【韓国】ソニーのプレイステーション、2028年にディスク版ソフト生産終了へ。韓国のゲーム掲示板は抗議一色に

3行サマリー
- ソニーが2028年1月から、PlayStation向け新作ソフトの物理ディスク生産を全面終了すると発表
- 2026年3月期はダウンロード版の売上がディスク版の8倍に達しており、これが決定を後押しした
- 韓国のゲーム掲示板ルリウェブでは反応まとめ記事が2.6万閲覧・134件のコメントを集め、抗議の声一色に
ソニー、2028年1月でPS向け新作ソフトのディスク生産を終了
2026年7月1日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2028年1月以降に発売されるPlayStation®コンソール向けの新作ゲームについて、ディスク版の生産を終了すると発表した。以降の新作は、主要小売店とPlayStation Storeのいずれでもダウンロード版のみの提供となる。すでに発売済みのタイトルや、2028年1月より前にディスク版として発売されるタイトルには影響しない。同日、PlayStation®3とPlayStation®Vita向けのPS Storeについても、2027年7月に全世界でサービスを終了すると合わせて発表された。
SIE公式発表:デジタル版がディスクの8倍に達したことが転換の決め手
元ネタ:PlayStation®コンソール向け新作ゲームのディスク生産を2028年1月に終了(PlayStation.Blog 日本語 / 2026年7月1日)
お客様の購買トレンドや、エンタテインメント業界全体が物理ディスクからデジタルへと移行している状況を踏まえ、2028年1月以降にPlayStation®コンソール向けに発売されるすべての新作ゲームについて、ディスク版の生産を終了いたします。
日本経済新聞の報道によれば、2026年3月期のソフト販売額はダウンロード版がディスク版の8倍を超えていたという。デジタル比率がここまで開いてしまえば、ディスクの生産ラインを維持するコストの方が重荷になる。業界内でこの説明に驚きの声は少ない。
GTA6のパッケージ版に「ディスクなし」という伏線
発表の直前、韓国のゲーム掲示板ルリウェブでは、テイクツー・インタラクティブの新作『グランド・セフト・オートVI』のパッケージ版に、ディスクではなくダウンロードコードが同梱されると判明したばかりだったことが話題になっていた。ソニーの発表はその数日後というタイミングで、韓国のユーザーの間では「あれは布石だったのか」と受け止められている。
韓国のゲーム掲示板、小島秀夫氏の5年前の投稿を思い出す
ルリウェブに投稿された反応まとめは、2.6万件超の閲覧と134件のコメントを集めた。中でも多くの支持を集めたのは、ゲームクリエイターの小島秀夫氏が2021年8月に投稿していた「いつかデジタルデータすら、個人が自発的に所有できない日が来る」という趣旨の一文を引用し、「また予言が当たった」と評したコメントだった。海外の業界アナリストが「PS6は完全デジタル専用になるだろう」と次を予想する声や、パッケージ収集家を名乗るユーザーが「物理版が残っているのはあと1年半だけかと思うと気が重い」と落胆する声も相次いだ。
パッケージ版が買えるのはあと1年半
日本でもPS3・PS Vita向けストアの終了は無縁ではないが、今回の話の核は「新作の物理ディスクが消える」という一点に尽きる。中古で買う、友達に貸す、棚に並べる。そういう遊び方は2028年1月を境に、新作では成り立たなくなる。ルリウェブのコメント欄を見る限り、韓国のゲーマーが怒っているのは懐古趣味からではない。買ったものが本当に自分のものと言えるのか、という一番素朴な不安だ。同じ棚にPS5のパッケージを並べてきた日本のコレクターにとっても、決して遠い話ではない。
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