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【ドイツ】バンダイナムコの新作ソードアート・オンライン、独ゲーム誌が酷評。3時間で他プレイヤー0人に衝撃

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/07
最終更新 2026/07/07
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【ドイツ】バンダイナムコの新作ソードアート・オンライン、独ゲーム誌が酷評。3時間で他プレイヤー0人に衝撃

3行サマリー

  • 独ゲーム誌GameProの記者が『ソードアート・オンライン エコーズ・オブ・アインクラッド』のデモを3時間プレイし、フィールドで他プレイヤーの姿を1人も見かけなかった
  • 2012年開始のSAOシリーズで初めて主人公キリトを操作せず、自作アバターで物語を進める仕様。プロデューサーはキリトが「敵役に近い立ち位置」になると示唆
  • 7月10日にPS5・Xbox・PC(Steam)で世界同時発売。過去作はMetacritic60点台が続いた不遇シリーズで、日本発IPの巻き返しがかかる

独記者が3時間のデモで気づいた「誰もいないアインクラッド」

バンダイナムコと開発元のGame Studioが手がける新作アクションRPG『ソードアート・オンライン エコーズ・オブ・アインクラッド』が、7月10日にPlayStation 5・Xbox Series・PC(Steam)で世界同時発売される。原作は2012年放送開始のアニメ「ソードアート・オンライン」で、日本発のライトノベル・アニメIPとして海外でも知名度が高い作品だ。

発売を前に6月15日(PC版)・16日(PS5/Xbox版)に配信された体験版について、ドイツの大手ゲームメディアGamePro.deの記者Myki Trieu氏がコラムを公開した。見出しは「シリーズ最高傑作になり得るが、肝心な要素が欠けている」というもの。3時間ほどプレイした結果、グラフィックや戦闘は高く評価しつつも、フィールドで他のプレイヤーキャラクターを一人も見かけなかった点に「衝撃と困惑」を覚えたという。

GamePro「街を出た瞬間、世界から人の気配が消える」

Trieu氏の記事によると、拠点となる街にはNPCが行き交い賑わいを感じられるものの、街の外に一歩出るとデモの間じゅう誰にも遭遇しなかったという。原文の該当箇所は次の通り。

Während der kompletten Demo war keine andere Menschenseele zu sehen – wirklich niemand.(デモの間じゅう、他の人間の姿はまったく見えなかった。本当に誰も。)

(出典:GamePro.de「Sword Art Online: Ich habe die Demo von Echoes of Aincrad gespielt…」、2026年6月28日)

『ソードアート・オンライン』の物語は、そもそも「多数のプレイヤーが同時に生死をかけて攻略するMMORPG」という設定が根幹にある。Trieu氏は、過去作『ソードアート・オンライン アリシゼーション・リコリス』ではフィールドにNPCプレイヤーが配置され、共闘できる仕様が好評だったと振り返りつつ、今作でその要素が見当たらない点を「世界観の作り込みと噛み合っていない」と評した。

キリトを操作しない初のSAOゲーム、プロデューサーは「敵役に近い」と示唆

今作最大の特徴は、シリーズで初めて主人公キリトを操作しないことだ。プレイヤーは、キリトと同じくベータテスターとしてアインクラッドに閉じ込められた「もう一人の初心者」を自作し、物語を1から体験する。フィリピンのゲームメディアUnGeekが行ったインタビューで、プロデューサーの二見遥介氏は原作者としての狙いをこう説明している。

“We considered the story of Kirito and the others in ‘Last Recollection’ to be complete, so we wanted to treat it as a natural stopping point.”(『ラスト・リコレクション』でキリトたちの物語は完結したと考え、一つの区切りとして扱いたかった)

キリトは今作にも登場するが、プロモーション映像などから「味方ではなく敵役に近い立ち位置になるのでは」という見方が海外ファンの間で広がっている。長年キリト視点で語られてきたシリーズが、初めて「キリト以外の目線」で描かれる大きな転換点であり、シリーズファンの間で賛否が分かれている。

過去作はMetacritic60点台続き、7月10日発売が日本発IPの正念場に

GamePro.deの記事は、過去のSAOゲーム化作品が軒並みMetacriticで60点台にとどまってきた経緯にも触れている。今回はグラフィックが「シリーズ最高」と評価される一方、根幹である「多人数世界」の再現度に疑問符がついた形だ。日本国内のIP展開としても、アニメ・ライトノベル人気に見合うゲーム評価を得られるかどうかは長年の課題で、7月10日の発売はその巻き返しがかかる節目になる。

なお最上位版の「アルティメットエディション」には、110分の完全新作アニメ映画「Unanswered//butterfly: Sword Art Online」が同梱される。ゲームだけでなく映像作品込みでシリーズの求心力を試す構成だ。

「多人数の世界」を一人で歩く矛盾が、発売直前の焦点に

『ソードアート・オンライン』というタイトルの本質は、まさに「大勢が同時に挑む死のゲーム」という緊張感にある。その根幹をなす要素が体験版で確認できなかったという独メディアの指摘は、正直かなり痛いところを突いている。製品版でこの空白がどう埋まるかで、シリーズ史上初めて「キリト抜き」に挑んだこの一作の評価は大きく変わるはずだ。答えは3日後、7月10日に出る。

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Velleity Note 編集部
Overseas Reception, Read Straight

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