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【インド】インドで最も聴かれた日本の曲、1位は藤井風「死ぬのがいいわ」。上位5曲にRADWIMPSの新海誠映画曲

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/01
最終更新 2026/07/01
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【インド】インドで最も聴かれた日本の曲、1位は藤井風「死ぬのがいいわ」。上位5曲にRADWIMPSの新海誠映画曲

3行サマリー

  • Spotifyの2025年年間データで、インドで最も再生された日本の曲は藤井風「死ぬのがいいわ」。2位はRADWIMPSの「すずめ」だった。
  • インドの上位5曲は藤井風、RADWIMPS(2曲)、Creepy Nuts、imase。世界で日本曲1位だったCreepy Nuts「オトノケ」は、インドでは3位にとどまった。
  • 世界全体ではAdoがYOASOBIを抜いて海外再生数1位(海外比率およそ8割)、藤井風は日本人アーティストの海外4位。インドは藤井風と新海誠監督の映画が入口になっている。

インドで一番聴かれた日本の曲は藤井風、アニメ主題歌ではなかった

音楽メディアOnly Hitsが集計したSpotifyの2025年年間ランキングで、インド国内で最も再生された日本の曲が藤井風「死ぬのがいいわ」だったことがわかった。2位はRADWIMPSの「すずめ」、3位はCreepy Nutsの「オトノケ」、4位はimaseの「NIGHT DANCER」、5位はRADWIMPSの「スパークル(movie ver.)」と続く。日本の曲がインドでどう届いているのかを、実際の再生数で示した数字だ。

元ネタは音楽メディアOnly Hitsがまとめた国別ランキング

元ネタSpotify Wrapped 2025: Japan’s Biggest Hits Go Global(Only Hits / 2025年12月3日公開・2026年3月19日更新、Spotify Japanの年間データを引用)

Ado claimed the #1 spot for the first time, ending YOASOBI’s four-year reign. With nearly 80% of her streams coming from overseas, Ado has firmly established herself as Japan’s biggest global music export.

この記事はSpotifyの年間まとめから国別の上位曲を抜き出したもので、日本国内のヒットとは別に「海外で日本の曲が何を聴かれているか」を国ごとに並べている。インド編の顔ぶれは、他の国とはっきり違っていた。

インドの入口はTikTokのバズと新海誠の映画、その二本立て

インドの上位5曲を並べると、入口が二つに分かれているのが見えてくる。「死ぬのがいいわ」は2020年の曲だが、TikTokで世界的に広がり、Only Hitsによればアメリカ・フランス・タイ・インドの4カ国でチャートに入った。imaseの「NIGHT DANCER」も同じくSNS発で伸びたタイプだ。

もう一方の入口が新海誠監督の映画になる。2位の「すずめ」と5位の「スパークル」は、どちらもRADWIMPSが『すずめの戸締まり』『君の名は。』に書いた曲だ。インドでは劇場アニメが日本の音楽を運ぶ役割を果たしている。3位の「オトノケ」はアニメ『ダンダダン』の主題歌なので、アニメ経由の曲も入ってはいる。ただ、世界全体で日本曲1位だった「オトノケ」がインドでは3位に下がり、代わりに藤井風がトップに立った。この順位のズレが、インドの聴き方の特徴をよく表している。

日本のアーティストにとって、インドはアニメの外から開く市場

世界の数字も押さえておきたい。2025年はAdoがYOASOBIの4年連続首位を崩し、日本人アーティストの海外再生数で1位に立った。Adoは再生のおよそ8割が海外からで、藤井風は日本人アーティストの海外4位につけている。インドで首位を取った藤井風は、2026年1月にムンバイのフェス「Lollapalooza India」に出演し、ステージで「ここが我が家」と語った(あわせて読みたい:藤井風ムンバイ公演)。年間ランキングの結果は、その現地での手応えを数字の面から裏づけている。

日本のレーベルやアーティストから見ると、インドは「アニメのタイアップが決まるのを待つ市場」ではない。TikTokでのバズと、新海誠作品を入口にしたRADWIMPSのファン層が、すでに直接つながっている。アニメOPだけを窓口に考えていると、インドで実際に聴かれている曲の顔ぶれを取りこぼすことになる。

インドで日本の音楽は、アニメ主題歌以上の顔を持ち始めた

インドで最も聴かれた日本の曲が、アニメの主題歌ではなく藤井風だった。この一点に、いまのインドと日本の音楽の距離が出ている。SNSのバズ、劇場アニメ、そしてアニメOP。三つの入口が同時に開いていて、その割合は国ごとに違う。インド市場を見るなら、まずこの順位表の顔ぶれから始めるのがわかりやすい。

編集部
Velleity Note 編集部
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日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。