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【中国】呪術廻戦スピンオフPV、500万再生の熱狂。中国メディアが監督をチャン・イーモウ級と絶賛

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/06
最終更新 2026/07/06
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【中国】呪術廻戦スピンオフPV、500万再生の熱狂。中国メディアが監督をチャン・イーモウ級と絶賛

3行サマリー

  • 『呪術廻戦』外伝「モジュロ」最終巻を記念したMAPPA制作PVが、公開直後に300万再生を突破し、現在は500万再生を超えた
  • 舞台は本編完結68年後の2086年。乙骨憂太と禪院真希の子孫「真剣」「憂花」が、自称「シムリア星人」との交渉役を務める設定
  • 中国大手ポータル・捜狐が「チャン・イーモウ監督を思わせる映像」と絶賛し、世界中のファンが「新作アニメの発表」と勘違いする騒ぎに発展した

わずか30秒のPVが「新作アニメ発表」と誤解されるほどの完成度だった

『週刊少年ジャンプ』で連載された芥見下々さん原作の人気マンガ「呪術廻戦」。そのスピンオフ「呪術廻戦≡(モジュロ)」のコミックス最終3巻発売を記念し、テレビアニメ版を手がけるMAPPAが制作したスペシャルPVが4月30日に公開された。わずか30秒の映像だが、公開から3日足らずで300万再生を突破し、その後500万再生を超える反響を呼んだ。あくまで単行本の販促映像という位置づけだが、映像のクオリティーの高さから「新作アニメが始まるのでは」と勘違いするファンが世界中で相次いだ。

監督は「チェンソーマン レゼ篇」原画担当の宮川駿、声優も本編組がそのまま出演

元ネタ呪術廻戦:スピンオフ「≡(モジュロ)」MAPPA制作スペシャルPV公開(MANTANWEB / 2026年5月1日)

PVの監督を務めたのは、劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」で原画を担当し、音楽ユニット「After the Rain」の楽曲「東京クローン」のミュージックビデオも手がけた宮川駿さん。声優陣も本編アニメと同じ顔ぶれで、虎杖悠仁役の榎木淳弥さんと真人役の島崎信長さんが出演している。中国メディア・捜狐はこの30秒に詰め込まれた滑らかなアクションと、なじみの声優陣の熱演を「本編アニメと変わらないクオリティー」と報じた。

映像が始まった瞬間、事情を知るファンほど息をのんだ。滑らかなアクション、中国の映画監督・チャン・イーモウ氏を思わせる映像演出、そしておなじみの声優陣による熱演。どう見ても新作アニメ始動の流れにしか見えなかった。

本編完結68年後の2086年、乙骨・禪院の子孫が宇宙人との交渉役を務める設定

「呪術廻戦≡」は、本編最終章「死滅回游」の完結から68年後、2086年の世界を描くスピンオフだ。自ら「シムリア星人」と名乗る宇宙船が地球に飛来し、封印術を操る異星の呪術師たちが降り立つ。その外交交渉役として登場するのが、乙骨憂太と禪院真希の子孫にあたる「真剣(つるぎ)」「憂花(ゆうか)」の兄妹。呪術師と宇宙人の対立を軸にしながらも、知略や過去の因縁による緊張感で物語を積み上げる、いかにも「呪術廻戦」らしい構成が踏襲されている。芥見下々さんが原作を、「暗号学園のいろは」で作画を務めた岩崎優次さんが作画を担当し、2025年9月から2026年3月まで『週刊少年ジャンプ』で短期連載された。全25話・単行本全3巻という短期集中の構成ながら、第1巻は発売週に19万部を売り上げた。ジャンプ史上でも際立つ滑り出しだ。

中国メディアは監督の演出をチャン・イーモウ級と絶賛、”劇場版化”を望む声も

今回のPVを大きく取り上げたのは、中国のポータルサイト・捜狐だ。5月3日の記事は、PVの映像演出を中国の巨匠映画監督・チャン・イーモウ(張芸謀)氏になぞらえ、「莫大な制作力を持つMAPPAが軽々と実力を見せつけた映像」と評した。同記事が紹介する中国ファンの反応が率直でいい。「MAPPA、もう劇場版として発表してくれよ。隠さなくていいだろ」「30秒でここまで熱くなるのか。原画だけ見せて焦らしてるのかよ」。中国では『呪術廻戦』本編がすでに大きな人気を得ている。スピンオフの販促PV一本にここまで敏感に反応するファンがいるのは、正直こちらの予想以上だった。日本側のSNSでも反応は起きていて、68年後という時間経過を反映してか「虎杖の声のトーンが落ち着き、重みを帯びている」という点が話題になった。老いた虎杖の声、という受け止め方だ。

低コストの販促PVが、本編アニメ第4期後編への期待値を押し上げた

テレビアニメ本編はすでに第4期に突入していて、次章「死滅回游 後編」のPVも6月19日に公開された。ただ、具体的な放送時期はまだ発表されていない。今回の「モジュロ」PVはあくまで単行本の販促目的だが、権利元にとっては低コストで熱量の高い先行プロモーションになった。スピンオフのアニメ化に向けた市場テストなのか、本編再始動の前哨戦なのか。そのあたりは明かされていない。ただ、中国のファンまで巻き込んで「劇場版にしてくれ」の声が広がったこと自体が、次章への期待値をひとつ押し上げたのは間違いない。

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Velleity Note 編集部
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