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【アメリカ】リゼロ4期、MyAnimeListで歴代3位の9.11点。採点者は3期の4割まで減った

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight
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【アメリカ】リゼロ4期、MyAnimeListで歴代3位の9.11点。採点者は3期の4割まで減った

3行サマリー

  • 『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season が、海外最大級のアニメデータベース MyAnimeList で9.11点・全作品中3位につけた(2026年9月17日13時時点の実測)
  • 別運営の AniList でも平均スコア90点で、3期の84点から6ポイント上昇。シリーズ最高値を2サイトで同時に更新している
  • 一方で採点した人数は MyAnimeList で108,028人。3期の265,248人に対して41%にとどまり、母数は3分の1近くまで減っている

リゼロ4期、MyAnimeListで9.11点。フリーレンと鋼の錬金術師に次ぐ全作品3位

『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season(制作:WHITE FOX)の海外スコアが、シリーズで初めて「世界のトップ3」に入りました。海外のアニメ視聴記録サービスとして最大規模の MyAnimeList で、2026年9月17日13時時点のスコアは9.11点、順位は全作品中3位です。

同じ時刻に MyAnimeList の総合ランキングを確認すると、上位3本は1位『葬送のフリーレン』9.25点、2位『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』9.11点、3位がリゼロ4期の9.11点でした。表示上のスコアは2位と同値で、ランキングの上下は同サイト内部の重み付けによるものです。

この順位について、MyAnimeList は作品ページの脚注で算出範囲を明示しています。

based on the top anime page. Please note that ‘Not yet aired’ and ‘R18+’ titles are excluded.

つまり未放送作品と R18+ 作品を除いた順位で、放送中の作品は集計に含まれます。リゼロ4期は現在も放送中のまま、この位置にいるということです。

MyAnimeListとAniList、運営の異なる2サイトがそろって4期をシリーズ最高に置いた

出典Re:Zero kara Hajimeru Isekai Seikatsu 4th Season(MyAnimeList / 2026年9月17日13時時点の表示値)

出典Re:Zero kara Hajimeru Isekai Seikatsu 4th Season(AniList / 2026年9月17日13時時点の公開API値)

スコアの上昇は1サイトだけの現象ではありません。運営も採点方式も異なる AniList でも、4期の平均スコアは90点(100点満点)に達しています。同サイトの歴代高評価ランキングでも3位、2026年に放送された作品では1位です。

シリーズを通して並べると、両サイトの動きはきれいに揃います。

シリーズMyAnimeList スコアMyAnimeList 採点者数AniList 平均スコアAniList 登録者数
1期(2016年)8.251,599,346人81622,303人
2期 前半(2020年)8.33782,811人83380,141人
2期 後半(2021年)8.42662,008人84307,848人
3期(2024年)8.41265,248人84196,102人
4期(放送中)9.11108,028人90140,303人

MyAnimeList では3期の8.41点から0.70ポイント、AniList では84点から6ポイントの上昇です。4期より前のシリーズ最高値は MyAnimeList が2期後半の8.42点、AniList が84点でしたから、どちらも4期がその上に出たことになります。順位で見ると MyAnimeList の3期は227位、1期は392位でしたから、4期の3位は桁が変わる動き方をしています。

満点をつけた人が22.3%から51.1%へ倍増、採点者数は3期の41%に減少

数字の中身を分解すると、上昇の内訳がはっきりします。AniList は採点の分布を公開しているので、3期と4期を並べてみます。

4期の採点者は22,327人で、そのうち100点をつけた人が11,415人、全体の51.1%を占めます。90点以上まで広げると18,031人、80.8%です。

3期は採点者66,420人のうち100点が14,782人で22.3%、90点以上は38,672人で58.2%でした。満点をつけた人の比率が、1シーズンで倍以上に跳ね上がっています。数字を並べていて、いちばん目を引いたのがこの一行でした。

ただし同時に見ておくべきなのが母数です。AniList の採点者は66,420人から22,327人へ、およそ3分の1に減りました。MyAnimeList でも265,248人から108,028人で、比率は41%です。登録者数(MyAnimeList の Members)も3期の544,279人に対して4期は329,260人と、6割の水準にとどまっています。

スコアが上がり、採点する人が減る。この2つは同時に起きています。

奪還編は残り2話。9月30日の最終回まで数字はまだ動く

4期は全19話で、構成が2つに分かれています。アニメ公式サイトが案内するとおり、前半の「喪失編」11話が2026年4月8日から6月17日まで、後半の「奪還編」8話が8月12日から放送中です。放送枠は毎週水曜22時(日本時間)です。

直近の第17話(通算83話)「グッドルーザー」は2026年9月16日の放送でした。2つの記憶を統合したスバルがエミリアたちと再会し、5つの危機に分かれて総力戦に入る回で、エキドナから伝言を受け取ったユリウスがレイドの前で名乗りを上げる展開が予告されていました(電撃オンラインの先行記事による)。

出典アニメ『リゼロ』4期17話“グッドルーザー”(電撃オンライン / 2026年9月15日)

残りは第18話が9月23日、最終話の第19話が9月30日です。ここで挙げたスコアと順位はいずれも9月17日13時時点の暫定値であり、最終回を挟んで動く可能性があります。

放送中のスコアは、母数の薄さを差し引いて読む必要がある

数字をそのまま「4期はシリーズ最高傑作」と読むのは早すぎます。放送中の作品のスコアが高く出やすい理由がいくつかあるからです。

ひとつは、途中で離脱した視聴者が採点しないことです。1話から追い続けている層だけが採点欄に残るため、評価は上振れしやすくなります。4期の採点者が3期の4割しかいないという事実は、「熱心な層に絞り込まれた状態で集計されている」とも読めます。母数が小さいほど、高得点をつける層の比率は数字に強く出ます。

もうひとつは、完結後に数字が下がる例が珍しくないことです。最終話の評価が割れた場合、放送終了から数週間かけてスコアが押し下げられる動きは、これまでも他作品で繰り返し起きてきました。9月30日以降にあらためて確認する必要があります。

そのうえで、日本のアニメが英語圏のデータベースで総合3位に入っている状態そのものは記録に値します。しかも4期は7年以上続くシリーズの5クール目にあたる作品です。長期シリーズの後半で評価が上がる例は多くありません。3期から4期にかけて、海外の視聴者のうち「残った人たち」の満足度が明確に上がったことは、少なくとも今日の数字が示しています。

日本側から見ると、この数字の読み方は2つに分かれます。「海外でリゼロが絶賛されている」という話をするときの根拠としては、スコアより満点51.1%という分布のほうが実態に近い。一方で「どれだけ多くの人に届いたか」を言いたいなら、採点者が3期の41%に減っている事実のほうを見るべきです。同じ作品の同じページに、その2つが並んでいます。4期は日本と海外がほぼ同時に見ている作品なので、9月30日の最終回は両方の数字が一度に動く日になります。

今回の記事で挙げた順位は、いずれも本日時点のものです。MyAnimeList の3位も AniList の歴代3位も固定された記録ではなく、日々の採点で動きます。最終回後の数字については、あらためて同じ指標で追う予定です。個人的には、スコアそのものより採点者数がどこまで戻るかのほうを気にしています。

編集部
Velleity Note 編集部 ・ Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。