込む7本。ニンテンドースイッチ スポーツ リゾートは10月22日の発売前に触れる最初の機会になります。

ドイツの2媒体が同じ内訳を伝えた。任天堂4本、マリオ区画5本、外部7本

出典Nintendo auf der gamescom 2026: Diese 16 Spiele sind am Stand spielbar(Nintendo-Online.de / 2026年8月5日)

出典Gamescom 2026: Das Programm bei Nintendo (Update)(GamesWirtschaft.de / 2026年8月5日)

Vom 26. bis zum 30. August können Besucherinnen und Besucher in Halle 9.1 an Stand A10 insgesamt 16 Spiele ausprobieren.(8月26日から30日まで、来場者はホール9.1のA10ブースで合わせて16本を試せます)

両媒体が挙げた16本の顔ぶれは一致しています。数えてみると、日本の会社が手がけた作品は10本。任天堂の4本、マリオ区画の5本に、セガのアトラスが作ったメタファー:リファンタジオを足した数です。残る6本には、コール オブ デューティや007、EAのサッカーゲームなど、欧米で育ったシリーズが並びます。

初のスーパーマリオ専用区画に5本。マリオカート ワールドとドンキーコング バナンザが同じ場所に並ぶ

今年の変化としてNintendo-Onlineが挙げたのが、スーパーマリオだけを集めた区画です。同誌は、マリオ専用の区画が設けられるのは今年が初めてだと伝えています。並ぶのはマリオカート ワールド、ヨッシー アンド ザ ミステリアス ブック、スーパーマリオブラザーズ ワンダー ニンテンドースイッチ2エディション、スーパーマリオギャラクシー+スーパーマリオギャラクシー2、ドンキーコング バナンザの5本。

この5本は、どれもすでに発売済みか発売間近の作品です。つまり新作を見せるための区画ではなく、マリオという看板そのものを来場者に見せるための場所ということになります。会場でマリオカートに列ができ、その隣でギャラクシーの2作を親子が交代で遊ぶ、という光景が想像できます。

コール オブ デューティ最新作が任天堂の据置機に戻り、ジョイコン2のマウス操作にも対応する

外部の7本のうち、話題を集めているのがコール オブ デューティ モダン・ウォーフェア4です。10月23日発売で、クロスプレイとクロスプログレッション、そしてジョイコン2のマウス操作にも対応するとNintendo-Onlineは伝えています。同誌はこれを「任天堂のコンソールへの復帰」と表現しました。

残る6本は、9月3日発売のオービタルズ、9月25日発売のEA SPORTS FC 27、発売日未定の007 ファーストライト、11月12日発売のメタファー:リファンタジオ、年内発売のマインクラフト、9月29日発売のマインクラフト ダンジョンズ2です。007 ファーストライトとマインクラフト ダンジョンズ2は、これまで一般公開の場で遊べたことがありませんでした。

ドイツの媒体は「ブースで一番人気になりそうだ」とコール オブ デューティを名指しした

現地の受け止め方は、任天堂の新作より外部タイトルのほうに寄っています。Nintendo-Onlineは、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア4について「任天堂のブースで最も人気の高い1本になりそうだ」と書きました。任天堂のブースなのに、その主役として名前が挙がったのが欧米の銃撃戦ものだった、という点は覚えておきたいところです。

業界誌のGamesWirtschaftは、任天堂のブースを「伝統的に来場者を集める磁石」と位置づけたうえで、記事の後半をスイッチ2の値段と出荷台数の話に割いています。同誌によると、スイッチ2は2025年6月5日の発売から2026年3月までにおよそ2,000万台が出荷され、2025年のゲームズコムには35万7,000人が来場しました。

英語圏のNintendo Lifeは、もう少し冷ややかです。同誌は、ゼルダの伝説 時のオカリナの新情報が数週間のうちに出てこない限り「大半はサードパーティー作品と、すでに遊べるタイトルになるだろう」と見立てを書きました。看板は華やかでも、中身は既発売作品が多いという指摘です。

会期の直後にスイッチ2は469ユーロから499ユーロへ。日本発の看板と欧米の大作が同じブースに同居する

GamesWirtschaftはもう一つ、来場者にとって無視できない予定も伝えています。ドイツでのスイッチ2の希望小売価格は現在469ユーロですが、ゲームズコム2026の直後に499ユーロへ上がるというものです。会場で触って気に入った人が帰り道に買おうとすると、その数日後には30ユーロ高くなっている計算になります。

16本のうち10本が日本発、という数字は、日本のゲームがいまも欧州の最前列にいることを示しています。日本で遊んでいる作品が、そのままケルンの試遊台に載っているわけです。ただ、その内訳を見ると、任天堂側の持ち駒は既発売か発売間近の安全な札で固められ、新しさを担っているのは外部の欧米タイトルのほうでした。マリオの名を冠した区画を初めて作ったことと、ブースの主役としてコール オブ デューティの名が挙がったことは、同じ一つのブースで同時に起きています。日本のキャラクターが客を呼び、欧米の大作が話題をさらう。ケルンの5日間は、その構図がどこまで進んだかを測る場所になります。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

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