📊 3行サマリー
- 韓国eスポーツ協会が5月18日に発表した愛知・名古屋アジア大会のLoL代表6人に、T1のFakerとKeria、HLEのZeus・Gumayusi・Zeka、Gen.GのCanyonが選出。
- 大会は9月19日〜10月4日に開催され、eスポーツは全11種目、韓国はPUBG MobileやGran Turismo 7を含む9種目に出場。
- Fakerは2018年ジャカルタ・2022年杭州(2023年開催)に続く3度目の代表入りで、杭州で獲った金メダルの2連覇を日本の地で狙う。
Faker、3度目のアジア大会代表に。9月の名古屋で杭州金メダルの2連覇へ
韓国eスポーツ協会(KeSPA)が5月18日、9月開幕の愛知・名古屋アジア大会LoL代表6人を発表した。中心はT1のLee “Faker” Sang-hyeok。2018年ジャカルタ、2022年杭州(実開催は2023年)に続き3大会連続で名前が入った。
名簿はTop: Zeus(HLE)、Jungle: Canyon(Gen.G)、Mid: Faker(T1)・Zeka(HLE)、ADC: Gumayusi(HLE)、Support: Keria(T1)の6人。T1所属または元T1がスタメン候補6人中4人を占める構成だ。現役T1のFakerとKeria、元T1で現HLEのZeusとGumayusiが韓国代表のユニフォームで再合流する。
Korea Times:「韓国は11種目中9種目に出場、PUBG MobileとGran Turismo 7も含む」
元ネタ:T1’s Faker included on Team Korea roster for upcoming Asian Games(Korea Times(Yonhap配信) / 2026-05-18)
Faker is set to represent Korea in the LoL category with Keria from T1, Zeus and Gumayusi of Hanwha Life Esports, and Canyon from Gen. G, in the upcoming sports event taking place in September.
Korea Timesは韓国eスポーツ協会の発表を引いて、韓国がアジア大会eスポーツ部門の全11種目のうち9種目に出場すると伝えた。バトルロワイヤルのPUBG Mobileとレーシングシムのグランツーリスモ7も含まれる。Fakerにとっては杭州2022(2023年開催)で獲った金メダルに続く、2つ目の金メダルが懸かる大会と位置づけている。
“ZOFGK”再現は4/5まで——Onerだけ抜けた「T1ロスター・ニア再結成」の意味
海外コミュニティで盛り上がっているのは、伝説のT1スターティング5「ZOFGK」(Zeus・Oner・Faker・Gumayusi・Keria)のうちJunglerのOner(オナー)以外の4人が韓国代表に揃った点だ。Insider Gamingは「OnerとChovyは選外」と報じ、Hotspawnは見出しに「ドリームラインナップから”O”が抜けた」と書いた。
選考は2024年から2年間のリージョナルリーグ・KeSPAカップ・World Championshipの実績ベース。JunglerはGen.GのCanyonに譲った形だ。完全再結成の夢は割れたが、4人がT1ユニフォーム時代と同じレーン構成で並ぶこと自体が韓国LoLファンのSNS上の最大の話題になっている。
🇯🇵 開催地・愛知・名古屋——日本のLoLファンが現地観戦できる初の機会
愛知・名古屋アジア大会は2026年9月19日から10月4日まで開催される。LoLのアジア大会公式メダル種目化は2022年杭州が初だったので、日本のLoLファンがメダル種目を現地観戦できる機会は今回が初めて。日本代表もLJL(League of Legends Japan League)ベースの編成で出場予定だ。韓国vs日本がグループステージで組まれれば、Fakerと日本選手が日本国内で当たる初の構図ができあがる。
LJLとKeSPAの双方とも、チケット価格・観戦エリア構成は7月以降の発表になる見込み。現状判明しているのは、名古屋・愛知近郊のLoLファンがスタンドからFakerのプレーを直接見られる可能性が現実的になった、というところまで。日本ローカルでも「3万円までならアリーナ席を取りに行く」というXポストが6月に入って増えており、海外勢の航空券手配の動きも始まっている。
韓国メディアと現地ファンの反応——「2連覇は確定路線」の温度感
韓国のeスポーツメディア・Inven Globalは、KeSPAの正式発表を「Faker率いる強力布陣」とほぼ確定路線で報じた。ナムウィキ・FMコリアなどのコミュニティも、「杭州の金メダル防衛は十分にあり得る」「OnerとChovyを外したのは2025年の成績順だから理屈は通る」という冷静なトーンが多い。日本のLJL勢への警戒は限定的で、「グループ通過は前提、決勝で中国とぶつかる」という前提で話が進んでいる。
韓国にとって金メダル防衛は”既定路線”、日本にとっては”自国でFakerを観られる祭典”
結論:韓国側はZOFGKの4人+Canyon+ZekaでアジアLoL金メダルの防衛を狙う既定路線、日本側は2022年杭州で生まれたLoLメダル種目を自国で初めて観られる祭典として受け取る、というのが今回の構図だ。優勝予想や対戦表よりも前に、Fakerが愛知・名古屋に来る——その1点で、日本のLoLファンにとってのアジア大会の意味は変わった。


