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【アメリカ】クロノトリガーに憧れたRiyo GamesのRPG『Threads of Time』、Switch 2版を発表。Redditで3800票超

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】クロノトリガーに憧れたRiyo GamesのRPG『Threads of Time』、Switch 2版を発表。Redditで3800票超

3行サマリー

  • カナダのRiyo Gamesが開発するRPG『Threads of Time』が、10月28日(現地時間)の任天堂Indie WorldでSwitch/Switch 2版を発表。発売は2027年夏
  • 開発者がReddit r/NintendoSwitchに投稿した「20年越しの夢」は、日本時間10月29日13時の時点で3,824票・コメント370件
  • 手本は『クロノ・トリガー』と『ファイナルファンタジーVI』。Steamでは日本語を含む10言語に対応予定

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『Threads of Time』、Switch 2とSwitchで2027年夏に発売

Riyo GamesとパブリッシャーのBalor Gamesは10月28日(現地時間)、ターン制RPG『Threads of Time』をNintendo SwitchとNintendo Switch 2でも発売すると発表しました。発表の場は任天堂のインディーゲーム紹介番組「Indie World」です。発売時期は2027年夏で、PC(Steam)とXbox Series X|Sにも同時期に出ます。

これまではPCとXbox向けとして発表されていた作品です。恐竜の時代から遠い未来、さらに別の世界まで、時代をまたいで仲間を集める2.5Dドット絵のRPGとして紹介されています。

Balor Gamesの発表文:「Indie Worldで本日公開」

出典:Threads of Time Travels to Nintendo Switch Platforms, Sets Summer 2027 Launch(Games Press / 2026年10月28日)

出典:Turn-Based RPG ‘Threads of Time’ Launches Summer 2027, Switch and Switch 2 Versions Confirmed(Noisy Pixel / 2026年10月28日)

Revealed today during Nintendo’s Indie World showcase(任天堂のIndie Worldで本日公開された)

発表文では、ゲームの土台を「ターン制JRPG」とし、そこに現代的な2.5Dドット絵を組み合わせたと説明しています。

開発者がRedditに「高校時代の約束」を投稿、3,824票を集めた

この発表で目立ったのは、作品そのものより開発者の書き込みでした。Indie Worldの配信後、開発元のアカウント(u/RiyoDev)がr/NintendoSwitchに「20年来の夢が叶う」と題して投稿しています。日本時間10月29日0時20分の投稿で、同日13時の時点で3,824票、コメントは370件に達していました。

本文で開発者は、高校時代に親友と「いつか『クロノ・トリガー』や『ファイナルファンタジーVI』のようなJRPGへのラブレターを作ろう」と約束したと明かしています。それから20年以上が経ち、経験を積んでインディーのチームを集めたそうです。任天堂の番組に出られたことは「頬をつねりたくなる瞬間」で、影響を受けた作品の多くが任天堂のハードで遊んだものだった、とも書いています。

この自己紹介のコメントだけで1,155票が付き、スレッドの最上位に来ています。映像の出来より先に、作り手の身の上話が支持を集めた点が印象的でした。

コメント欄の関心は「何時間遊べるか」と「パッケージ版は出るか」

コメント欄で多かったのは、すでに買うつもりでいる人の具体的な質問です。上位の声を3つにまとめると、次のようになります。

  • 「Indie Worldを見ていて『これは買うことになりそう』と思った1本。クリアまでどのくらいかかる?」という質問に179票。開発者は「時代をまたぐ壮大な冒険にしたい。総プレイ時間はできるだけ早く伝える」と答えました。
  • パッケージ版を求める声が繰り返し出ています。Switch 2向けにはゲームキーカードではなく、ソフト本体が入ったカートリッジを望む書き込みもありました。開発者の答えは「検討中だが、まだ何も確約できない」です。
  • 「2027年夏まで待たないといけないのが残念」という声に30票。ほかに「Indie Worldで一番見た目がよかった」「Steamのウィッシュリストに入れた」といった短い反応が並びました。

「Indie Worldで見た瞬間にクロノ・トリガーだと思った」という返信も付いています。説明を読む前から、映像だけで手本が伝わっていたことになります。

なぜ海外の開発者は今もクロノ・トリガーを目指すのか

『クロノ・トリガー』は1995年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコンで出したRPGです。時代を行き来する物語と、仲間と組み合わせて技を出す戦闘は、海外のインディー開発者が今も手本に挙げる型になっています。『Threads of Time』の「時代をまたいで仲間を集め、連携技をつなぐ」という説明は、その型をそのままなぞっています。

では、なぜ30年前の作品が今の新作の目標になるのか。理由の一つは、開発者の世代です。今回の投稿者のように、子どもの頃にこの作品を遊んだ人たちが、ちょうどスタジオを率いる年齢になりました。もう一つは、ドット絵と2.5Dの表現が、少人数のチームでも手の届く手段として定着したことです。憧れを形にする道具が、インディーの手元にそろいました。日本のゲーム情報サイトGame*Sparkも2025年の時点で、本作をクロノ・トリガーに影響を受けたRPGとして紹介していました。

日本語対応予定。日本のSwitchユーザーにも届く1本

日本の遊び手にとって大きいのは、遊べる環境がそろったことです。Steamのストアページでは、日本語を含む10言語への対応が示されています。そこに今回、日本で普及しているSwitchとSwitch 2が加わりました。

日本で生まれたRPGの文法が、海外のスタジオを通って日本に戻ってくる形です。発売は2027年夏で、価格とパッケージ版の有無はまだ発表されていません。

2027年夏の発売まで、次の焦点はプレイ時間とパッケージ版

今回の発表は、対応ハードが増えたという知らせにとどまりませんでした。開発者の20年越しの思いが、そのまま海外のSwitchユーザーの購入意欲につながっています。コメント欄で一番多く問われたプレイ時間とパッケージ版について、開発者は「後日伝える」としています。続報はそこから出てくるはずです。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。