2026年8月7日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
Home/ゲーム/【フランス】任天堂『スプラトゥーン レイダーズ』、店頭売上で初登場1位。トップ5のうち3本を任天堂ソフトが占めた
ゲーム フランス

【フランス】任天堂『スプラトゥーン レイダーズ』、店頭売上で初登場1位。トップ5のうち3本を任天堂ソフトが占めた

編集部
吉沢まことVelleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
公開
最終更新
verified現地の一次ソースで確認 約4分で読めます
【フランス】任天堂『スプラトゥーン レイダーズ』、店頭売上で初登場1位。トップ5のうち3本を任天堂ソフトが占めた

3行サマリー

  • フランスの店頭売上ランキング第30週で、7月23日発売の任天堂『スプラトゥーン レイダーズ』が初登場1位になりました。
  • トップ5のうち3本が任天堂です。3位は4月16日発売の『トモダチコレクション』、5位は3月5日発売の『ポケモン ポコピア』でした。
  • ニンテンドースイッチ2の機種別トップ3も『スプラトゥーン レイダーズ』『ポケモン ポコピア』『マリオカート ワールド』の順で、3本とも日本の任天堂が出したソフトです。

スプラトゥーン レイダーズ、フランス第30週の店頭売上で初登場1位

フランスのゲーム業界団体S.E.L.L.(ゲーム・レジャーソフト出版者組合)が公表した2026年第30週の店頭売上ランキングで、任天堂の『スプラトゥーン レイダーズ』が初登場1位になりました。集計しているのは調査会社GSD(Game Sales Data)で、フランス国内の店舗で売れたパッケージ版が対象です。

『スプラトゥーン レイダーズ』は7月23日発売、ニンテンドースイッチ2専用のシリーズ最新作です。発売週がそのまま第30週にあたるので、初週での1位ということになります。

2位から5位はそろって1つずつ順位を下げた

出典Les meilleures ventes de la semaine en France: Splatoon Raiders évidement(Nintendo-Town / 2026年8月3日)

出典Splatoon Raiders Debuts in 1st the French Charts(VGChartz / 2026年8月5日)

Splatoon Raiders has debuted in 1st place on the French charts for week 30, 2026, according to SELL.(スプラトゥーン レイダーズが、S.E.L.L.の集計で2026年第30週のフランスのランキング1位に初登場した)

トップ5の顔ぶれは、1位『スプラトゥーン レイダーズ』(任天堂)、2位『アサシン クリード ブラックフラッグ リシンクド』(ユービーアイソフト)、3位『トモダチコレクション』(任天堂)、4位『EA SPORTS FC 26』(エレクトロニック・アーツ)、5位『ポケモン ポコピア』(任天堂)。VGChartzは、1位が入れ替わったことで2位以下の4本がそろって1つずつ順位を下げたと報じています。

Nintendo-Townが載せた図版には「小売販売・数量ベース」と注記があり、ダウンロード版はこの集計に入っていません。フランスのランキングは、あくまで店で売れた箱の数の話だと踏まえておきたいところです。

スイッチ2の上位3本は全部任天堂、旧スイッチの1位は4月発売のトモダチコレクション

機種別に見ると、任天堂のハードで売れているのが任天堂のソフトばかりだという構図がはっきり出ています。ニンテンドースイッチ2は1位『スプラトゥーン レイダーズ』、2位『ポケモン ポコピア』、3位『マリオカート ワールド』。3本とも自社ソフトです。

従来のニンテンドースイッチでは1位が『トモダチコレクション』、2位『マインクラフト』、3位『EA SPORTS FC 26』でした。『トモダチコレクション』の発売は4月16日ですから、3か月半たってもまだ機種別の首位に残っていることになります。3月5日に出た『ポケモン ポコピア』が総合5位に残っているのも、同じ形です。

当サイトでも7月27日に、『トモダチコレクション』が発売3か月後もフランスの週間ランキングで1位だったことを取り上げました。第30週では3位に下がりましたが、上位から消えたわけではありません。数週間ぶんを並べて見ると、フランスの棚では任天堂のソフトがなかなか入れ替わらないことが分かります。

一方で、プレイステーション5とXbox Series X|Sはどちらも1位がフランス企業ユービーアイソフトの『アサシン クリード ブラックフラッグ リシンクド』でした。同じ国の同じ週でも、ハードが変わると売れているソフトの国籍まで変わります。

日本では発売週に47万4,684本。フランス側は順位しか公表されない

日本での立ち上がりについては、フランスのゲームメディアGeekNPlayが、ファミ通の集計として『スプラトゥーン レイダーズ』の発売週のパッケージ販売を47万4,684本と報じています。S.E.L.L.は順位だけを公表していて本数を出していないため、両国の規模を直接比べることはできません。

日本のプレイヤーにとって効いてくるのは、これがパッケージ版だけの数字だという点です。同じGeekNPlayの記事は、ソニーが2028年に物理ディスクを終わらせるとされることに触れながら、それでもこれだけ箱が動いていると書いています。フランスのように店で買う習慣が残っている市場では、パッケージの動きがそのまま話題の大きさとして見えます。日本のメーカーにとっては、欧州の売り場でどれだけ棚を取れているかが、次の一本の交渉材料そのものになります。

任天堂のハードでは任天堂のソフトが積み上がる。その構図がフランスでも見えた

第30週のフランスは、新作1本が1位を取ったという話にとどまりません。3月と4月に出たソフトが5位と3位に残ったまま、7月の新作がその上に乗りました。任天堂のソフトは発売週に売り切って終わりではなく、何か月も棚に残って積み上がっていく。数字の並びがそう示しています。

ここで言えるのは、フランスの店頭という限られた範囲での話です。それでも、日本のゲーム会社が海外の売り場でどう受け止められているかを見るには、いい定点になると受け止めました。

編集部
吉沢まこと
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。