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【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、北米2週目は72%減で4位。日本は初登場8位

吉沢まこと
Velleity Note 編集長
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【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、北米2週目は72%減で4位。日本は初登場8位

3行サマリー

  • カプコン原作の実写映画『ストリートファイター』は、北米公開2週目(10月23日〜25日)の週末興収が推計860万ドルで、初週末から72%減。1位から4位に下がりました。
  • 世界興収は累計7,960万ドル(推計)で、報じられている製作費8,200万ドルにまだ届いていません。1994年の実写版は世界で9,940万ドルを稼いでいます。
  • 日本では『ストリートファイター/ザ・ムービー』として333館で公開され、初週末は8位・3日間興収1億3,401万円。2週目は上位10本から外れました。

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Series実写映画ストリートファイター全6本

カプコン原作の実写映画『ストリートファイター』(2026年10月16日日米同時公開)の公開前後の動きと海外の反応を追う連載

  1. 2026/9/30【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、10月16日に日米同時公開。9月の予告編は2530万回再生
  2. 2026/10/14【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、海外の初反応は賛否。10月16日の日米同時公開を前に「90年代風」の声
  3. 2026/10/16【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、米批評家の支持率42%。日米同時公開の日、批判は脚本に集中
  4. 2026/10/19【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、全米初登場1位。米国の評価は批評家40%・観客80%、日本の映画.comは2.9点
  5. 2026/10/22【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、全米1位でも日本の初週末は8位。同じカプコン原作の『バイオハザード』は日本2位
  6. 2026/10/26【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、北米2週目は72%減で4位。日本は初登場8位(この記事)

北米2週目は860万ドルで4位、初週末から72%減

パラマウントとレジェンダリーの実写映画『ストリートファイター』は、北米公開2週目の週末(現地時間10月23日〜25日)に推計860万ドルを稼ぎ、ランキング4位に下がりました。初週末の3,078万ドルからは72%の減少です。上映館数は初週と同じ3,575館で、館数を減らす前に客足が落ちた形になります。

北米の累計は4,694万ドル、海外は同じ週末の820万ドルを足して累計3,270万ドル、世界興収は7,960万ドルです(いずれも推計値)。製作費は8,200万ドルと報じられており、宣伝費を含めない段階でも、まだ回収ラインに届いていません。

同じ週末の1位は、DCの新作『クレイフェイス』(推計2,400万ドル)でした。

Box Office Mojoの集計と米Anime News Networkの報道:「1位から4位へ」

出典:Street Fighter(2026)(Box Office Mojo / 2026年10月25日更新)

出典:New Live-Action Street Fighter Film Drops to #4 in the U.S.(Anime News Network / 2026年10月26日 日本時間)

The new live-action Street Fighter film dropped from #1 to #4 in the U.S. box office in its second weekend.

Anime News Networkは、2週目のIMAX上映の興収が180万ドルで週末全体の21%を占めたこと、北米の公開10日間の累計が『モータルコンバット2』の同じ期間より25%少ないことも伝えています。日本の初週末の順位と興収も、同じ記事でBox Office Mojoの数字として紹介されています。

72%減の背景は口コミの弱さ。『モータルコンバット2』の65%減より大きい落ち幅

2週目の大きな落ち込みは、公開直後から予想されていました。初週末の時点で、映画館の出口調査CinemaScoreの評価はB-にとどまり、Rotten Tomatoesの批評家スコアは41%でした(10月19日時点)。観客スコアは79%と高めでしたが、原作ファンが初週末に集中して観に行き、そのあと一般の観客が続かなかったと読めます。

比べる相手としてよく挙がるのが、同じ格闘ゲーム原作の『モータルコンバット2』です。こちらは2週目の落ち幅が65%でした。米国の興行ファンの間には「ストリートファイターの方が上を行く」という見方もありましたが、初週末・2週目・10日間の累計のいずれでも下回っています。

もう一つの物差しは、32年前の実写版です。ジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演した1994年の『ストリートファイター』は、製作費3,500万ドルに対して世界で9,940万ドルを稼ぎました(The Numbers調べ)。今回の作品は製作費が倍以上なのに、公開10日目の世界興収はその8割ほどです。

米国の興行ファンは「ひどい72%減」が最多票。「続編にはさよなら」の声も

海外掲示板Redditの興行収入コミュニティ「r/boxoffice」では、2週目の推計を伝えるスレッドが日本時間10月25日深夜に立ち、10月26日13時時点で84票・コメント110件が付いています。

最も票を集めたコメント(81票)は「ひどい72%減だ。『楽しければいい、全部がアカデミー賞級である必要はない』という擁護もここまで。一般の観客が人に勧めなかったのも当然だ」というものでした。2番目(45票)は「北米の最終興収は5,500万ドル超、運が良くても6,000万ドル。海外はもっと悪い」と見通しています。

3番目(37票)は1994年版との比較で、「1994年の映画は32年前に世界で9,900万ドル稼いだ。今作はかなり下回っている。続編にはさよならだ」と書いています。「2週目の落ち幅は『モータルコンバット2』の65%より大きい。ストリートファイターが上を行くと言っていた人たちも黙るだろう」(20票)というコメントもありました。

上位のコメントは作品の出来よりも、製作費と比べた数字の物足りなさに集中しています。続編が作られるかどうかを数字で見極めようとする、米国の興行ファンらしい受け止め方が印象的でした。

日本は初登場8位・1億3,401万円、同じカプコン原作の『バイオハザード』は3週目も5位

日本では邦題『ストリートファイター/ザ・ムービー』として、米国と同じ10月16日に333館で公開されました。初週末(10月16日〜18日)の国内ランキングは8位で、Box Office Mojoによる3日間の興収は1億3,401万9,900円(約85万ドル)です。2週目の10月23日〜25日の週末は、興行通信社の上位10本に入りませんでした。

対照的なのが、同じカプコンのゲームを原作にした実写映画『バイオハザード』です。10月9日公開のザック・クレッガー監督作は、公開3週目の同じ週末も国内5位に残っています。原作を生んだ国でも、同じ会社の2本の実写化が別々の結果になりました。

当サイトでは公開直前の10月14日に、海外の初反応を【アメリカ】カプコン原作の実写『ストリートファイター』、海外の初反応は賛否。10月16日の日米同時公開を前に「90年代風」の声で紹介しました。そこで割れていた「映像は良いが脚本が弱い」という評価が、公開2週目の数字にそのまま出たように感じています。

続編を左右するのは海外興収。製作費8,200万ドルをどこまで超えられるか

北米の最終興収は、Redditの予想どおりなら5,500万〜6,000万ドル前後になります。世界興収が製作費の8,200万ドルを超えるのは時間の問題ですが、宣伝費まで含めた回収には海外市場の伸びが欠かせません。現時点の海外累計3,270万ドルは、北米の7割ほどです。

同じカプコン原作でも、『バイオハザード』が日本で上位に残る一方、『ストリートファイター』は日米とも2週目で失速しました。3週目以降の海外の落ち幅が、続編の行方を決める材料になります。当サイトでも引き続き追っていきます。

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吉沢まこと
Velleity Note 編集長(EIC)・エディトリアルディレクター

Webデザイナー、雑誌出版社のWebディレクター、コンテンツマーケター、Web広告プランナーを経て、現在は愛知県の業界No.1企業のインハウスのAIプロダクトマネージャー兼データサイエンティスト。Velleity Noteでは編集長としてメディアの編集方針を定めるとともに、AIとの共著で記事を制作する自動化ワークフローの設計とシステム開発を手がけている。