【アメリカ】コナミ『SILENT HILL: Townfall』批評家平均82点、フル音声2言語に日本語

3行サマリー
- コナミ『SILENT HILL: Townfall』のレビューが解禁され、OpenCriticの批評家平均は82点。57本の批評のうち86%が推薦に回りました。
- Metacriticのメタスコアは81点(批評67本)。内訳はPC Gamerが89点、DualShockersが9点、IGNが8点です。
- Steam公式ストアの対応言語表では、フル音声対応が英語と日本語の2言語のみ。日本での発売は9月24日です。
SeriesSILENT HILL: Townfall全2本
コナミの新作サイレントヒル『SILENT HILL: Townfall』の発売までの動きと海外評価を追う連載
- 2026/8/26【ドイツ】コナミ『サイレントヒル』新作、9月24日発売。主要キャスト3人は英米の俳優で、日本語は字幕のみ
- 2026/9/22【アメリカ】コナミ『SILENT HILL: Townfall』批評家平均82点、フル音声2言語に日本語(この記事)
コナミの新作サイレントヒル、レビュー解禁で批評家平均82点・推薦率86%のスタート
コナミが9月24日に発売する『SILENT HILL: Townfall』の海外レビューが解禁されました。批評集計サイトOpenCriticの集計では、主要批評家の平均が100点満点で82点。ティアは上から2番目の「Strong」で、57本の批評のうち86%が「推薦する」に分類されています。
もう一方の集計サイトMetacriticのメタスコアは81点、区分は「Generally Favorable」。こちらはPS5版に64本、全プラットフォーム合計で67本の批評が集まっています。開発はScreen Burn、発売元はコナミです。
シリーズの近作はリメイクが中心でしたから、完全新作がどう受け止められるかは、発売前にいちばん読みにくい部分でした。その新作が2つの集計サイトでそろって80点台前半に着地した、というのが発売2日前時点で確定している評価です。ユーザースコアはまだ集計が始まっていません。
OpenCriticが57本を集計、PC Gamerは89点で「新旧の配合がちょうどいい」と評価
出典:Silent Hill: Townfall Reviews – OpenCritic(OpenCritic / 2026年9月21日)
出典:「SILENT HILL: Townfall」日本語版キャストが公開に(4Gamer.net / 2026年9月4日)
今回確認できたなかで最高得点を付けたのはPC Gamerの89点。新要素の「CRTV」がパズル解きとステルスの道具として働いている点を評価しています。
Silent Hill: Townfall is just the right mix of old and new. It has classic psychological horror and grotesque monsters with the added benefit of the CRTV as a new puzzle solving and stealth tool.
(訳:『SILENT HILL: Townfall』は古さと新しさの配合がちょうどいい。古典的な心理ホラーとグロテスクなモンスターに加えて、CRTVという新しいパズル解きとステルスの道具がある。)
Steam公式の対応言語表が入れ替わり、フル音声は英語と日本語の2言語だけに
日本のプレイヤーにとって発売前いちばんの焦点は、やはり日本語音声が入るかどうかでした。本日時点のSteam公式ストアの対応言語表を確認すると、フル音声に対応しているのは英語と日本語の2言語だけ。フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、ポーランド語、ロシア語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語は字幕のみの扱いになっています。
この表記、実は動いています。当サイトが8月26日にキャスト発表を取り上げた時点では、フル音声は英語と韓国語の2言語で、日本語は字幕のみという表記でした。その後、9月4日に4Gamerが日本語版キャストを報じています。主人公サイモン役は安元洋貴さん、看護師ゾーイ役は甲斐田裕子さん、謎めいた男リチャード役は大塚明夫さん。ホラー作品でこの3人がそろうと聞いて、声の圧だけで期待値が上がったのは正直なところです。
つまり日本語は字幕のみからフル音声へ移り、入れ替わるように韓国語がフル音声の枠から外れました。コナミはこの変更について説明を出していないため、なぜ入れ替わったのかは現時点では分かりません。確認できるのは、発売2日前の公式ストアの表記がこうなっているという一点だけ。韓国語で遊ぶつもりだった人には、これは歓迎しにくい変化だと思います。なお英語版のキャストは別で、サイモン役はジョバン・アデポ、リチャード役は『LOST』のテリー・オクインが務めます。
IGNは「長寿シリーズへの一本の注射」、DualShockersは9点。海外批評は高水準でそろう
海外メディアの評価は、絶賛と手堅い高評価のあいだに収まっています。得点を公表している主要媒体を並べると、こうなります。
- PC Gamer:89/100(古典的な心理ホラーに新要素のCRTVが加わった配合を評価)
- DualShockers:9/10(今回確認できたなかでは最高評価の部類)
- IGN:8/10(主人公の手首に刺さったままの点滴針になぞらえ、長寿シリーズに打たれた「一本の注射」と表現)
IGNの原文はこちらです。
Like the intravenous needle permanently jutting out of its hero’s wrist, Silent Hill: Townfall gives this long running series a welcome shot in the arm.
ただ、推薦率86%という数字は裏返すと、57本のうちおよそ8本は推薦に回らなかったという意味でもあります。80点台前半という平均は、全員が絶賛した結果ではなく、高評価と中程度の評価が混ざって落ち着いた位置だと読むのが正確でしょう。発売前のスコアを「お墨付き」として受け取りすぎないほうが、あとで落差に驚かずに済みます。
日本語での報道は、4Gamerや電ファミニコゲーマーが日本語版キャストと発売日を伝える形が中心でした。一方でスコアの集計はOpenCriticとMetacriticという英語圏のサイトに集まっていて、評価の全体像を数字で見ようとすると海外を見に行くことになる。この非対称は、サイレントヒルのような日本発のIPでも変わらないままです。
9月24日の発売までに固まったのは評価と言語対応、ユーザースコアはこれから
発売2日前の時点ではっきりしたのは2点。批評家の評価が82点(OpenCritic)と81点(Metacritic)でそろったことと、Steamのフル音声2言語のうち1つが日本語になったことです。8月下旬に日本語音声の有無が未確定だった状態からは、確実に前へ進みました。
残っているのはユーザースコアです。サイレントヒルは批評家の評価とプレイヤーの評価が割れやすいシリーズで、そのズレ自体がいつも話題になってきました。日本語音声で遊べるようになった日本のプレイヤーがどう受け止めるかは、発売後に数字となって出てきます。日本での発売は9月24日。そこからの数日が、このスコアの答え合わせになります。
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