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【サウジアラビア】YOSHIKI、2000年前の世界遺産ヘグラで日本人初の演奏。日本・サウジ国交70年を祝う一夜

編集部
Velleity Note 編集部Overseas Reception, Read Straight
公開 2026/07/01
最終更新 2026/07/01
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【サウジアラビア】YOSHIKI、2000年前の世界遺産ヘグラで日本人初の演奏。日本・サウジ国交70年を祝う一夜

3行サマリー

  • YOSHIKIが2025年11月20日、約2000年前の岩窟墓が並ぶ世界遺産ヘグラ(サウジアラビア・アルウラ)で、日本人として初めてコンサートを開いた。全12曲を披露した。
  • アンドレア・ボチェッリやルドヴィコ・エイナウディら世界的巨匠だけが立ってきた舞台で、頸椎手術明け初の海外公演。新曲「LARMES」と、トランペット奏者イブラヒム・マルーフとの「ALULA」を初披露した。
  • 公演は日本とサウジアラビアの国交70年を記念するもの。2026年1月24日にWOWOWで独占放送され、現地に行けなかった日本のファンも観られるようになった。

YOSHIKI、2000年前の岩窟墓ヘグラで日本人初のコンサートを開いた

X JAPANのYOSHIKIが2025年11月20日、サウジアラビア北西部アルウラにある世界遺産ヘグラで演奏した。ヘグラはナバテア人が約2000年前に岩壁を削って造った墓群で、サウジアラビアで最初に登録された世界遺産だ。ここで日本人がコンサートを開いたのは、YOSHIKIが初めてになる。会場は数千本のキャンドルで照らされ、砂漠の遺跡にピアノの音が響いた。しかもこの日はYOSHIKI本人の誕生日で、2024年に受けた頸椎の手術から復帰して初めての海外公演でもあった。

Billboard報道:11月の一夜が1月24日にWOWOWで独占放送された

元ネタYOSHIKI、サウジアラビアでの最新コンサートをWOWOWで独占放送&配信決定(Billboard JAPAN / 2026年1月19日)

本公演は世界的巨匠だけが出演してきたコンサートシリーズで、YOSHIKIが日本人として初出演という快挙を成し遂げた。

この夜のもようは『YOSHIKI at Hegra Candlelit Classics in Saudi Arabia』として、2026年1月24日にWOWOWプライムで放送・配信された。現地まで足を運べなかった日本の観客にとっては、この放送がステージを追体験できる唯一の窓口になった。海外で起きた出来事が、数か月遅れで日本のお茶の間に届いた形だ。

ボチェッリやエイナウディだけが立った舞台に招かれた意味

ヘグラで開かれてきた「Candlelit Classics」は、これまでアンドレア・ボチェッリやルドヴィコ・エイナウディといった、クラシックの世界で名前の通った演奏家しか招かれてこなかった。そこにロックバンド出身のYOSHIKIが呼ばれた点に、この公演の重さがある。オープニングにはグラミー賞候補のトランペット奏者イブラヒム・マルーフが立ち、本編ではYOSHIKIと二人で新曲「ALULA」を演奏した。この曲は開演のわずか数時間前にアレンジを仕上げたという。さらに、フランス語で「涙」を意味する新曲「LARMES」もこの地で初めて披露された。セットリストは全12曲で、「Endless Rain」や「Art of Life」といったX JAPANの代表曲も並んだ。

現地の反応:サウジ王族と各国のファンが「涙が出た」と語った夜

会場にはサウジアラビアの王族や駐サウジ日本大使、各国から集まったファンが顔をそろえた。演奏を見届けた人たちは「圧倒された」「涙が出た」と口々に語ったと伝えられている。派手な照明や演出ではなく、2000年前の遺跡とキャンドルの明かり、そしてピアノだけで空間を成立させたことが、この評価につながった。海外の会場でYOSHIKIがどう迎えられるかは、日本のファンがずっと気にしてきた点でもある。世界遺産という格式の高い舞台で、名前ではなく演奏そのもので受け入れられた事実は、ひとつの答えになった。

日本とサウジの国交70年、新曲「ALULA」が架けた橋

この公演は、日本とサウジアラビアが外交関係を結んで70年という節目に合わせて開かれた。近年のサウジアラビアは、アニメやゲーム、音楽といった日本の文化を国内に呼び込むことに力を入れている。YOSHIKIのヘグラ公演は、その流れの中でも象徴的な出来事だった。土地の名前をそのまま冠した新曲「ALULA」を現地で書き上げて披露したことは、単なる海外公演を超えて、その場所と向き合った証しでもある。日本の音楽が海外でどう受け止められるかを追いたい人にとって、砂漠の遺跡で日本人が初めて認められたこの一夜は、あとから振り返ったとき転換点として名前が挙がる出来事になる。

編集部
Velleity Note 編集部
Overseas Reception, Read Straight

日本のアニメ・ゲーム・音楽・カルチャーが海外でどう受け止められたかを、賛否そのままに、現地語の一次ソースで確かめてから日本語にしています。褒めるだけの国内報道とは違う角度で。続報があれば更新日を明記して追記します。