2026年11月3日 海外メディアとファンの愛を、脚色なしで日本語に @VelleityNote
Home/音楽・カルチャー/【韓国】BLACKPINKジス新曲「ADDICTED」、MVは2日で1,182万回。メロンTOP100は圏外

【韓国】BLACKPINKジス新曲「ADDICTED」、MVは2日で1,182万回。メロンTOP100は圏外

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
公開
最終更新
現地の一次ソースで確認 約5分で読めます
【韓国】BLACKPINKジス新曲「ADDICTED」、MVは2日で1,182万回。メロンTOP100は圏外

3行サマリー

  • BLACKPINKジスの新曲「ADDICTED」のMVは、公開から約46時間の11月1日朝に1,182万回再生。YouTubeの音楽動画トレンドでは世界1位に入りました
  • 一方で韓国のメロンTOP100(11月1日5時)には入らず、Spotifyのデイリーチャートは世界195位・韓国200位でした
  • 日本ではiTunesの曲チャートで122位、Spotifyのデイリー200位圏外。海外の再生と国内チャートの差が大きく開いています

広告

Relatedこの話題の記事

ジス「ADDICTED」、MVは46時間で1,182万回。メロンTOP100には入らず

BLACKPINKのジスが10月30日午前8時(日本時間も同じ)に配信した「ADDICTED」は、MVの再生とSNSの拡散では強さを見せたものの、韓国の音源チャートでは上位に食い込めていません。初のフルアルバムに向けた先行公開曲の第2弾で、9月の「CLICK」に続く1曲です。

公式YouTubeチャンネル「JISOO」のMVは、11月1日朝の時点で11,824,860回再生でした。YouTubeの音楽動画トレンドでは世界1位に入り、国別ではインドネシアで1位、フィリピンで4位、トルコで6位でした(kworbの10月31日集計)。

ところが、韓国最大の音源サービスであるメロンのTOP100(11月1日5時更新)には「ADDICTED」も「CLICK」も入っていません。同じチャートには、ロゼの曲が47位と75位、ジェニーの曲が76位、BLACKPINKの「JUMP」が60位に残っています。

テンアシアは「リジョンと組んだ強烈な変身」と紹介。音楽番組への出演も予定

出典:BLACKPINK’s Jisoo to appear on music shows…releasing new single ‘ADDICTED’(スポーツ京郷 / 2026年10月27日)

出典:블랙핑크 지수, ‘어딕티드’로 보여줄 새 얼굴…리정 손잡고 강렬한 변신(テンアシア / 2026年10月30日)

Jisoo presents yet another striking concept shift with ‘ADDICTED’.

スポーツ京郷は、「CLICK」で2人が自然に引き寄せられる縁を歌ったジスが、「ADDICTED」でまた大きくコンセプトを変えたと伝えています。同紙によると、ジスは久しぶりに音楽番組へ出演する予定です(番組名と日程は記事に書かれていません)。テンアシアは配信当日の記事で、振付師リジョン(LEEJUNG)と組んだ強い変身を見どころに挙げました。韓国メディアの論調は、配信前後とも新しいイメージを紹介する好意的なものが中心です。確認した範囲では、チャートの順位に触れた韓国の記事は11月1日朝の時点で見当たりませんでした。

Spotifyの再生は世界124万回に対して韓国は1万2千回。聴き手が国外のファンに偏っている

数字を並べると、「ADDICTED」を聴いているのは主に韓国の外にいるファンだと分かります。10月30日付のSpotifyデイリーチャートで、世界では195位(1,240,991回)、韓国では200位(12,415回)でした。韓国の再生は世界全体の1%ほどです。

なぜ国内で伸びないのか。メロンのTOP100は直近24時間と直近1時間の利用量で決まるため、ファンが集中して再生しても、一般のリスナーが日常的に聴かないと上位に残れません。ロゼやジェニーの曲が長く残っているのは、ファンの外側まで聴き手が広がったからだと私は見ています。

もう一段掘ると、曲の作りも国内向けとは言いにくいものです。後で触れるように、海外のファンからも英語の歌詞の多さを指摘し、「なぜ英語路線なのか」と首をかしげる声が出ています。YouTubeのトレンドで上位に入った国がインドネシアやフィリピンだったことも、聴き手の中心が東南アジアを含む海外のファンダムだという見立てと合っています。

r/kpopの公式スレッドは624票・164コメント。上位はサビと映像の作りに厳しい声

英語圏最大のK-POP掲示板r/kpopでは、配信と同時に立った公式スレッドが11月1日朝の時点で624票・164コメントを集めました。反応の量はそれなりにありますが、評価が高い順に並べると、上位には辛口の感想が並んでいます。

  • 最上位(183票)は、MVの編集が曲とずれて見えると指摘し、曲は「悪くないが、あと1回練り直す必要があった」という感想でした。
  • 2位(142票)は、伴奏にドラムやベースの厚みが足りず、サビが物足りないという意見です。
  • 3位(114票)は英語の発音が聞き取りにくいと書き、4位(76票)は「CLICKよりずっと好き」としながらも、英語路線に変えた理由を不思議がっていました。

このほか、映像が「大物アイドルにしては安っぽく見える」という声もありました。一方で、低音域の歌声が曲に合っているという評価はいくつも見られ、「FLOWERに並ぶ」と推すファンもいます。批判の矛先は主に作曲とMVの制作に向いていて、ジス本人の歌声には好意的な声が多いのが印象的でした。ロゼが参加したダンスチャレンジ動画のスレッドも212票を集めています。

日本ではiTunesの曲チャート122位、Spotifyのデイリー200位圏外

日本での反応も、今のところ控えめです。kworbが集計した日本のiTunes曲チャートでは122位(前回から33位下降)で、10月30日付のSpotify日本デイリーチャート200位以内には入っていません。Kstyleなど日本語のK-POPメディアは配信を伝えていますが、チャートの数字は海外のYouTube再生ほどには動いていない状況です。

日本のBLINKにとっては、フルアルバム本体と音楽番組でのパフォーマンスが次の判断材料になります。先行曲の2曲がどちらも今のメロンTOP100に入っていない以上、アルバムのタイトル曲で国内の聴き手まで広げられるかが、ジスのソロ活動の分かれ目になりそうです。

MVの再生は強いが、国内の聴き手は増えていない。フルアルバムで問われるのは曲の完成度

「ADDICTED」の初動は、世界のファンダムの力でMVを押し上げられる一方、ファンの外にいる韓国のリスナーにはまだ届いていないことを示しました。r/kpopの声を見ても、ジスの歌声への評価は保たれていて、厳しい意見は曲と映像の作りに集まっています。フルアルバムで制作面を立て直せるかどうか。個人的には、そこがこの先の順位を決めると受け止めています。

※再生回数とチャート順位は2026年11月1日朝(日本時間)に確認した数値です。参照したチャート:メロンTOP100/Spotifyデイリー(世界)/Spotifyデイリー(韓国)/公式MV/r/kpop公式スレッド。BLACKPINKメンバーのソロ活動では、リサのEP『PRESS PLAY』と「Tarantino」MVの初動もまとめています。

広告

吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。