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【アメリカ】カプコン『モンハンワイルズ:アセンダンス』、米記者は試遊20分でテオ・テスカトルに敗北

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】カプコン『モンハンワイルズ:アセンダンス』、米記者は試遊20分でテオ・テスカトルに敗北

3行サマリー

  • 米SmashPadの記者は1プレイ20分の試遊枠のなかで古龍テオ・テスカトルに敗れ、会場で倒せた人を見かけなかったと書いています
  • カプコンブースは『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』に試遊台60台を投入し、クエストは3種類。整理券はビジネスデイの午前中に配布を終えました
  • 東京ゲームショウ2026は台風25号の接近で9月21日を中止し、4日間の総来場者数は25万7642人。前年の26万3101人を5459人下回りました

Seriesカプコン 東京ゲームショウ2026全3本

カプコンの東京ゲームショウ2026出展ラインアップと、公式特設サイトの言語・地域版ごとの差を継続して追う連載。

  1. 2026/9/2【アメリカ】カプコン、東京ゲームショウの出展は6タイトル。公式サイトは15言語で、日本語版だけバイオハザードの名前がある
  2. 2026/9/17【アメリカ】カプコン、東京ゲームショウの出展が6本から12本に。後から入ったバイオハザードは新作ではなく30周年企画3件
  3. 2026/9/21【アメリカ】カプコン『モンハンワイルズ:アセンダンス』、米記者は試遊20分でテオ・テスカトルに敗北(この記事)

米SmashPad記者、テオ・テスカトルを20分の試遊枠内に倒せず終わる

カプコンが東京ゲームショウ2026で世界初出展した『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』について、米ゲームメディアSmashPadのDanreb Victorio記者が試遊レポートを公開しました。新モンスター「アラケタ」のアルファ個体には一度力尽きながらも勝利したものの、復活を果たした古龍テオ・テスカトルには手が届かず、制限時間の20分を待たずに倒されたと書いています。同記者はさらに、会場で自分以外にテオ・テスカトルを討伐できたプレイヤーを見かけなかったとも記しています(報道ベース)。

試遊はPlayStation 5 Proで行われ、記者は「記憶にあるよりもずっと良く見える」と映像面を評価しました。しかも単独で挑んだわけではありません。救難信号でNPCハンターを呼び、頭数を揃えたうえでの結果だったとレポートには明記されています。ここは読んでいて素直に驚いた部分でした。

出典はSmashPadの試遊記とPlayStation.Blogの開発者解説

出典[TGS 2026] HANDS-ON: “Monster Hunter Wilds: Ascendance” is Wilds’ first big expansion, and it brings the hurt(SmashPad / 2026年9月16日)

出典Monster Hunter Wilds: Ascendance hands-on report: taking on new monster Araketa and Elder Dragon Teostra(PlayStation.Blog / 2026年9月16日)

it only took me less than 20 minutes to get barbecued by the Teostra

「テオ・テスカトルに丸焼きにされるまで20分もかからなかった」。この一文が、試遊の手ごたえをそのまま言い当てています。

新システム「ブーストアクション」は攻撃後の隙を消す設計。アラケタは群れで同時に突進する

難度の印象は、新要素の性格とも結びついています。PlayStation.Blogに掲載されたカプコンの開発者解説によれば、『アセンダンス』で追加される「ブーストブレイサー」由来のブーストアクションは、コンボの途中や、攻撃を出し切って隙ができた瞬間にも発動できるよう設計されています。ゲージは時間経過と攻撃命中で溜まり、集中弱点攻撃で傷を破ると回復する仕組みです(確認済み)。攻めの手数を増やす方向の追加要素であり、慎重に間合いを取るだけでは追いつかない設計になっていることがわかります。

モンスター側の作り込みも同じ方向を向いています。アラケタは群れで狩りを行い、ボス個体は群れに号令をかけて空中から一斉に突進させます。咆哮中は喉元が弱点になる一方、同時に複数体を相手取る局面が生まれる。復活したテオ・テスカトルには前脚を叩きつける新モーションが加わり、スラッシュアックスのオフセット昇竜撃で相殺できるものの、足元に広がる粉塵の油帯が移動を阻害します。20分で決着がつかなかったという結果は、この設計の延長線上にあります。

カプコンブースは試遊台60台・クエスト3種。整理券はビジネスデイ午前中に終了

ゲームウィズの現地取材によると、カプコンブースは『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』に試遊台60台を用意し、クエストは「雲呼ノ遺跡」でのアラケタ討伐、テオ・テスカトル戦、チュートリアルを含むチャタカブラ討伐の3種類から選べる構成でした。1プレイは20分です。それでも整理券は、業界関係者しか入場できないビジネスデイの時点で午前中に配布を終えています。一般日を待たずに需要が供給を超えていたことになります。

同じブースの他タイトルは『ドラゴンズドグマ2 ダークアリズン』が40台(PS5が16台、Nintendo Switch 2が14台、Xboxが2台、PCが8台)、『ロックマン デュアル オーバーライド』が16台(PS5が4台、PCが4台、Switch 2が8台)。60台という数字は、カプコンが今年の東京ゲームショウで何を主役に据えたかをそのまま示しています。出展タイトルを6本から12本へ倍増させた経緯はこちらの記事で整理しました。

台風25号で最終日が消えた会期に、カプコンは最大規模の試遊台を出していた

一方で、会期そのものは予定どおりには終わりませんでした。主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)の発表によれば、9月20日に台風25号の接近を受け、来場者とスタッフの安全を最優先して9月21日の最終日を中止しました。30周年のTGS2026は9月17日から20日までの4日間開催となり、総来場者数は25万7642人です(確認済み)。

4Gamerが報じた日別の内訳は、9月17日が5万3630人、18日が5万2545人、19日が7万8678人、20日が7万2789人。前年の26万3101人と比べても減少は5459人にとどまり、1日少ない会期でこの水準に収まりました。中止となった9月21日分はオンライン配信に切り替えられています。出展規模や商談件数を含む会期全体の数字は東京ゲームショウ2026の閉幕記事にまとめました。

日本にとっての意味は2つあります。ひとつは、日本のメーカーが国内の会場に出した最重要タイトルの手ごたえを、最初に言語化したのが海外メディアだったという点です。『アセンダンス』の英語圏での初期評価は「難しい」で固まりつつあり、発売が2027年である以上、その印象は1年以上そのまま残ります。もうひとつは、9月開催が台風シーズンと重なる構造的なリスクが、30周年という節目の年に現実化したことです。CESAはTGS2027を2027年9月16日から20日までの5日間、幕張メッセで開催すると発表しており、会期の考え方は当面変わりません。この点は今後も見ておきたいところです。

フューチャー部門受賞と2027年発売。次の焦点は製品版での難度調整

『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』は、TGS2026で発表・出展された未発売作品を対象とする日本ゲーム大賞2026フューチャー部門の10作品にも選ばれました。会場での一般投票を経た結果であり、整理券が午前中に尽きた需要とも矛盾しません。

残る論点は、試遊版の難度がそのまま製品版の水準なのかという一点です。会場のテオ・テスカトル戦は制限時間20分で切り出されたもので、製品版で同じ調整になるとは限りません。カプコンは現時点でこの点について説明していません。SmashPadによれば発売はPlayStation 5、Xbox Series X、PC、Nintendo Switch 2向けで2027年を予定しており、難度に関する追加情報が出るタイミングが次の確認点になります。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

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